ランニング日記:OSJ安達太良トレイル50K試走ツアー2日目

安達太良トレイル50K試走ツアー二日目。昨夜はあっという間に眠りに落ちたせいもあってか、翌朝は早起き。同室の有志メンバー、@n2n2noriさん、@oharinsatishaさんとああ5時半には支度して、朝ランに出かける。程なく、JOZY王子も追いかけてくる。

コースはレースのスタート地点である岳温泉からあだたら高原スキー場までの登りのロード区間。5キロほどの距離で、高度で470mを登る。レース最初で渋滞回避をねらうなら思い切り飛ばしたいところであり、レースの最後に脚がガクガクになりながら駆け下りていくところでもある。

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早朝でもあり、往路はコンスタントに確実に刻んで登る。天気もよく、流れる汗が気持ちよい。登りの最後は心拍数160まで上がった。下りは歩幅を少し大きくして、大きなフォームの動きで身体を前に進めていく。気持ちよく駆け下りて、1時間弱の朝ランは終了。

朝食の後、バスに乗り込んで野地温泉へ。本日は先日のコーストレーニングでご一緒したT谷さんもご参加。入手したばかりというをみせていただく。

レースでは横向温泉から野地温泉まではロードを走るのだが、本日は省略。野地温泉から旧土湯峠に上がって稜線上を鬼面山へ。鬼面山山頂にはハイカーの方が多数。妙齢のご婦人ハイカーの皆さんには「あら若い人が登ってきたわ。学生さん?」などと大もてw。鬼面山から箕輪山へと登るのだが、やはり岩が転がっている一方で粘土質でつるつると滑る溝もたくさんある、藪の中のトレイルで非常に登りにくい。足下ばかりみていると、倒木に頭をぶつけてしまう。箕輪山を越えてからコルまでの下りも滑りやすくて苦労する。向こうに見える鉄山の山腹にはまだ解けていない雪が残っている。

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鉄山との間のコルにある分岐点からは塩沢温泉の方へと下る。このトレイルは人通りが少ないのか、藪が濃く、トレイルは溝が落とし穴のようになってい
たりして、テクニカルなトレイルが続いている。苦労して馬返しまで到着。の増田さんがおやつと飲み物のエイドをしてくださった。

しばし休憩の後、最後の登りへ。湯川に沿って続くトレイルをくろがね小屋まで上がるのだが、人通りはそれなりにあるようでトレイルの踏み跡は濃い。
きれいな滝を眺めることができるところあり、丸太が一本渡しただけの渡渉あり、岩をよじ登るようにして進む登りあり、とアドベンチャーレースの様相。実際
のレースではこのあたりは非常に疲れていそうなので、渡渉はシューズが水に濡れることをおそれず、むしろ積極的に水の中に足を突っ込むくらいがよさそう。

くろがね小屋の手前のトレイルで、鏑木さんが少しペースを上げる。T谷さんが続き、私もおいて行かれないように必死についていく、という鎌倉での上級セミナーの展開になる。何とか必死について行く。

温泉のある山小屋であるくろがね小屋の前からは一気に下っていく。最後にはレースでは走らない奥岳自然歩道のウッドチップが敷かれたトレイルを走ってスキー場入口の登山口に到着。

以上がコースの概要。地図上でみるとどうということのない、緩やかな高原を進むようなトレイルにみえるが、実際には非常にテクニカルなトレイルで進む、登るのに大変手間がかかる、というパターンが多い。レースとしては奥久慈並み、あるいは奥久慈を越えるハードなレースとなりそう。

レースが行われるのは9月26日だが、前週に信越五岳110に出ることを考えると、エントリーは見送った方がよさそう。しかし、信越五岳を見送ったランナーであれば、安達太良トレイル50K は参加のしがいがあるレースだと思う。

トレーニングを終えて岳温泉で汗を流した後は、岳温泉の温泉街にある食堂・成駒さんの伝統の味、ソースソースカツ丼をロース&ご飯大盛りでいただく。レース当日も走り終わってこいつをいただけると最高だろうなあ。

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