[DC] 原良和さん、大石由美子さんが受賞・当サイトがTrail Runner of the Year in Japan, 2013を発表

Trail Runner of the Year in Japan, 2013
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昨日12月3日、当サイト・DogsorCaravan.comは日本を拠点に活動するトレイルランナーで今年最も活躍した選手を表彰する「 in Japan, 2013」に原良和さん、大石由美子さんを選出しました。
同日夜に配信されたライブストリーミング番組の中で選考と発表が行われました。また特別賞として山ノ内はるかさん、宮原徹さん、神流町のうめこさんが選ばれました。

番組中では、先般発表された男女計30人のランナーについて紹介があり、当サイトの主幹・岩佐が客員エクゼクティブ・エディターのMinoru Inaba、Hiroaki Shinとそれぞれの選手について活躍ぶりを検証。最後には収録会場となった東京・岩本町のOnEdrop Cafeに集まったトレイルランナーの皆様と一緒に議論。その結果を受けて、番組の最後に岩佐が受賞者を発表しました。

Trail Runner of the Year in Japan, 2013 本賞

  • / 原良和さん
    今年のウルトラトレイル・マウントフジ/UTMFで優勝した原さん。今年注目を浴びたビックイベントで優勝したこと自体に加え、注目を浴びるイベントで周囲の応援や取材等からくるプレッシャーをはねのけて、海外から来日した数々の有力選手と堂々と渡り合い、勝利を収めたことに高い評価が集まりました。「UTMFでの原さんの活躍に相当するような見事なレースを国内でみることはしばらくないのでは」(岩佐)とのコメントも。
Yoshikazu Hara UTMF2013

UTMFで終盤の富士小学校のエイドに入る原良和さん。Photo by Koichi Iwasa / DogsorCaravan.com

  • / 大石由美子さん(La Sportiva)
    2013年の大石さんはIzu Trail Journey、ハセツネ、神流ロングなどの30-80kmくらいのレースで次々に優勝。1年以上もケガに悩まされたクイーンの復活の一年でした。さらに、昨年のUTMFをケガでリタイアして以来の念願だった100マイルレースでの完走を果たした姿も印象に残りました。
Yumiko Oishi Kanna2013

11月の神流マウンテンラン&ウォークで西御荷鉾山に到着した大石由美子さん。Photo by Koichi Iwasa / DogsorCaravan.com

Trail Runner of the Year in Japan, 2013 特別賞

  • / 山ノ内はるかさん
    安達太良、氷ノ山などで優勝した山ノ内さんは21歳。海外でも日本でも経験豊富なベテランランナーが強い女子トレイルランニング界でひときわ若い山ノ内さんの活躍はファンの間で話題になりました。山ノ内さんの活躍をきっかけに女子トレイルランニング界の裾野が広がることへの期待から特別賞に選ばれました。
  • / 宮原徹さん(La Sportiva)
    富士登山競走のレコードホルダーであり、山岳コースでのスピードで日本に右に出るものはない宮原さん。今年は8月のアメリカでのPikes Peak Marathonで優勝。アメリカでも最も古い山岳ランニングレースの一つであり、4000m近い高所まで駆け上がることからコースに慣れた地元選手が有利な中で、終盤までもつれ込んだ優勝争いを制したことはアメリカでは話題になりました。ただ残念ながら日本ではなかなかその成果の偉大さが伝わっていません。「Pikes Peakでの偉業をもっと多くの人に知ってもらいたい」(岩佐)との思いも込めて、特別賞に選ばれました。
  • 神流町のうめこさん
    毎年11月に開催される神流マウンテンラン&ウォークは地元の皆さんによる手厚いおもてなしで、トレイルランナーの間で大人気。過疎の進む山間部の地域活性化の取組みとしても注目を浴びています。神流町の持倉は山あいに位置する神流町の中でもさらに奥まったところにある小さな集落。そこに設けられるエイドステーションは地元の皆さんが率先して準備され、手作りのそばで人気です。当サイト岩佐がとらえたレース当日の持倉の写真の中に写っていた「うめこ」さんはそうした持倉の皆さんの代表として、ランナーへの深いホスピタリティが与えた感動に対して特別賞が贈られました。
Umeko Kanna2013

中央が特別賞を受賞した神流町のうめこさん。Photo by Koichi Iwasa / DogsorCaravan.com

その他選考で話題になった皆さん

ノミネートされた選手の中でも、ハセツネ優勝の東徹さん、九州を拠点にする荒木宏太さんはロードのレースで知られた俊足でトレイルランニングに挑んで結果を残したことが印象に残りました。ハセツネでの大杉哲也さんの粘り強さも話題に上りました。松本大さんは20-50kmくらいの山岳ルートを舞台とするスカイランニングの魅力を国内で広げつつ、自身も富士登山競走やキナバルで結果を残したことが評価されました。また山屋光司さんはUTMFでの昨年に続いてのトップ10入りの価値が大きいことについても注目しました。

女子では本賞の選考で大石さんと藤巻奈緒美さんのどちらが本賞にふさわしいか意見が分かれました。トライアスロンで活躍する藤巻さんの走力は日本の女子トレイルランニング界では飛び抜けた実力であり、世界に通用する、との見方で一致。来年の活躍に期待する声も聞かれました。さらに鈴木博子さんの国際的なイベントへの積極的なチャレンジとそこで残した結果については、日本の女子トレイルランナーとして稀有な存在で高く評価されるべきとの意見がありました。

当日、ライブストリーミングで配信された番組はこちらでご覧いただけます

3日に生放送で配信された番組の中では、Trail Runner of the Year in Japan, 2013の発表の他にも、3人で語る今年の日本のトレイルランニング界の出来事、3人が今年気に入ったトレイルランニングのシューズ、ウェア、ギアについても品物を持ち寄って紹介しています。約1時間半の番組は下でご覧ください。

Trailblazer TV LIVE – Trail Runner of the Year in Japan, 2013 今年のトレイルランニング・シーンを振り返る! – YouTube

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