完全にリサイクル可能なシューズも。サロモンがサスティナブルプログラム「Play Minded Program」を発表

自然を直接楽しむアウトドア・アクティビティではサスティナブル(持続可能性)であるかどうかを気にせずにはいられなくなりつつあります。

サロモンはその事業において持続可能性を考慮すること、短期から中長期にわたる目標を設定することを含む独自のサスティナブル・プログラムである「Play Minded Program」を発表しました。

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具体的な目標の一つとして2030年を目処に同社の事業活動におけるCO2排出量を30%削減すること、2023年までに有機フッ素化合物類(PFCs)使用の全廃を掲げています(従来、PFCsは繊維などの撥水加工で用いられることが多いようです)。

気になる製品づくりにおいては2025年までに自社で発生した廃棄物の70%をリサイクルまたは再利用するという目標を設定。その第一歩として「100%完全にスキーブーツへとリサイクル可能なシューズ」の開発を発表しています。サロモン本社のアネシー・デザインセンター(フランス)で開発されているのはロード・ランニング向けのパフォーマンスモデル。独自の技術によりアッパーもソールも全てがTPU(熱可塑性ポリウレタン)でできているというコンセプトシューズです。このシューズは寿命を迎えると裁断して新しい素材を配合した後に、アルパインスキー用のスキーブーツのシェルへと生まれ変わることになります。このシューズは2021年を目標に製品として発売することが予定されています。

レースを想定したパフォーマンス用途のランニングシューズといえば、ミッドソールはEVA樹脂といった具合にパーツごとに異なる素材を用いることが多く、リサイクルは難しいんだとか。全てTPU素材で作られるサロモンのランニングシューズは画期的な存在となります。そしてサロモンはスキーブーツでは世界最大のトップメーカー。ランニングからスキーへのリサイクルは、サロモンらしいサスティナブルの追求のやり方だといえそうです。

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