ITRAが3つのトレイルランニング・データサービスとのパートナーシップを発表

コロナ禍が続く中ですが、トレイルランニングというスポーツの発展のための努力は続いています。

国際トレイルランニング協会()は5月4日に発表したプレスリリースの中で、6月から「完全に独立した技術プラットフォーム」を導入すると発表。この新プラットフォームにより、ITRA以外のサービスとの間でデータのやり取りが可能となるといい、その結果「世界中のランナーやレース主催者が新しいサービスや充実したサービスをワンストップで利用できる」(プレスリリースより)といいます。

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具体的にデータ連携を行う相手としては、Deutsche Ultramarathon Vereingung(ドイツ)、Trace de Trail(フランス)、UltraSignup(米国)の3社が最初のパートナーとなることが明らかにされています。Deutsche Vereingungはドイツを拠点とする団体で、トレイルランニングを含む世界中のウルトラマラソン大会のリザルトや大会開催予定のデータベースとして知られるDUVウルトラマラソン統計を運営しています。Trace de Trailはトレイルランニング向けにコースを登録して地形図上に表示、共有できるプラットフォームで、世界中の多くのトレイルランニング大会がコースを登録しているほか、ITRAのポイント審査のプラットフォームとしても機能しています。UltraSignupは北米のトレイルランニング大会のエントリー受付ウェブサービスの最大手であり、レース結果のデータベースとしても知られます。

3社とのパートナーシップの結果としてどのようなサービスが展開されるか、具体的にはまだ明らかにされていませんが、ITRAのプレスリリースでは以下の項目が挙げられています。

  • 最新技術で一新されたプラットフォームによる、レースのリストアップ、評価、ランキング。
  • 世界中で約200万人のトレイルランナー(女性・男性)を対象としたランナー・パフォーマンス・インデックスのアップデート。
  • トレイルランニングの成長、世界各地域ごとの状況、性別、年齢、参加者数などに関する新しいインフォグラフィックを今後数ヶ月のうちに提供。
  • ITRAのウェブサイトを改善し、会員登録や関連情報の検索をより容易にする。
  • 世界各国の医学者や野外エリアでの安全管理の専門家により構成される医療・安全委員会を設立、ランナーやレース主催者にガイドラインやアドバイスを提供。

新型コロナウィルスのパンデミックが続き、トレイルランニングにおいては世界各国で相次いで大会が中止となる一方、気分を一新できる自然とのふれあいを求めてトレイルを走るランナーはぐっと増えているといいます。そうした中でITRAがどんな役割を果たそうとしているのか。当サイトではこうした国際的なトレイルランニングの動向についても、引き続きお伝えしていきます。

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1 個のコメント

  • トレイルランニングでもDXが進む感じですね。ランニングウォッチからの心拍データや血中酸素濃度のデータも活用出来るとトレーニングからレースまで取り組み方が大きく変わってくるでしょう。国際基準は欧米がリードして作られることが多いですがトレイルランニングにおいても日本はリーダーシップが取れないのが残念ですね。国内の競技団体の統一化も出来ない状態ですし、、。ただUTMBがITRAポイントから距離を取るとITRAの求心力が薄まる感があります。ITRAとUTMBのガバナンスはあくまで運営者の重複が問題なのであって、ITRAポイントはUTMBでも採用すべきだと思うのですが。

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