[race]ランニング日記:24キロ(第3回赤城山トレイルランニングレース・ミドルの部)

日曜日は群馬県・赤城山を走る赤城山トレイルランニングレースがあり、ミドルの部24キロに出てきた。3:35'54″で完走、44歳までの部で焼く280人のエントリーがあった中で27位でゴールすることができた。まずは満足満足。天候が不安定ではあったものの、特に怪我などのトラブルもなく、気持ちよく走り終えることができた。以下は備忘録。

距離:26.49 km

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タイム:3:39'24″ (手元計時のストップウオッチを止めるのを忘れていた)

ペース:8'16” / km

平均心拍:148

ランニング直後の体重:**

体脂肪率:**

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(前日・前橋市内で宿泊)

早朝の会場入りに備えて、前橋市内で前泊。都内から普通に電車を乗り継いで前橋駅に夕方に到着。実は前日の土曜日にスタート地点である赤城青少年交流の家で講習会やレセプションがあるのだが、一人で参加している身には居場所もなかろう、ということでそれらのイベントはスキップ。

まだ明るいうちに前橋市内を見学。土曜の午後なのに、というべきか土曜の午後だから、というべきか、閑散とした繁華街。怪しげな飲食街らしきものもあったが深夜になると盛り上がるのだろうか。どこかで食事をしようかと思っていたのだが、適当な店も見あたらず、結局駅前のイトーヨーカドーで弁当と果物、飲み物を買ってホテルに戻る。

3rd Mt. Akagiyama Train Running Race

ホテルは最近できたらしいコンフォートホテル前橋というビジネスホテル。グローバルなチェーンのビジネスホテル。部屋はコンパクトにまとまりつつもツボを押さえていて好感度。無線LANはもちろんだが、まともに仕事のできる机と椅子があり、コンセントも部屋の複数箇所に設置、携帯の充電に便利な台がベッドサイドにある。ベッドはダブルサイズ。

食事をし、シャワーを浴び、アド街で大岡山の紹介をしているのをみながら明日の装備チェックを終えると早々に寝てしまう。

(当日・スタートまで)

朝は4時過ぎに起床。シャワーを浴び、レース用に身支度を調える。空は厚い雲に覆われているが雨は降っていない。気温は少し低め。lafumaのジップTシャツとショートパンツにSKINSのアームカバーという出で立ち。

5時半ごろチェックアウトを済ませ、前橋駅前に。朝食に駅前で吉野家の牛丼を食べる。しかし、後で気づいたが8時のレース開始を考えると食事はもう少し早めに済ませておくべきだった。6時に駅前から出るバスに乗って、スタート地点の赤城青少年交流の家へ(このスタート地点がある富士見村は今月前橋市と合併したばかりであるとの由)。

思ったよりも早く、20分ほどで会場に到着。この頃から少し雨が降り出す。体育館で装備を最終確認し、荷物を置く。トイレで用を済ませてこちらも準備完了。

3rd Mt. Akagiyama Train Running Race

スタート地点に向かうが結構まとまった雨になってきた。開会式で招待選手の、トレイルランニング界の鉄人、最近プロとして独立した選手があいさつ。「僕は雨の日に山を走るのも大好きなんですよねー」。さすが、超前向きというか、トレイルランニングが好きでたまらないのだろうなあ。かっこいい。

3rd Mt. Akagiyama Train Running Race

雨はまだ止まないが、8時10分にいよいよスタート。

(前半・登りはかなりタフ)

スタートしてからしばらくは舗装された緩やかな登り道が続く。登りが微妙な角度で、どんどん走り続けるにはやや厳しい感じ。あまり無理をせずに時々早歩きに切り替えながら登る。こうして集団をばらけさせ、後で鍋割山への登り渋滞を作らないようにしよう、という意図のコース設定なのだろう。途中ですこしシングルトラックの下りを挟みつつも鍋割山登山口までの8キロくらいは舗装された道路が続く。

鍋割山登山口から本格的なトレイルになる。まずは登りだが、途中からかなり登り角度がきつくなり、足下も岩だらけで、走るというよりは四肢を使って這い上がっていく、という感じ。渋滞も発生。しかし、とあるランナーが話していたように、渋滞も筋肉を休める機会になると考えて落ちついて登る。やがてぱらついた雨は上がるが、山は霧で覆われる。

3rd Mt. Akagiyama Train Running Race

鍋割山山頂で11キロくらいとなり、ここからは細かい上り下りを繰り返すトレイルらしいコース。ここで少しずつ追い抜いていく。快調に駆け抜けて、軽井沢峠を右に折れてミドルコースの給水ポイント兼通過証明ポイントへ。水とバナナ、通過証明の赤いリストバンドを受け取り、すぐに折り返し、走りながらバナナを飲み込んでいく。

今日は補給食にはフラスコに移したPower Gel二袋、SOYJOY、ハイドレーションパックにアミノバリューを1.2L用意した。しかしハイドレーション以外はGelを少し口にしたくらい。ハイドレーションは少し飲み残してフィニッシュしていた。

(後半・気持ちのいい下りだが滑りやすくてひやひや)

後半は16キロ地点あたりで荒山の山頂を越えると後は下るだけ。トレイルで楽しい時間がやってくる。もっとも路面はガレ場に少し痛んでしまった木段などが散見されていい状況ではない。さらに少し雨が降ったことに加え、こちらの土が真っ黒な粘土質であることから非常に滑りやすい。2度ほど転んだが大事には至らなかった。

下りはすいすい、とはいかないが、大気圏に入って滑空しているスペースシャトルのようにどんどん下っていく。数人のランナーを追い抜いていると、前後に人の姿が見えなくなってくる。まるで一人で走っているかのようにどんどん下っていく。しかし走行しているとロングの部のトップを走る選手にはあっという間に抜かれてしまう。下りのスピードがすごい。

残り1キロ一寸のところで舗装された道路にでる。舗装された道路が足に響く。それでも何とかゴール。参加賞を受け取り、けんちんうどんを売っていたのを買って腹に収める。

だんだん身体が冷えてきたので、体育館に戻り、着替える。もう少し会場に痛かったが1時10分の前橋駅行きバスの時間が迫っていたので、とりあえずバスに乗って前橋駅へ。駅のそばの駅前温泉で汗を流してから3時過ぎの電車に乗り、高崎線経由で都内に帰還。

今回のレースは怪我をしなかったことに加え、決定的な減速などもなく、コンスタントに走り続けることができた。やはり山は楽しい。自宅に戻ってから、夏から秋にかけてのレースにいくつか申込をした。

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