DC Weekly | 今週末はLavaredo、Mont Blanc Marathon、Western States・2016年6月21日

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前週末の主な大会のリザルトの紹介に続いて、この記事でビッグイベントが集中する今週末の予定についてお伝えします。

前週末の主な大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weekly。このDC Weeklyへ皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。2016年の国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーもぜひご利用ください。

(写真・2014年のモンブランマラソンの80kmのレース)

今週末のイベント

6月23日木曜日 – 26日日曜日:The North Face Lavaredo Ultra Trail

  • UTWT-Ultra Trail World Tour logoThe North Face Lavaredo Ultra Trail(119k、47k、20k):イタリア北東部のドロミーティ山地で開催され、大会の拠点はコルティーナ / Cortina d’Ampezzoとなります。119kmのコースの累積獲得高度は5,850mD+で制限時間は30時間。Ultra-Trail World Tourの後半戦となる第7戦となっています。今年のLavaredoは例年以上に有力選手が世界から集まるハイレベルなものとなりそうで、ファンには気になるところ。119kmのスタートは24日金曜日の午後11時(日本時間25日土曜日の午前6時)となります。
    • 女子ではやはり2013年のUTMBで圧倒的なタイムで二連覇を果たしたアメリカのローリー・ボジオ / Rory Bosioに注目したいところ。ボジオとともに優勝争いを繰り広げそうなのは、まず昨年のUTMFで優勝、UTMBで2位のウシュエ・フライエ / Uxue Fraile Azpeitia(スペイン)。フライエは今年3月のTransgrancanariaで3位となっています。スイスのアンドレア・ヒューザー / Andrea Huserは今年に入ってからTransgrancanaria、MIUT(マデイラ)で2位、先月のMaXi Raceで優勝。同じくスイスのデニス・ジンマーマン / Denise Zimmermannは昨年のUTMBで3位でした。このほか、フランチェスカ・カネパ / Francesca Canepa(イタリア)、フェルナンダ・マシェール / Fernanda Maciel (ブラジル)、マヌエラ・ヴィラセカ / Manuela Vilaseca(ブラジル)、フェデリカ・ボイファバ / Federica Boifavaリサ・ボルザニ / Lisa Borzani。そしてUTMBで6度優勝のリジー・ホーカー / Lizzy Hawker(イギリス)も登場します。香港からはワン・チョウ / Wyan Chowマリー・マクノートン / Marie Mcnaughtonが参戦します。
    • 女子と同じく男子の顔ぶれも充実。優勝候補としては昨年のUTMFで優勝したゲディミナス・グリニウス / Gediminas Grinius(リトアニア)で、グリニウスは3月のTransgrancanariaで2位。アメリカのマイク・フート / Mike Footeは2013年のUTMBで5位、2014年UTMFで3位、Lavaredoで2位。昨年はHardrockで2位でした。最近頭角を現している若手では今年に入ってHK100で4位、Transgrancanariaで3位、UTA(オーストラリア)で優勝しているパウ・カペル / Pau Capell Gil(スペイン)。パウ・バルトロ / Pau Bartolo (スペイン)、シルバン・コー / Sylvain Court(フランス)も優勝争いに絡みそうです。その他トップ10圏内ではジェライ・デュラン / Yeray Duran Lopez (スペイン)、スコット・ホーカー / Scott Hawker(ニュージーランド、在オーストラリア)、ジョナス・ブード / Jonas Buud(スウェーデン)、ハビエ・ドミンゲス / Javier Dominguez (スペイン)も。最近はレースでの結果から遠ざかっているジュリアン・ショリエ / Julien Chorier (フランス)、ミゲル・ヘラス / Miguel Heras (スペイン)、ニック・クラーク / Nick Clark(イギリス、在アメリカ)、ジェズ・ブラッグ / Jez Bragg(イギリス)、アンディ・サイモンズ / Andy Symonds (イギリス)にも注目。アジア関連ではサンゲ・シェルパ / Sangé Sherpa(ネパール、在フランス)、ストン・ツァン / Siu Keung, Stone Tsang(香港)、ヴラド・イクセル / Vlad Ixel(オーストラリア、在香港)の名前も。日本からは小林慶太 / Keita Kobayashi渡邊千春 / Chiharu Watanabeがエントリーしています。

6月24日金曜日 – 26日日曜日:Marathon du Mont Blancなど

  • モンブラン・マラソン / Marathon du Mont Blanc(80k, 42k, 23k, 10k, VK):シャモニーを舞台に開催されるトレイルランニングのイベントとしてUTMBに並ぶ人気の大会。当サイトでも2014年にこの大会を取材しています。このモンブランマラソンのコースはもとからテクニカルで雪が残るパートをUTMBよりも多く含んでいますが、今年は例年以上の積雪があったことから80kmのコースは一部変更されることがアナウンスされています。レースは80kmが24日金曜日午前4時(日本時間同日午前11時)、VKが同日午後2時(日本時間午後9時)からスタート。42kmは26日日曜日午前7時(日本時間同日午後2時)にスタートします。
    • 80kmではオーレリアン・コレ / Aurelien Collet(フランス)、ドミトリー・ミヤエフ / Dimitry Miyaev(ロシア)、ディエゴ・パゾス / Diego Pazos(スイス)、ジョルディ・ガミト / Jordi Gamito(スペイン)、サシャ・デビラズ / Sacha Devillaz(フランス)が優勝候補。女子はカロリーヌ・シャヴェロ / Caroline Chaverot(フランス)、ドン・リー / Dong Li(中国)が出場します。日本からは大瀬和文が参戦します。
    • 42kmは昨年からスカイランニングであのキリアンをしのぐ逸材と注目される若手、レミ・ボネ / Remi Bonnet(スイス)が登場。そこにアメリカのスピードランナー、マックス・キング / Max King、中国のヤン・ロンフェイ / Longfei YanとTeam Salomonが優勝争いを繰り広げそうな予感です。そこにグレッグ・ヴォレ / Gregory Vollet(フランス)、シルバン・カミュ / Sylvain Camus(フランス)がどう絡むか。女子ではスカイランニングの上位常連、メーガン・キンメル / Megan Kimmelがレースをリードしそうです。
    • このほかVK(バーティカルキロメーター)にはかつて富士登山競走で優勝の経験を持つジョナサン・ワイアット / Jonathan Wyatt(ニュージーランド)がエントリーしています。
  • Gran Trail Peñalara (110k / 80k / 60k):スペイン中央部のグアダラマ山脈で開催されるトレイルランニングレース。スペイン・ウルトラカップ / Spain Ultra Cupのシリーズ戦です。
  • Ultra Trail du Mont Albert / Canadian Skyrunning Festival (VK, 22k, 42k, 100k):カナダ・ケベック州で開催。カナダのスカイランニング・ナショナルシリーズのレースでVKから100kまでのレースが開催されます。
  • SKYRUNNER_WORLD_SERIES_2016-squareLivigno Skymarathon (35k):イタリア北部・リヴィーニョで開催。34km / 2,700mD+のSkymarathonのほか、17km / 1,000mD+のLivigno TrailとSanta Caterina Vertical Kilometerが開催。スカイランニング界のレジェンドの一人であるマルコ・デ・ガスペリ / Marco De Gasperiがプロデュースする大会で、34kとVKはスカイランナー・世界シリーズ / Skyrunner World Seriesのレースとなっています。

6月25日土曜日:San Juan Solstice

  • San Juan Solstice (50マイル):アメリカ・コロラド州のサンフアン山脈で開催。
  • Geoje Jimaek Trail Run(70k, 39k, 13k):韓国南部の巨済島(コジェド)で開催。70kmのコースの累積獲得高度は5,200mD+。日本から平田明寛、岩楯志帆が参加します。

6月25日土曜日 – 26日日曜日:Western States

  • UTWT-Ultra Trail World Tour logoWestern States(100マイル):アメリカ・カリフォルニア州で開催され、1974年に始まった世界で最も伝統ある100マイルトレイルランニングレースで、Ultra-Trail World Tourの第8戦となっています。アメリカだけでなく世界からも有力選手が集まることで注目されるこの大会ですが、今年の男子は過去の優勝経験者、そして昨年のトップ10のランナーのほとんどが不在というレースになります。男子では2014年にUTMF、UTMB、レユニオンで優勝したフランソワ・デンヌ / François D’haene(フランス)が優勝をつかむか。昨年のこの大会では14位に終わった後、今年に入ってからはHK100で優勝、コルシカ島のロングトレイル・GR20(180km)でのFKT新記録更新といった活躍ぶりです。昨年のUTMBで後半の猛チャージで3位となったデビット・ラニー / David Laneyにも注目です。ラニーはウェスタンステイツでは2014年に20位、昨年8位でした。スピードランナーとして知られるセイジ・カナディ / Sage Canadayは昨年リタイアしたUTMB以来の100マイルへの挑戦です。今年のTransvulcaniaで3位でした。さらに昨年のUTMFで序盤をリードしてリタイアしたディドリク・ヘルマンセン / Didrik Hermansen(ノルウェー)、3位となったジェフ・ブラウニング / Jeff Browniningも今年のウェスタンステイツに出場します。一方女子は、昨年のチャンピオン、マグダレナ・ブーレ / Magdalena Bouletが今年も優勝候補の筆頭。昨年のCCCでは2位となっています。さらに昨年15分差で2位となっているケイシー・リックタイ / Kaci Lickteig、昨年のUTMFで2位で同じく昨年のこの大会では4位だったアライザ・ラピエール / Aliza Lapierre、4月のLake Sonoma 50マイルで優勝して今回が初めての100マイルとなるイオウ・ワン / YiOu Wang、といったランナーがレースをリードすることになるでしょう。ステファニー・ハウ / Stephanie Howeは2014年のこの大会の優勝者で昨年は3位、UTMBで8位でしたが今回はアキレス腱の手術からのリカバリー中で出場を見送りそうです。今年のウェスタンステイツのスタートは25日土曜日午前5時(日本時間同日午後9時)です。
  • The Beast Trail (100k, 50k, 26k, 12k):台湾・台北郊外の長城溪森林 / Great Wall Creek Forestを起点に開催されるトレイルランニングレース。100kの累積獲得高度は7,600mD+というコースです。
  • トランスジャパンアルプスレース(TJAR)選考会:今年8月7-14日に開催される本大会への出場資格を各種の実技で確かめる選考会で、先週末に発表された書類選考結果に基づいて58人が参加します。この選考を経て、定員を上回った場合には抽選が行われて、本大会への出場する30人が決まります。

6月26日日曜日:サロマ湖100k、スパトレイルなど

  • Olympus Marathon (44km):ギリシャの最高峰、オリンポス山で開催されるトレイルランニングレースで、標高0mから2800m付近まで登って降りてくるという大会。
  • サロマ湖100kmウルトラマラソン(100k / 50k):北海道・サロマ湖畔をコースとするロードの100kmウルトラマラソンで、今年は31回目の開催。100kmのスタートは26日日曜日の午前5時。
  • スパトレイル〔四万to草津〕(72.7k / 38.1k):群馬県四万温泉から野反湖などを経て草津温泉に至る72kmのトレイルランニングレース。当サイトの選ぶ有力選手は、男子では鬼塚智徳(昨年優勝)、森本幸司栗原孝浩西原隆之土屋克則、女子では大庭知子(一昨年2位、昨年3位)、宮崎喜美乃(昨年2位)。大会当日の通貨状況のオンライン速報はこちらから。
  • 日本百名山・両神山麓トレイルラン(20.7km/11.1km/5km):埼玉県小鹿野町。両神神社奥社までのコースを周回するコースで開催。
  • 榛名山トレイル・榛名湖フルマラソン(フルマラソン、ハーフマラソン、榛名山往復トレイル):群馬県の榛名湖畔の5.5kmの周回コースで開催。
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