PTLで事故発生、選手一名が死亡、イベントは予定通り続行【UTMB Mont-Blanc 2022】

UTMB Mont-Blancで22日月曜日にスタートした300km 25,000mD+のアドベンチャーイベント、PTLにおいて選手一名が事故により亡くなったことが発表されました

PTLがシャモニーを午前8時にスタートしたのちの23日午前1時30分ごろ、大会ではRefuge de Plan Glacier(スタートから約40km)の手前で事故が発生したことを確認。遭難した選手はチームメイトと一緒に、PTLの予定されていたコースで通年で整備されたトレイルを進んでいるところでした。

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ヘリコプターによる救助が行われ、その後に事故に遭った選手の死亡が確認されました。亡くなった選手はブラジル国籍と発表されましたが、氏名は遺族への配慮により非公開とされています。

PTLは2人または3人1組で300kmのトレイルを進むアドベンチャーイベント。選手はGPS端末を所持しており、常にコース上での位置が把握されています。参加にあたっては、登山などの山岳でのアクティビティの経歴を申告し、大会が審査して認められたチームのみが出場できます。

大会では状況を確認した上で、PTLのイベントはそのまま続行するとしています。制限時間は152時間30分となっており、今週の25日日曜日午後4時30分までに選手はシャモニーでフィニッシュすることを目指します。

なお、昨年2021年のUTMB Mont-Blancにおいても147kmのレース・TDS®︎で選手一名が滑落事故で死亡。事故発生により登りのテクニカルなトレイルで混雑が発生したことから、この地点にまだ到達していない選手のレースは打ち切りに。事故までにこのセクションを通過した選手のみがレースを続行しました(当サイトの記事)。

亡くなられた選手にお悔やみ申し上げるとともに、ご冥福をお祈りいたします。

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