[race] いよいよ来週・ハセツネカップ、あるいは第19回日本山岳耐久レース(24時間以内)

最近ブログが滞りがち。ネタはいろいろあるのですが、書き出す気力と体力が失せがちの今日この頃。
そんな中ではありますが、いよいよ来週の11月22日土曜日に迫った、ハセツネこと第19回日本山岳耐久レース。秋川、奥多摩のトレイルを巡って五日市に戻ってくる71.5キロ、累積獲得高度は当方のGPSによれば5000m弱の、日本を代表するトレイルランニングレースといわれている。

伝統あるレース故か、その形式、ルール、カルチャーは、日本の国内外をみても特異な面があるように思う。トレイルランを愛好する人が増え、様々なレースが行われる中で、ハセツネに対するいろいろな意見も聞く。

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そうしたことについても思うことをまとめてみたいが、このレースには当方も出場予定。レースに出るに当たってのメモを残しておきたい。

ハセツネ(長谷川恒男)カップ 日本山岳耐久レース オフィシャルサイト
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Tシャツ(完走者だけに配布されるフィニッシャーTシャツ)を取りに来い!ということでございますw。このあたりにもハセツネが守ろうとする、今日ではちょっと不思議なカルチャーが現れている。

(去年も一昨年も苦戦)
当方はトレイルランニングにデビューしたのは2009年だが、ハセツネと名のつくイベントではいい思い出がない。

2009年ハセツネ:9月末の信越五岳トレイルランニングレースで初めてITBを痛め、レース中も痛みに苦しむ。15時間24分ほどで何とかフィニッシュ。
2010年ハセツネ30:春に行われた30キロのレースだが残り7キロほどで、ハンガーノックを初体験。残りを時々立ち止まりながらかろうじてフィニッシュ。
2010年ハセツネ:またしても信越五岳トレイルランニングレースでITBを痛めていた。さらに前日までの天気予報が外れ、序盤は蒸し暑く、夜になって雨。水分補給に失敗し、意気消沈して30キロ地点の西原峠でドロップして棄権。

要は、シーズン終盤のこのレースまでに故障していて、望むようなパフォーマンスが出せないことばかりだった。

(今年は、どうなんだろう?)
今年は信越五岳でも決定的な故障に至らず、その点では良い条件だ。今年のハセツネが四年に一度の10月下旬開催となったのも、信越五岳からの時間が空いたので好都合。

しかし実際のところはそんなに楽観できないのが正直なところ。というのも昨日15日のOSJ湘南クラブハウス主催の鏑木スペシャル上級セミナーでの感触がよくなかったのだ。30キロを超えてからのパフォーマンスの落ちがあまりに激しかった。信越五岳から3週間、平日のトレーニングができていないせいか。あるいは8月末のUTMBから後の疲労が抜けていないのか。さらに、昨日は40キロを超えたあたりからのロードランでは左のITB、ハムストの張りが強く、ITBSの決定的な痛みまではあと一歩までに来てしまっていた。

(とりあえず、今からできること)
トレーニングが不足しているとしても、今から週末までにできることは限られるので、走る量は減らして疲労回復を優先。できれば鍼治療を受ける。
レースには出るつもり。当日の天候、気温によるが、ハセツネの最大のポイントは40キロ過ぎの月夜見第二駐車場まで水の補給が得られないことなので、大きめのハイドレーションバッグが入れられるが出来るだけシンプルで軽量な装備を目指す。できればトレッキングポールは持たない。信越五岳の時の装備に比べ、ややしっかりしたジャケットを追加、補給食を十分持つ、ライトはハンドライトを追加、というところか。
ウェアは天気次第なので前日まで悩むことになりそう。

どの程度走れるかは全くわからないが、出るならば途中で怪我や故障をしない限り、時間はかかっても執着して必ずフィニッシュしたい。それが、実り多かった今年のシーズンで実質的に最後となるこのレースの目標となるだろう。

– Posted from my iPad

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