[report] Pacing, not racing. また一つ学んだ信越五岳トレイルランニングレース2011ーその1

2011年09月25日23時29分55秒
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9月24日土曜日、三回目となる信越五岳トレイルランニングレース/Shinetsu Five Mountains Trail 110kが開催された。110キロという日本国内では有数の長さのトレイルランニングのレースでありながら、8カ所のエイドステーションと2カ所の給水ポイントが置かれ、補給食もふんだんに提供される他、選手のクルーが選手をサポートすることができるポイントがあったり、後半の45キロをペーサーと一緒に走ることができたりと、アメリカのトレイルレースの特徴が取り入れられているのが特徴。

エイドステーションのスタッフの皆さんは皆さんホスピタリティが高く、選手をサポートしようという姿勢で臨んでいただけるのがありがたい。またコースの要所、難所には必ずスタッフが配置されている。さらには開会式、フィニッシュ地点、閉会式も盛り上げる工夫がなされているなど、参加していて気持ちが和むレースだ。トレイルランニングを始めた人たちで、当面の目標をこの信越五岳の完走におくという人も多いようだ。

コースの累積標高は4,670mで110キロにしては少なく思えるかもしれない。実際、コースには傾斜が緩い舗装路や気持ちよく走れるフラットなトレイルも多く、初心者向けのコースに思えるかもしれない。しかし、タイムや順位を気にする人にとっては、長いコース上でどのように力を配分していくか、経験と戦略、ガッツが試されるだろう。さらに、どのようなランナーであっても必要な食料の補給が大きな問題になってくる。

当方も今回は3回目のチャレンジ。後半も何とか大きな失速を逃れ、14時間36分48秒、総合34位でフィニッシュできた。昨年の15時間34分、45位からもタイムを縮めることができたうえ、昨年のレース終盤の瑪瑙山下りで傷めたITB/腸脛靭帯もとりあえず無事。足指の爪も無事で、理想に近い結果とすることができた。

2011年09月25日23時29分55秒

以下、レースの振り返り。

ちなみに昨年の参戦記はこちら。

信越五岳トレイルランニングレース2010 | Dogs or Caravan.com

まもなくスタート:信越五岳トレイルランニングレース2010 | Dogs or Caravan.com

[trail]信越五岳トレイルランニングレース2010-その1 | Dogs or Caravan.com

[trail]信越五岳トレイルランニングレース2010ーその2 | Dogs or Caravan.com

[trail]信越五岳トレイルランニングレース2010ーその3 | Dogs or Caravan.com

[trail] 信越五岳トレイルランニングレースーその4 | Dogs or Caravan.com

[trail] 信越五岳トレイルランニングレース2010−その5 | Dogs or Caravan.com

[trail] 信越五岳トレイルランニングレース2010−その6(完結編) | Dogs or Caravan.com

(スタート〜3A妙高高原兼俣)

・当日は午前3時起床。用意を済ませて同宿の皆様でスタート地点のレストランハイジへ。思ったほど寒くない。雨が降ったのか路面が濡れているが、もう上がったようだ。ウェアは上の写真に加えてアームカバーとウィンドジャケットを着る。スタート地点に集まった人たちと話している間にあっという間に時間となり、午前5時半にスタート。

・前日のコースガイダンスの模様。石川弘樹さんとそれを最前列で聞く我々。

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・しばらくは気持ちのよいアップダウンとトレイル。知り合いのランナーと声を掛け合ったりしながら進む。あまりスピードは上げすぎず、心拍数140でキープ。途中で蜂に刺されたといって立ち止まっている人を見かけたが、その後、かなりたくさんの人が刺されたらしい。当方は特に何事もなく通過。

・斑尾山登山口のエイドステーション1Aは素通りして斑尾山へ。序盤のせいもあってあっさりと山頂へ。このあたりで女子で上位に入賞されたjunさん、小川比登美さんとすれ違い、その後会うことはなかった。スキー場のゲレンデのダウンヒルは慎重にスピードを抑え、2Aに到着。ボランティアやペーサーをする皆さんに盛大に迎えられる。hogeさんから38位くらいと教えてもらった気がする。給水をして出発。

・3A兼俣までは15キロくらい。例によって気持ちのよいパートでスピードを上げたい誘惑に駆られるが、心拍計を見ながらセーブ。しばらくするとトレラン仲間のキャットさん、tatsuroさんと一緒になり、「まるで(OSJ湘南クラブハウスで行われている鏑木さんの)上級セミナーみたい」といいながら3人で前後しながら走ることに。やがて当方が先頭になったが、実力ある二人が後ろにいると抜かれないようにペースを上げたくなるが、頻繁に心拍をチェックして140を維持。ダウンヒルではストライドを狭めて脚の衝撃を最小に抑える。袴岳の登りなどは無理せずに歩く。しかし、膝押しを使ってできるだけアグレッシブに登るようにした。

(3A兼俣から5A乙見湖へ)

・38.5キロ地点の3A妙高高原兼俣には9時20分くらいにはついただろうか。昨年よりはたぶん15分くらい早い。キャットさん、tatsuroさんはちょっと速すぎるのではとの話。確かにエイドにはまだ人が少なく、ちょっと早めについたのかもしれない。でも心拍数をみてしっかり抑えたはずだから後半もいけるはず。tatsuroさんは少し休んでいくというので、お先にスタート。冷やしトマトにかぶりつきながらキャットさんもスタート。

・兼俣から始まる7−8キロほどある関川沿いのゆるい登り。前半の苦しいポイント。我々が通過したときは日が出たり陰ったり。ここでも昨年より前後のランナーが少ない。キャットさんと前後しながら走る。途中の私設エイドで麦茶をいただく。昨年、一昨年は一部歩いてしまったこのパートを今年は全て走ってトレイルへ。

・この間、スタート2時間後くらいからジェルを中心に補給を始めているが、ジェルを摂ってもすぐに空腹感が出てくる。30分〜40分おきに積極的に補給。

・51.5キロ地点の4A黒姫高原駐車場まではトレイルに入った直後の登りこそきついものの、大半は比較的ゆるいアップダウンで気持ちよく走れる。自然とペースが上がって2.3人の人を抜いた。4Aが近づいてきたあたりの木段の登りで、女子上位入賞の上宮さんを追い越して、4Aへ。エイドのスタッフをしていたJUKUCHOの大きな声援で迎えられる。給水のほか笹寿司もいただいて再スタートしたのは11時40分くらいだったか。昨年より15分ほど早い程度か。エイドにいるうちにキャットさん、上宮さんもやってきていた。

・4Aを出るとゆるい登りの林道が結局6キロ以上続く。最初のうちは地図を確認しながら少し歩いていたが、後ろから快調にジョグで上がってくるランナーに抜かれ、ああこのパートは走り抜かなくてはと思い直して走り出す。結局最後まで走ったが、前後に人を見ない一人旅だった。関川を渡る橋の手前は苔むした岩場もあるちょっと注意を要するパート。このあたりで2,3人のランナーに追いついた。橋を渡って西野発電所の急坂は、さほど長く続かないとわかっていたので再び腕押しで積極的に登る。

・笹ヶ峰のクロスカントリーコースに出る。全体に極ゆるい登りだが、気持ちのよい森の中のトレイルで十分走れる。時折前にランナーの背中をみるが、ここも一人旅。

・5A乙見湖のエイドはドロップバッグをピックアップできたりペーサーと合流できたりする重要なエイド。温かい食事も用意されたりするのでつい長居しがちだが、できるだけ早く通過したいところ。当方はペーサーなしだが、ペーサーとして待機していたランナー仲間のagohigeさん、hogeさん、kenoさん、aokiさん、mayuさんなどに補給を手伝っていただく。その他エイドでスタッフをされている皆様にもご挨拶。結局7−8分で出発。13時20分過ぎくらいで去年より20分くらい早いか。体調はまだまだいける感じだが、左足は既に太ももの裏、ハムストリングスがかなり張っている気がする。

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2011年09月25日23時29分55秒