[training] 春の箱根でロングトレイルトレーニング

晴れの日中は汗ばむほどで外に出るのが気持ちよい季節。世の不安や矛盾は消えないが、先週の麓トレイル行でそろそろあちこちの山に出かけようという気分にもなってきた。というわけで、大雨が上がった日曜日はへ。

トレイルランのトレーニングとしては、この時期はできるだけゆっくり長時間走るロングトレイルを繰り返しておきたい。となれば箱根外輪山をぐるりと巡るコースだ。最近はのあの方もここでトレーニングをされたようなので、ならば自分もと思った次第。時間が読めず、気ままに楽しみたいので敢えてのソロ。

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漆黒!箱根ぐるりトレラン|YAMAYA.BLOG

http://connect.garmin.com:80/activity/embed/81192416

朝はそれなりに早起きをして、8時過ぎに箱根湯本到着。朝が早いとはいえ、湯本の町も人が少なめで少々さびしい。ロマンスカーも運転していないし。

買い物など準備して8時半にスタート。塔ノ岳までは一気の標高差450mの上り。今回のコースは箱根町までなら一昨年の夏に走ったことがあるが、そのときの記憶よりは割とすんなりと登れた。いい感じのウォームアップ。しかし、風が吹くと肌寒いのでアームカバーを着用。

ゆるいアップダウンを続け、箱根の町を一望したり、白く輝く富士山を眺めたり、笹の間を走ったりしているうちに明神ヶ岳到着。ここでブログなど拝見している@kimatsuさんとすれ違った模様。当方はさっさと立ち去ってしまったので失礼しました。

できるだけ山

Running along Hakone volcano ridge

明神ヶ岳から先は結構ハイカーで賑やか。金時山への急登の分岐点では団体ハイカーさんたちがたくさん立ち止まっていて、山頂へのトレイルを見逃して公時神社におりそうになってしまった。山頂直下の急登も2年前よりは割とすんなり登ってしまって金時山山頂。12時過ぎだったが、山頂は大賑わい。金時茶屋でCCレモンを買って、エナジーバーを囓る。風が強いので山頂はかなり寒い。でもみんなここでお弁当を広げたり湯を沸かしたりしたいんだよねえ。確かに富士山の眺めはよいし。

Running along Hakone volcano ridge

金時山から先はアップダウンはあるが小さなもので楽しめるトレイル。時折、芦ノ湖や富士山のすばらしい眺望が広がる。下は丸岳からの眺め。このあたりで鎌倉での上級セミナーで時々ご一緒する方が向こうから走ってこられるのに遭遇。お互い同じコースを反対側から進んでいるらしい。この後もときどきランナーと遭遇。

Running along Hakone volcano ridge

湖尻峠に下りる手前あたりも視界が開けて楽しいトレイル。強い風に吹かれながらここで久々の動画シリーズ。

山伏峠の先にあるレストハウスではつい寄り道。なんだか小腹も空いてきたので補給。

Running along Hakone volcano ridge

そのまま箱根峠から旧箱根街道の石畳をおそるおそる下って箱根町の手前から芦ノ湖西岸のトレイルへ。初めて来たが、途中はいい感じのシングルトラックがありながら、湖畔でアップダウンがあまりないので気持ちよく走れる。鏑木さんがPEAKSの新連載(祝!)で「哲学のトレイル」としてオススメされているのもよくわかる。

10キロ近く走って湖尻水門に到着したらもう午後4時過ぎ。日が陰ってきて風が強まり非常に寒い。ウィンドジャケットを来ているがこのままだとちょっとまずい感じ。本当はこのまま桃源台を経て湖尻方面から神山へ標高差700mの登りとなるのだが、今回はパス。今日は前日土曜の夜にそれなりに走ったせいか、ちょっと粘りが足りない感じ。

姥子を経て大涌谷に上がったが期待していたロープウェーは駅が既に閉まっていて乗れそうにない、というかあたりにはもう人影がない。風が強くて寒いが、仕方がないのでロードを走って強羅を目指す。幸い下りなので、道を確認しながら楽に強羅駅まで到着。午後7時頃、計57キロ。

湯本で温泉につかってから帰ろうと思ったが、遅くなりそうなので、さっさと電車で帰宅。

ひそかにねらっていた2007年に行われた伝説のトレイルレース、箱根50K のコースを完走するというねらいは達成できなかったが、バラエティに富んだ外輪山のトレイルを楽しめた。50K のコースを完走するにはYAMAYAさんのブログにあるようにもっと時間を長くみた方がよさそうだ。

 

 

 

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