【追記あり】レポート・足でたどる能登の歴史と文化。峨山道トレイルラン・プロモーションイベント

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石川県の能登半島で昨年初めて開催された峨山道(がさんどう)トレイルランは總持寺(輪島市)と永光寺(羽咋市)を結ぶポイント・トゥ・ポイントの75kmのトレイルランニングレースで、新幹線の開通で注目を集める北陸の新しいトレイルランニングイベントとして話題となりました。

今年は5月14日土曜日に開催される峨山道トレイルランに向けたプロモーションイベントが、東京・岩本町のOnEdrop Cafe.(ワンドロップカフェ)で2月18日に開催されました。昨年の大会で活躍した小原将寿、青木光洋、小川比登美の皆さんが大会の魅力について話したこの日のイベントの模様をご紹介します。【追記:2016年の峨山道トレイルランは5月14日に予定されていましたが、野生生物や自然環境への配慮のため開催日が11月13日日曜日に変更されました。 2016.5.12】

(photo courtesy of 峨山道トレイルラン)

Gasando-2016PR-4runners.この日のイベントが開催されたのはトレイルランニング関係のイベントではおなじみのOnEdrop Cafe.。この日は一般の参加者だけでなく、プレス関係者なども参加して50人ほどが会場に集まりました。

能登の里山、峨山禅師の足跡をたどる75km

大会実行委員会の川端雅博さん(輪島市スポーツ推進室)から開会あいさつの後、大会アドバイザーの相羽大輔さんが今年の峨山道トレイルランの概要について説明。昨年の第一回大会とは向きが入れ替わり、大本山總持寺祖院(輪島市)をスタートして永光寺(羽咋市)へと向かう75km / 2,800mD+のコースとなることがアナウンスされました。「コースの最高標高は368mで、能登の里山と町をつないだコースとなっているのが特徴。コースが總持寺や永光寺の歴史ある建造物をくぐり抜けており、珍しい体験ができる。」とコースの特徴をアピール。

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第一回大会は永光寺の回廊を通り抜けてスタート。Photo courtesy of 峨山道トレイルラン

峨山道の名前の由来となっている峨山禅師(がざんぜんし)は鎌倉時代の曹洞宗の高僧で、二十五哲と知られる優秀な僧侶を育てたことでも知られています。峨山禅師は今回の大会のスタート・フィニッシュ地点となる總持寺と永光寺の住職を兼ねていた20年余りの間、毎朝50km以上の山道を往来して両方のお寺で朝のお勤めを欠かさなかったと伝えられているとのこと。この言い伝えを受けて地元では峨山禅師の足跡をたどる「峨山越え」が行われていて、それが峨山道トレイルランへとつながりました。

続いて、同じく大会アドバイザーでオリエンテーリングやトレイルランニングでアスリートとしても活躍している円井基史さんが昨年の第一回大会について、写真や動画を交えてプレゼンテーションを行いました。「昨年は永光寺の回廊を駆け抜けるコースが参加者に好評」、「峨山道が禅を通じて己と向き合う場所だったことを偲んでもらうため、エイドでも提供するのは水、塩、塩せんべいだけと敢えて質素にしている」といった説明がありました。コースの特徴については「コースの標高はさほど高くなく、里山をたどるコースとなっているが、長く続く登りが現れたりするので簡単なコースではない。今年のコースは昨年よりもトレイルが増える見込みなのでお楽しみに」とのこと。

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大会実行委員会の川端雅博さん(輪島市スポーツ推進室)

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大会アドバイザーの相羽大輔さん

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大会アドバイザーの円井基史さん

地元を挙げての歓迎、今年はコースにトレイルも増える予定

続くトークのコーナーでは昨年の大会に出場した小原将寿(男子優勝)、青木光洋(男子2位)、小川比登美(女子2位)と今年出場予定のの皆さんが登場。小原将寿さんは「全体的に走れるところが多く、草木の緑がきれいで次第にペースが上がった。でも中盤にはロードを交えた長い登りが続くところがあって、そこは予想以上に苦しかった。」と振り返ります。青木光洋さんは「自分はレースは順位を競うというよりも走ることを楽しむことを大切にしたいと思っている。でも終盤に2位争い(3位の伊藤健太さんと)をしたのは楽しかった。」と話しました。

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イベントでトークに参加した小原将寿、小川比登美、青木光洋、大瀬和文(右から)

今年が初めての峨山道となる大瀬和文さんは「70kmものトレイルを走るのは、1日の経験や景色を楽しむ旅だと考えている。参加する皆さんも走力をつけて是非フィニッシュまで峨山道の1日を楽しんでほしい」と話す一方、自身の峨山道での目標については昨年の小原さんの優勝タイム6時間10分に対して「6時間以内を目標にします」と自信を見せました。

小川比登美さんからは「コース上では畑仕事をしているおばあちゃんが手を止めて応援してくれて、フィニッシュではお坊さんが出迎えてくれたり、と地元を挙げての歓迎が嬉しかった」との感想。さらに、「フィニッシュ地点で披露された御陣乗(ごじんじょ)太鼓のリズムと迫力には圧倒されました。是非皆さんに直接見てもらいたい。」と感激を伝えました。

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第一回峨山道トレイルランを走る小川比登美さん。

現在エントリー受け付け中、申し込みはお早めに

第二回峨山道トレイルランは5月14日土曜日開催。前日13日金曜日に受付とブリーフィングが行われるほか、当日受付での参加も可能。翌日15日日曜日にはオプショナル・ツアーも企画されています。75kmのレースは午前6時に總持寺祖院前(輪島市)をスタート、フィニッシュは永光寺(羽咋市)で制限時間は14時間30分。現在エントリーを受け付け中です。【追記:2016年の峨山道トレイルランは5月14日に予定されていましたが、野生生物や自然環境への配慮のため秋に開催時期が変更されることが発表されました。具体的な開催日は未定、参加料は返金されます。 2016.2.28】

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大会協賛の各社からもゲストが参加。Answer4の小林大允氏。

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フランスのトレイルの楽しみ方を伝えていくというRaidLight Japanの笠原氏(右)と小山田氏。

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昨年は上位を独占したTeam HOKA。

(協力・峨山道トレイルラン

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