[obituary]「Born to Run」のカバーヨ・ブランコ、ニューメキシコ州でのトレイルラン中に事故死か

日本でも出版され、ベアフット・ランニングブームのきっかけとなった、クリス・マクドゥーガルの著書、「Born to Run」。その中で、いわゆるインディアンのタラフマラの人たちと走るウルトラマラソンレースで今年も3月4日に行われたばかりのコッパーキャニオンウルトラマラソンを企画する人物として登場するカバーヨ・ブランコ(白馬)。そのカバーヨ・ブランコことMicah Trueがニューメキシコ州でトレイルランに出かけて行方不明となっていたが、現地時31日土曜日夕方に遺体となって発見されたとのこと。享年58歳。

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火曜日朝に滞在していた山小屋からトレイルランに出かけたものの戻らず、地元の人たちの他、クリス・マクドゥーガルやスコット・ジュレックも加わった100人以上の態勢で捜索。土曜日夕方に遺体が発見され、これから検死が行われて死因が確認されるとのこと。

アメリカのとウルトラ/トレイルランニング界に大きな影響を残した人物の死が惜しまれます。

BREAKING: Micah True found dead in Gila National Forest – Silver City Sun-News

Micah True Found Dead in New Mexico | News

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
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1 個のコメント

  • ご冥福をお祈りします。

    僕はこの『BORN TO RUN』の結びが大好きで、アメリカのノンフィクションらしく切れ味するどい、爽快な読後感だと思っています。今まで読んだあらゆる本のなかで、一番好きな“結びかた”をしている本かもしれません。

    念願だったウルトラトレイルレースを開催し終えたカバーヨ(マイカ・トゥルー)の元に、某大手メーカーからレーススポンサードのオファーがきます。これでカバーヨもやっと安定した生活ができる(かもしれない)。

    それに対する彼の返答、これがトレイルレースの魅力をじつにストレートに表現してたな、と。

    著者クリストファー・マクドゥーガルさんの力量による部分もあるでしょうが、カバーヨさん、あんたサイコーです!

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