DC Weekly 2022年6月13日 奥信濃100、テイネ、マウント湯沢、嬬恋スカイラン、成木の森、飛騨高山

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真・嬬恋スカイラン【SKYRIDGE】で男子優勝の小幡利春。Photo by © 計測工房)

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先週末開催のイベント

6月10日金曜日 – 12日日曜日

奥信濃100トレイルランニングレース

長野県木島平村。昨年8月に初めて開催されて話題となった大会です。昨年は悪天候のためコースが短縮されたため、当初予定されたコースでは初開催の100kmのレースの男子は小原将寿が後半にリードを広げて10時間32分で優勝。4月のUTMFでは新型コロナからのリカバリー中でリタイアしていましたが、今回のレースでは復活した様子。当サイトではレース後の小原選手のビデオインタビューをお送りする予定です。2位には矢嶋信が10時間43分、3位は藤岡学で10時間50分でした。女子優勝は板垣成美で男女総合11位となる11時間42分でフィニッシュ。伊藤ありかが12時間35分で2位、佐藤直美が14時間15分で3位でした。50kmでは田村健人が4時間43分、田中友花里が6時間59分でそれぞれ男女のレースを制しました。リザルト速報はこちら

Riano Trail Run (3 stages – 38km+21.5km+22.7km)

スペインのカスティーリャ・レオン州で開催される3日間のステージレース。リザルトはこちら

6月11日土曜日 – 12日日曜日

Kettle Moraine 100

アメリカ・ウィスコンシン州で開催される100マイルのトレイルランニングレース。レースの結果はミシェル・マガーニャ Michelle Magagnaが17時間3分で男女総合優勝という快挙でした。続いて約15分差でフィニッシュしたリーズ・スロボディアンク Reese Slobodianukが17時間18分で男子優勝でした。リザルトはこちら

Olla de Núria (21.5km, 3.8km)

スペイン・カタルーニャのヌリアで開催。Golden Trail National Seriesのスペイン・ポルトガルのレースでした。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

6月11日土曜日

Trail du Saint-Jacques by UTMB (123km, 72km, 43km, 32km, 17km)

フランス南部のサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の起点の一つとして知られる町にフィニッシュするコースで開催され、今年はUTMB®︎ World Seriesの大会となりました。123kmのUltra Trail Saint -Jacquesはオーバン・フェラーリ Aubin Ferrariサミル・タージ Samir Tazi(いずれもフランス)が13時間4分のタイで男子優勝、1時間差の14時間4分でシルバン・ロタ Sylvain Rota(フランス)が3位でした。女子ではアデレ・アジャーリ Adele Hadjaliが18時間35分で優勝、エロディ・ニコラ Elodie Nicolasが20時間21分、セベリーヌ・オリヴェ Severine Oliverが21時間19分で続きました(いずれもフランス)。リザルトはこちら。UTMB®︎ World Seriesは今週末のmozart 100 by UTMB®︎(オーストリア)に続きます。

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South Dawns Way 100

イギリス、イングランド南部のサウス・ダウンズ・ウェイトレイルで行われるポイント・トゥ・ポイントの100マイル。リチャード・マクドウェル Richard Mcdowell(14時間49分)とべサン・マーレ Bethan Male(16時間49分)が男女それぞれのチャンピオンに(いずれもイギリス)。リザルトはこちら

6月12日日曜日

SAPPORO★テイネトレイル(50k, 34k, 16k, 5k)

北海道札幌市、テイネスキー場エリアで開催。スカイランニング北海道選手権となった34kmのロングのレースでは昨年のITJ70kで5位の小笠原光研が3時間10分で優勝しています。一橋聖也が3時間32分で2位、伊藤智基が3時間40分で3位に。女子では小谷奈穂が4時間19分で優勝し、安ヶ平萌子が4時間24分で2位、木村亜弥が4時間46分で3位でした。50kmのエキスパートのレースでは瀬尾豪が5時間21分、小林美貴が6時間17分、16kmのミドルでは岡秀行が1時間25分、沢田愛里が1時間29分、5kmのショートは山田未来が20分15秒、藤原柚香が23分47秒でそれぞれ男女のレースで優勝しています。リザルトはこちら

マウント湯沢アウトスタンディング(57km、24km)

新潟県湯沢町のガーラ湯沢で開催。ガーラ湯沢スキー場をスタート、フィニッシュ地点とする57km、24kmのそれぞれソロとペアのレース。大会ウェブサイトによれば「57km」のコースではコースに積雪のある区間があったため、大会前に一部変更があり距離は55kmのコースとなりました。その「57km」のレースはGolden Trail National Series – Japanの開幕戦でした。女子では澤田由紀子が8時間32分で優勝し、福島舞が2位(8時間36分)、中里絵美が3位(8時間58分)。男子は吉野大和が5時間47分と2位以下を36分強引き離して圧勝。2位は宮川朋史で6時間24分、3位は牛田美樹で宮川から31秒差の6時間24分でした。このほか、24kmでは冨井菜月(3時間52分)、川上望(3時間17分)が女子、男子で優勝でした。リザルトはこちら。次のGTNSのレースは7月3日の中央アルプススカイラインジャパン(長野県)の38kmのレースとなります。

嬬恋スカイラン【SKYRIDGE】(38km)

群馬県嬬恋村。パルコール嬬恋。スカイランナー・ジャパンシリーズのスカイシリーズ第二戦として行われた38kmの「スカイエリート」のレースは秋山穂乃果(5時間22分)、小幡利春(4時間58分)がそれぞれ女子と男子のレースを制しました。女子では齋藤磨実(5時間57分)、相原千尋(6時間12分)、男子では松本陽介(5時間5分)、乾碩(5時間13分)がトップ3に入りました。リザルトはこちら(PDF)。スカイランナージャパンシリーズの次のレースは9月3-4日の蔵王スカイランのバーティカルレースとスカイレースとなります。

嬬恋スカイラン【SKYRIDGE】のスカイエリート女子優勝の秋山穂乃果。Photo by © 計測工房

嬬恋スカイラン【SKYRIDGE】のスカイエリート女子優勝の秋山穂乃果。Photo by © 計測工房

TOKYO成木の森トレイルラン(21k)

東京都青梅市成木で開催。高水山、岩岳石山を通るコースで今回は12回目の開催。山口大河(1時間31分)、好士理恵子(1時間55分)が男女それぞれのチャンピオンとなりました。リザルトはこちら(PDF)

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飛騨高山ウルトラマラソン(100km、71km)

岐阜県高山市。ロードの100kmは曽宮道が6時間57分で男子優勝、兼松愛子が8時間27分で女子優勝。71kmは岡村豊明(5時間15分)、長谷川千恵(6時間14分)が男女それぞれで優勝しました。リザルト速報はこちら

今週末開催のイベント

6月17日金曜日 – 21日火曜日

Tahoe 200

カリフォルニア州ホームウッドをスタートし、カリフォルニア、ネバダの両州にまたがるタホ湖のに沿ったトレイルで行われる200マイルのトレイルランニングイベント。100kmと25kmのレースもあわせて行われます。昨年の大会は山火事のため中止となっていました。今年のコースはこの山火事の影響で一部が変更となり、湖の周りを一周せずに往復するコースとなっています。

6月17日金曜日 – 19日日曜日

Broken Allow Skyrace(52k, 26k, 11k, VK)

アメリカ・カリフォルニア州のパリセーズ・タホ(旧称スコーバレー)で開催。26kのレースが今回もGolden Trail National Seriesの北米シリーズとなっています。

Bighorn 100(100 mile, 52 mile, 32 mile, 18 mile)

アメリカ・ワイオミング州のビッグホーン国立森林公園で開催される歴史あるトレイルランニングレース。

6月17日金曜日 – 20日月曜日

Chartreuse Terminorum (300k)

アメリカのBarkley Marathonsにインスパイアされたベヌワ・ラヴァルさんが地元のフランス・シャトリューズで開催するフランス版のBarkley Marathons。5周で300kmを完走とし、各周回の制限時間は16時間というフォーマットです。

6月18日土曜日 – 19日日曜日

HOTAKA SKYRUN | 武尊スカイラン (5.5k, 4K, 23k, 25k, 12k, キッズ)

群馬県片品村、オグナ武尊スキー場で開催。土曜日に5.5kmのバーティカルキロメーターと4.0kmのバーティカルレース、日曜日に前武尊(2039m)まで駆け上る23kmのHOTAKA EXTREME、武尊牧場とオグナ武尊スキー場を登る25.5kmのHOTAKA SKYRACEなどが行われます。

OSJ山中温泉トレイルレース(80k、30k)

石川県加賀市。山中温泉をメイン会場とする70kmを超える本格的なトレイルランニングレース。

Red Bull 白龍走

熊本県下益城郡美里町。日本一の長さを誇る石段3,333段を登る上り坂レース。土曜日にリレーと学生チーム戦、日曜日に個人戦とエキスパートのレースが予定されています。

6月18日土曜日

mozart 100 by UTMB (105km, 75km, 41km, 31km, 21km, 9km)

オーストリアの古都でモーツアルトの生地、世界遺産の街として知られるザルツブルグを拠点に開催。UTMB®︎ World Seriesのレースとなっています。

Eco Trail Stockholm (80k, 45k, 33k, 16k, 8k)

スウェーデン・ストックホルム。街とその近郊の自然をつなぐ都市型トレイルランニングイベント。

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Livigno Skymarathon (34k、17k)

アルプス山脈の山中の村、リヴィーニョで開催。34kmのSkyMarathonと17kmのSky Trailのレースが行われます。

West Highland Way 95m

イギリス・スコットランドのグラスゴー近郊で開催の95マイル(153km)、累積獲得高度は4,500mD+という大会。

6月19日日曜日

青梅市民体育大会トレイルラン(10k)

東京都青梅市。風の子太陽の子広場をスタートする5kmの往復コース。

Echigo Country Trail (63k, 22k, 2.5k)

新潟県長岡市小国町。おぐに森林公園を会場にかつて集落を繋いでいた古山道をコースとしています。

FAIRY TRAIL びわ湖高島トレイルランニング in 朽木(60k, 40k, 20k)

滋賀県高島市。滋賀県の西部、高島市朽木で開催される大会。60kmのスーパーロング、40kmのロング、20kmのショートの三つのレースが行われます。2023年6月にオーストリアで開催予定のトレイル・マウンテンランニング世界選手権の日本代表選考レース(ショートトレイル)となっています。

Montemuro Vertical Run (10.2km, 5.6km)

ポルトガルのカストロ・ダイレ Castro Daireで開催される10.2km 1,090mD+のレースでマウンテンランニングのW杯第二戦です。

前週末の主な大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

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