DC Weekly 2024年9月9日 スカイランニング世界選手権、Swiss Peaks、Dragons Back Race、OSJ安達太良山トレイル

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真 Swiss Peaksのコース上から。 Photo © Swiss Peaks)

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先週末開催のイベント

8月26日月曜日 – 9月8日日曜日

Swiss Peaks (660k, 360k, 170, 100k, 70k, Marathon, Half marathon)

スイスのアルプス山脈、特にヴァレー州を中心に開催されたウルトラトレイルのイベントです。オーバーヴァルト Oberwald からレマン湖畔のボヴェレ Bouveret を目指す380km 26,500mD+の「SP360」ではキム・コリソン Kim COLLISON (GBR) が 87:09で男子のレースを制しました。女子ではシルビア・トリゲロス Silvia Ainhoa TRIGUEROS GARROTE (ESP)が105時間39分で優勝。日本から参加の徳本順子 Junko Tokumotoが73分差で女子準優勝、湯浅綾子 Ayako Yuasa が女子5位となりました。男子では小野雅弘 Masahiro Onoが男子11位で完走しています。

今年初開催の「SP660」は「SP360」の開催前週にボヴェレをスタートしてのSP360のスタートに合流するという、ほぼコース往復の660km 49,200mD+のレースです。こちらはヴィクトル・リシャール Victor RICHARD (BEL)が後半に当たるSP360のコースを81時間34分で完走して男子優勝。女子は2名のみがこのチャレンジを完了し、デニス・ツィンマーマン Denise ZIMMERMAN (SUI) が118時間31分で女子優勝となりました。日本から参加の選手では朽見太朗が116時間36分で男子10位、廣瀬康一が124時間30分で男子13位、森末茂男が138時間47分で男子31位で完走しています。

このほか、この大会の70kmのレースにコートニー・ドウォルター Courtney Dauwalter (USA) が参加し、8時間24分で女子優勝、総合2位でフィニッシュしました。

Photo © SwissPeaks

Photo © SwissPeaks

リザルトはこちら

SP360 男子リザルト

1 キム・コリソン Kim COLLISON (GBR) – 87:09:32 (La Sportiva)
2 マチュー・ブルギニョン Matthieu BOURGUIGNON (FRA) – 98:00:06 (TÊTE D’OR RUNNERS)
3 ホルヘ・ガルベ Jorge GALVE (ESP) – 100:20:57 (2Kv Villanúa)
3 アドリアン・バルビエ Adrien BARBIER (FRA) – 100:20:57
5 イニゴ・オラドレ Iñigo ORRADRE (ESP) – 103:09:31 (Aezkoa Kirol Elkartea)
6 シルヴァン・ブロ Sylvain BLOT (FRA) – 104:10:59 (Tête d’or Runners)
SP360 女子リザルト

  1. シルビア・アインホア・トリゲロス・ガロテ Silvia Ainhoa TRIGUEROS GARROTE (ESP) – 105:39:04 (Scarpa)
  2. 徳本順子 Junko TOKUMOTO (JPN) – 106:52:09 (Chibariyo RC)
  3. ヴァレンティナ・ミキエッリ Valentina MICHIELLI (ITA) – 113:07:38 (TEAM VIBRAM)
  4. エロイーズ・エベルリ Héloïse AEBERLI (FRA) – 120:50:47
  5. 湯浅綾子 Ayako YUASA (JPN) – 129:59:04
  6. ペトラ・デ・ブルイン Petra DE BRUIN (NED) – 132:08:23
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SP660 男子リザルト

  1. ヴィクトル・リシャール Victor RICHARD (BEL) – 81:34:58 (Alpi Motion)
  2. セバスチャン・レイション Sébastien RAICHON (FRA) – 85:09:09 (ALTORE TEAM)
  3. オレリアン・サンシェス Aurélien SANCHEZ (FRA) – 89:22:13
  4. ダミアン・ロンジェ Damien LONGET (SUI) – 97:42:28 (Trail Running Conseil – Sepasimpossible – Weperf)
  5. モイシス・フォルトポウロス Moisis FOLTOPOULOS (GRE) – 107:15:21
  6. ブライアン・マリンズ Brian MULLINS (IRL) – 107:15:21 (St Finbarrs)

SP660 女子リザルト

  1. デニス・ツィンマーマン Denise ZIMMERMAN (SUI) – 118:31:10
  2. フローレンス・ゴレイ Florence GOLAY (FRA) – 123:23:50

9月2日月曜日 – 7日土曜日

Dragons Back Race (380km)

イギリスのウェールズ北部のコンウィ城からウェールズ南部のカーディフ城まで、6日間で380kmの距離と17,400mの高低差を走破する、ステージレースです。男子はアメリカのマックス・キング Max Kingがタイム合計45時間39分でレースを制しました。女子のレースは序盤のゾーイ・マーフィーとの接戦を制してジョー・ミーク Jo Meek (GBR) が63時間30分で今年のチャンピオンとなりました。リザルトはこちら

男子リザルト

  1. マックス・キング Max King (USA) – 45:39:18
  2. サイモン・ロバーツ Simon Roberts (GBR) – 47:18:16
  3. ゲイブ・ジョイス Gabe Joyes (USA) – 49:31:27
  4. ジョン・シールド Jon Shield (GBR) – 52:05:23
  5. マット・オキーフ Matt O’Keefe (GBR) – 52:51:35
  6. ベン・プール Ben Poole (GBR) – 55:09:35

女子リザルト

  1. ジョー・ミーク Jo Meek (GBR) – 63:30:11
  2. エルサ・モーガン Elsa Morgan (GBR) – 64:22:17
  3. ゾーイ・マーフィー Zoe Murphy (GBR) – 65:25:38
  4. キャサリン・ハーグリーブス Katherine Hargreaves (GBR) – 67:07:32
  5. ブルック・コックス Brooke Cox (NZL) – 67:35:29
  6. ニーナ・デイビス Nina Davies (GBR) – 72:00:42
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9月4日水曜日 – 7日土曜日

Ultra Tour Monte Rosa (170km stage, 170km, 106km, 63km, 23km)

ウルトラツアー・モンテローザ Ultra Tour Monte Rosa(UTMR)は、スイスのモンテローザ山塊のエリアで開催されるトレイルランニングイベント。大会のウェブサイトやSNSには詳細は明らかにされていませんが、ステージレースの二日目となる5日木曜日が悪天候となった模様で、ステージレースはこの日を休止。金曜日は第三ステージが行われたものの土曜日の最終ステージはコースが短縮された模様。ステージレース以外は開催が見送られた模様です。

9月6日金曜日 – 15日日曜日

TORX(Tor des Geants)(330k, 450k, 130k, 100k, 30k)

イタリアのヴァッレダオスタ自治州で開催される世界的に有名なトレイルランニングイベント。本稿執筆時点ではクールマイユールをスタート、フィニッシュとする330kmの「Tor des Geants」のスタートから19時間半が経過し、男子は108kmのチェックポイントをトップが通過。ベナ・マルミソレ Benat Marmissolle がリードし、8分差でフランソワ・デンヌ Francois D’Haene が追っています。女子は二つ目のライフベースのある103kmをカタリナ・ハートマス Katarina Hartmuth がトップ通過、40分差で大会記録を持つサブリナ・バージー Sabrina Verjee が続いています。ライブトラッキングはこちら

9月6日金曜日 – 8日日曜日

Desafío Urbión – 2024 Skyrunning World Championships

スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州のソリア県のデサフィオ・ウルビオン(Desafío Urbión)スカイランニング世界選手権 2024 Skyrunning World Championships のホスト大会でした。DogsorCaravanでは三日間にわたって開催されたバーティカル、スカイウルトラ、スカイの各レースの結果をお伝えしました。日本代表選手はスカイウルトラで秋山穂乃果 Honoka Akiyamaが銀メダルを獲得。日本の女子選手としてスカイランニング世界選手権で初のメダルとなる快挙でした。さらにスカイウルトラ男子では小田切将真 Shoma Otagiri が銅メダル、スカイ男子で上田瑠偉 Ruy Ueda が三大会連続での銅メダルとなりました。

スペインの選手がスカイランニング世界選手権のバーティカル種目で男女ともに優勝、池神悠希が9位【2024スカイランニング世界選手権】

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70kmのスカイウルトラで秋山穂乃果が銀メダル、小田切将真が銅メダルを獲得、優勝はイタリア勢へ【2024スカイランニング世界選手権】

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上田瑠偉が37kmのスカイで3大会連続となる銅メダル獲得、国別団体で日本が銅メダル獲得。【2024スカイランニング世界選手権】

2024.09.09

adidas INFINITE TRAILS

オーストリアのガシュタイン渓谷で開催されるトレイルランニングの大会。3人1組のチームレースは21km、35km、44kmのいずれかのループを一人が走り次の走者にリレーするという形式で、合計100kmの距離と7,600mの累積標高を走破します。男子チームはエリック・リプーマ Eric Lipuma (USA)、ダニエル・ジョーンズ Dan Jones (NZL)、ジェシュラン・スモール Jeshurun Small (USA) のチームが優勝。男女混合ではキム・シュライバー Kim Schreiber (GER)、マルタン・アンタマッテン Martin Anthamatten (SUI)、マルチン・デマティス Martin Dematteis (ITA) のチームが優勝、女子チームはアレクサンドラ・ダナー Alexandra Danner (GER)、サラ・ハッター Sara Hutter (ITA)、メーガン・レーン Megan Lane (USA) のチームが優勝、という結果でした。リザルトはこちら

Canfranc Canfranc (100k, 70k, 45k, 16k, VK)

スペイン・アラゴン州でピレネー山脈のエリアで開催されるトレイルランニングの大会。天候が悪化したため、4kmのバーティカル、100km、70km、45kmのレースは中止されました。翌日、16kmと26kmのレースが開催されました。

16kmは、標高2,572mのラ・モレタ山頂を目指す1,590mの累積標高差のコースで行われた、マウンテンランニングのクラシック形式のレースです。男子では優勝候補のロベール・ロイク Robert Loic (FRA)が必携品のグローブを紛失したことによるペナルティで入賞を逃し、ロドリゴ・アンドゥエサ Rodrigo Andueza (ESP)が優勝しました。女子はカロディージャ・カベストレ Carrodilla Cabestre (ESP)がレースを制しました。

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16km男子

  1. ロドリゴ アンドゥエサ Rodrigo Andueza (ESP): 1時間51分43秒
  2. アルバロ オサンス Alvaro Osanz (ESP): 1時間52分36秒
  3. ダビド プラデス David Prades (ESP): 1時間57分22秒3

16km女子

  1. カロディージャ カベストレ Carrodilla Cabestre (ESP): 2時間18分53秒
  2. アイナラ ウルティア Ainara Urrutia (ESP): 2時間21分51秒
  3. アイナラ アルクアス Ainara Alcuaz (ESP): 2時間22分04秒3

26km男子

  1. ビクトル デル アギラ Victor del Aguila (ESP): 2時間42分48秒
  2. ラウル クリアド Raul Criado (ESP): 2時間43分21秒
  3. イマノル カニャマレス Imanol Kañamares (ESP): 2時間44分37秒3

26km女子

  1. マリア フエンテス María Fuentes (ESP): 2時間59分10秒
  2. イネス アストライン Inés Astraín (ESP): 3時間16分35秒
  3. サラ ウガルテ Sarah Ugarte (ESP): 3時間33分08秒

Ultra-Trail Harricana du Canada (125k, 80k, 65k, 42k)

カナダのケベック州シャルルボワ地域で開催。125kmのレースではビクトル・ラロック Victor Larocque が14:57、ジュリー・ルサージュ Julie Ledage が18:38で男女それぞれの優勝者となりました。リザルトはこちらに掲載される見込みです。

9月6日金曜日 – 7日土曜日

Superior 100 (100m, 50m ,42k)

アメリカ合衆国ミネソタ州で開催された大会で、100マイルのレースはスコット・ウォパタ Scott Wopata が20:54で男子優勝、シェリル・マトソン Cheryl Matson が27:41で女子優勝という結果でした。リザルトはこちら

Wasatch Front 100

アメリカ合衆国ユタ州で開催される大会で1980年にその歴史を遡る100マイルのトレイルランニングレースです。ジミー・エラム Jimmy Elam が19:08で男子優勝、エリザベス・バトラー Elizabeth Butler が26:22で女子優勝となりました。リザルトはこちら

9月7日土曜日 – 8日日曜日

OSJ安達太良山トレイル(10K、50K)

福島県二本松市の岳温泉を拠点に開催。日曜日に開催の50Kではレース終盤で先頭に立った須賀暁が7:13で優勝し、2位に岩井竜太、3位に丹野沙音志が入りました。女子のレースは9:02で上宮逸子が勝利、冨澤いずみが9:39、黛莉那が9:55で続きました。リザルト速報はこちら

50k男子リザルト

  1. 須賀 暁 SUGA Satoru 7:13:20
  2. 岩井 竜太 IWAI Ryuta 7:25:35
  3. 丹野 沙音志 TANNO Saoshi 7:44:31
  4. 工藤 祐輔 KUDO Yusuke 7:53:42
  5. 青木 純 AOKI Jun 8:24:01
  6. 中居 恭平 NAKAI Kyohei 8:32:09
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50k女子リザルト

  1. 上宮 逸子 UEMIYA Itsuko 9:02:19
  2. 冨澤 いずみ TOMIZAWA Izumi 9:39:31
  3. 黛 莉那 MAYUZUMI Rina 9:55:38
  4. 飯田 由美子 IIDA Yumiko 10:43:35
  5. 岩崎 仁有生 IWASAKI Miyuki 10:49:33
  6. 関谷 真子 SEKIYA Mako 11:03:02

最上稲荷耐久トレイルランレース(9h)

岡山県岡山市北区。1周4.6kmの周回コースで9時間の耐久レースが行われました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

Mogollon Monster 100 (100m, 105k, 35k)

アメリカ合衆国アリゾナ州の小さな町パインで開催される、モゴロンリムまでを往復するする100マイルのレース。キリアン・コース Kilian Korthテレサ・シフレット Teresa Schiflett が男女それぞれの今年のチャンピオンとなりました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

Pine to Palm 100

アメリカ合衆国オレゴン州のシスキュー山脈を舞台にした100マイルの大会。男子はジェイス・アイブス Jace Ives が21:47、女子はアニー・バーレンド Annie Behrend が総合2位の22:40でそれぞれ今年のレースを制しました。リザルトはこちら

9月7日土曜日

信州戸隠トレイルランレース(30k, 15k)

長野市で開催。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

Ben Nevis Race

イギリスのスコットランドにあるフォート・ウィリアムを拠点に開催される伝統的なフェルランニングのイベントで、ベン・ネビス山の頂上に登って下りる16kmのレースです。例年に比べて気温が高い中でのレースとなり。男子はアリステア・ソーントン Alistair Thorntonが1:51、女子はイブ・パンノン Eve Pannone が2:05で今年の優勝を勝ち取っています。リザルトはこちら

Taiwania Ultra Trail(100k, 80k, 50k, 25k, 110k, 5k)

台湾ウルトラランニング協会が開催するレース、Taiwania Ultra Trail 台灣棲蘭林道越野 は宜蘭縣(ぎらん)の棲蘭森林エリアで開催されるトレイルランニングの大会です。この大会の100kmでは日本から参加の石川佳彦が2位の約26分差をつけて9:54で優勝。50kは近江竜之介が2位に40分の大差をつけて3:35で優勝しています。リザルトはこちら

9月8日日曜日

HAKUBA CLASSIC INTERNATIONAL (28k)

長野県白馬村で開催。28kmのレースは今シーズンのGolden Trail National Seriesの最終戦でした。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

Around Toki River (57km)

埼玉県入間郡越生町で開催されるトレイルランニングの大会で、57kmのレースが行われました。丸山翔太郎が後続を30分引き離す7:50で男子優勝、女子は接戦を中野沙知が制して9:03で優勝という結果になりました。リザルト速報はこちら

男子リザルト

  1. 丸山 翔太郎 MARUYAMA Shotaro 7:50:01
  2. 中村 俊貴 NAKAMURA Toshiki 8:20:10
  3. 渡邊 寛希 WATANABE Hiroki 8:27:08
  4. 田村 展也 TAMURA Nobuya 8:39:34
  5. 大友 類 OTOMO Rui 8:45:01
  6. 嵐田 浩二 ARASHIDA Koji 8:52:03

女子リザルト

  1. 中野 沙知 NAKANO Sachi 9:03:22
  2. 崎坂 由香 SAKISAKA Yuka 9:05:01
  3. 松本 春子 MATSUMOTO Haruko 9:13:34
  4. 山本 陽子 YAMAMOTO Yoko 9:35:02
  5. 渡島 直子 WATASHIMA Naoko 10:06:00
  6. 荻野 真由 OGINO Mayu 10:13:57
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世界ジオパークトレイルラン(60k, 42k, 10k)

兵庫県豊岡市の神鍋高原で開催。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

今週末開催のイベント

9月6日金曜日 – 15日日曜日

TORX(Tor des Geants)(330k, 450k, 130k, 100k, 30k)

イタリアのヴァッレダオスタ自治州で開催される世界的に有名なトレイルランニングイベントは今週末までレースがつづきます。TORX LIVEのウェブサイトではライブトラッキングや動画コンテンツなどを見ることができます。

9月12日木曜日 – 15日日曜日

L’Infernal Trail des Vosges (200k, 130k, 100k, 70k, 30k, 15k)

フランスのヴォージュ山塊で開催されるトレイルランニングイベントで、5kmの初心者向けコースから200kmを超えるウルトラトレイルまで、約10種類のレースが開催されます。大会期間中は音楽や様々なアクティビティが楽しめるイベントビレッジが設置され、夜間に行われる「Infernight」や障害物レース、子供向けの「Mini-Run」などの企画も用意されています。

Wildstrubel by UTMB (110k, 70k, 50k, 25k)

スイスのヴァレー州、クラン・モンタナを拠点にスイスの北部アルプスを巡る美しいコースを走る大会です。コースからは高山の牧草地や4,000m級の山々の絶景を楽しむことができ、113kmの「Wild 110」をはじめとする5つのレースが行われます。

9月13日金曜日 – 15日日曜日

The Rut Mountain Runs (50k, 28k, 21k, 11k, VK)

合衆国モンタナ州のビッグスカイ・リゾートで開催。ローンピークを囲むワイルドでテクニカルなエリアを走る大会で、バーティカルキロメーター、11km、21km、28km、50kmのレースが行われ、三日間でバーティカル、28km、50kmのレースを連日走って合計84km、6,554mD+のタイムを競う「Trifecta」も行われます。

Run Rabbit Run (100m, 50m)

コロラド州スティームボートスプリングスで開催される100マイルと50マイルのトレイルランニングイベントで、100マイルの累積獲得高度はおよそ6,700mD+となります。

Golden Ultra (88km 3 stages, 44km 3 stages)

カナダのブリティッシュコロンビア州ゴールデンで開催される3日間のトレイルランニング大会です。毎日異なる三つコースでそれぞれ二つのディスタンスのレースが行われ、三日間のタイムの合計を競うというステージレース形式のイベントです。合計88kmと44kmの二つのレースが行われます。

World Masters Mountain Running Championships (34km, 17km, 6km Uphill)

前週に行われた「Canfranc Canfranc」に続いて同じスペイン・ピレネーのカンフランク・エスタシオンで世界マウンテンランニング協会(WMRA)のマウンテンランニングマスターズ世界選手権が行われます。レースは34kmと17km、6kmのアップヒルの三つで、男女それぞれ35歳から5歳刻みの79歳まで9つのカテゴリーでレースが行われます。

9月14日土曜日 – 16日月曜日

信越五岳トレイルランニングレース(100mile, 110k)

新潟県と長野県にまたがる信越五岳エリアで開催される100マイルと110kmのトレイルランニングの大会。斑尾高原をスタートして信越高原の山岳エリアの各地域をつないで飯綱高原へと至るコースを走ります。

9月14日土曜日 – 15日日曜日

Borneo TMBT Ultra Trail (109k, 50k, 30k, 37k, 12k, 7.5k)

ボルネオ島のマレーシア、サバ州で開催される大会で、キナバル山(標高4,100m)の麓を走るコースが設定されています。100kmカテゴリーはキナバル山の麓を一周し、南東の稜線を経由してクンダサンの村でフィニッシュします。水田や急斜面、渡渉と変化に富んだ景観を楽しめる「The Most Beautiful Thing(TMBT)」という大会名に相応しいイベントです。

9月14日土曜日

Headlands 27K

合衆国カリフォルニア州ミルバレーのマリンヘッドランズで開催される大会で、今シーズンのGolden Trail World Seriesの第7戦となり、翌週のMammoth Trail Festとあわせて、GTWSのアメリカシリーズの一戦となります。レースは27kmのループコースで行われ、Dipsea Trailをはじめとするアメリカのトレイルランニングの起源となったセクションを含んでいます。14日に女性、15日に男性のレースが行われます。

Beaver Flat 50 (50k, 20k, 10k)

カナダのサスカチュワン州にあるサスカチュワンランディング州立公園で開催され、50kmのウルトラマラソンをはじめ、20km、10km、5km、キッズファンランが予定されています。

DREI-Zinnenlauf (17km)

イタリアのドイツ語圏である南チロル地方のセクステン Sexten からドライ・ツィンネンの山小屋までの往復約17km、累積標高差約1,333mのコースで行われる山岳レースです。ドロミテ山脈の象徴的な景観であるドライ・ツィンネン(三つの峰)を間近に望む魅力的なレースとして人気を集めます。

9月15日日曜日

富士山クライムラン(12km)

富士北麓公園から富士山五合目までの距離12km、標高差1,200mのコースで行われる今年初開催の大会です。7月の富士登山競走の姉妹大会として立ち上げられた大会で、2時間以内に完走すると、翌年の富士登山競走山頂コースの出場資格を獲得できる特典があります。コースも富士登山競走のコースと重なっており、前半は約8kmの舗装路、後半の4kmがトレイルとなっています。3分おきのウェーブスタートにより、コース上の混雑を緩和する対策が取られます。

歴史街道丹後100km ウルトラマラソン(100km / 60km)

京都府北部の丹後半島で開催される100kmと60kmのウルトラマラソン大会です。丹後半島の海岸線や山間部を通過する変化に富んだコースは歴史的な街道を含んでいます。

前週末の主大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

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