概ね前回と同様・2017年のUTMB®の概要が発表に

UTMB®)の来年2017年のエントリーの要項が発表されました。2016年からはほぼ変更なしです。エントリー資格として必要なポイント数は2016年大会と同じ。2017年大会の抽選で外れた場合の次回への特典(2回連続落選の場合の優先権と次回抽選での抽選券2枚)も2016年大会と同じです。

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UTMB-2016-logo-ColumbiaUTMB®(旧称・ウルトラトレイル・デュ・モンブラン/®)は170kmのUTMB、101kmのCCC、119kmのTDS、55kmのOCC、そして290kmのチーム参加イベントのPTLが毎年8月の最終週に開催。今年2016年は8月22日〜28日に開催されます。

昨日UTMB®大会ウェブサイトで発表された来年2017年の開催要項は次の通りです。

開催日

  • 2017年8月28日(月)〜9月3日(日)

エントリー期間

  • 170kmのUTMB、101kmのCCC、119kmのTDS、55kmのOCC:2016年12月15日(木)〜2017年1月4日(水)にプレエントリー。プレエントリーの数が各レースの定員を上回った場合はその後抽選が行われる。
  • PTL(290kmを二人以上のチームで走るイベント):2016年12月15日(木)〜2017年1月4日(水)にチーム代表者がプレエントリー(これに先行してメンバー全員が各々大会ウェブサイトでアカウントを作成しておく必要がある)【先着順だったのが昨年からプレエントリー期間が設けられました。昨年はプレエントリー期間が六日間と短かったですが、他のレースと同じ二週間となりました。】

参加資格

UTMB、CCC、TDS、OCCについては、大会が作成するリストにあるレースで、2015年1月1日から2016年12月31日に開催されるものを完走することで以下の所定のポイントを獲得することが参加資格となります。 2016年大会と必要となるポイント数に変更はありません。

  • UTMB: 9ポイント(新ポイントで15ポイント)を最大3レースの合算で獲得すること【2014年は7ポイント、2015年は8ポイント、2015年は9ポイント】
  • CCCおよびTDS: 3ポイント(新ポイントで7ポイント)を1つまたは2つのレースの合算で獲得すること【2016年、2015年と変わらず、2014年は2ポイント】
  • OCC: 1ポイント(新ポイントで3ポイント)【2016年と変わらず、それ以前はポイントによるエントリー資格はなかった】

なお、2014年のUTMB, CCC, TDS, OCCの完走者は、それぞれのポイントをエントリーに必要なポイントにカウントすることができます。

PTLについては2人か3人のチームでエントリーしますが、プレエントリー時にメンバーそれぞれの山岳経験、競技経験について所定の自己申告書(書式は2016年12月に公表)に沿って記入。その内容を大会事務局が審査して参加資格の有無を決定します。そしてこの審査にパスしたチームが定員を超えた場合に抽選。

このPTLの資格審査は前回2016年大会から導入され、それ以前は『最低一人がこれまでUTMBかPTLを完走していること』、『最低一人が公認資格(山岳ガイドなど)を保有していること』、『山岳での耐久レースなどの経験が3年以上あり、UTMB大会主催者が事前に適格と認めたこと』などの具体的な条件が設けられていたところから変更されています。

抽選

  • 抽選の日時: UTMB, CCC, TDS, OCC, PTLとも2017年1月12日(水)10:00(日本時間同日18:00)に抽選結果が発表されます。
  • グループエントリーと抽選:従来通り、複数のランナーがグループでエントリーし、抽選で当選または落選が一緒に決まるグループエントリーの仕組みが設けられていますが、グループでも個人でも当選の確率に変更はない、とされています。後述の前回までの落選に伴う優先権などの特典はグループの全員に適用されることはなく、TDSとUTMBにそれぞれエントリーするグループの場合はUTMBにエントリーするランナーが当選しない場合グループの全員が落選となります。グループエントリーで当選する確率は個人のエントリーよりずっと低くなるといえるでしょう。

抽選によらない有力選手のエントリー枠

2016年大会からパフォーマンス・インデックスにより、エントリーフィー免除、エントリー有料などの区別を設けて抽選なしの優先エントリーが認められることが明文化されましたが、同様の条件によるエリート選手の優先エントリーが認められます。次の条件に該当するランナーは2017年1月4日までに大会に連絡を取り、それぞれ手続きを進めることとされています。

  • UTMBの場合
    • エントリーフィー免除:男子で850点以上、女子で750点以上
    • エントリー有料:男子で750点以上、女子で650点以上
  • CCC, TDS, OCCの場合
    • エントリーフィー免除:男子で800点以上、女子で700点以上
    • エントリー有料:男子で700点以上、女子で600点以上

ちなみに本稿執筆時点で日本のランナーで850点を超えているのは松本大 / Dai Matsumoto(889点)、近藤敬仁 / Yoshihito Kondo(877点)、上田瑠偉/Ruy Ueda(863点)の3人。800点を超えているのは東徹、原良和、宮原徹、大杉哲也、奥山聡、鏑木毅、野本哲晃、奥宮俊祐、小原将寿、三浦裕一、平澤賢市のみなさん。799-750点には50人強の日本のランナーがいます。女子では700点以上は不在、650点以上が今泉奈緒美高島由佳子フィエルドちあき丹羽薫北島良子大石由美子宮崎喜美乃福田由香理上宮逸子の皆さん。649-600点には30人強の日本の女性ランナーがいます。

 前回までの落選に伴う特典

落選に伴う次回以降の優先参加権、優先での優遇については前回までと同様の仕組みです。ただしPTLの抽選での落選には特典はありません。

  • 2015年、2016年の両方で抽選で落選した場合の特典: 2015年と2016年の大会へのエントリーで両方とも抽選に落選し、2015年にTDSへの振替参加をしていない場合は2017年の大会には抽選なしで優先参加権が得られます(昨年と同じ)。ただし、優先参加権が得られるのは落選した2回と同じレースで、2017年のエントリーに必要なポイントも満たしている必要があります。
  • 2016年大会のエントリーで落選した場合の特典: 必要なポイントを満たして2016年大会と同じレースにエントリーした場合、2017年大会での抽選券が2枚になります(昨年と同じ)。
  • 2017年大会の抽選で落選した場合の翌年以降の特典: 2017年大会と同様の特典が得られます。すなわち、2016年と2017年に両方とも落選した場合は2018年大会への抽選なしでの優先エントリー権、その他の場合は2018年大会での抽選券が2枚になります。
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