DC Weekly 2024年9月18日 信越五岳、Wildstrubel、The Rut、Run Rabbit Run、マウンテンランニングマスターズ世界選手権、Headlands 27K

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真 雪の中での開催となったWildstrubel by UTMB。 Photo © UTMB)

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先週末開催のイベント

9月6日金曜日 – 15日日曜日

TORX(Tor des Geants)(330k, 450k, 130k, 100k, 30k)

イタリアのヴァッレダオスタ自治州で開催される世界的に有名なトレイルランニングイベント。「TOR330 – Tor des Geants」はスタートから四日目となる水曜日の朝にフランソワ・デンヌ François D’haene (FRA)がクールマイユールに69時間8分32秒でフィニッシュして今年の男子チャンピオンとなりました。女子ではカタリーナ・ハルトムート Katharina Hartmuth (GER) が水曜日の午後に79時間10分40秒で完走して女子優勝、そして大会記録を更新しました。

DogsorCaravanでは今年のTORXのレースについて連日お伝えしました。

カタリナ・ハルトムートが大会新記録で女子優勝、フランソワ・デンヌが初挑戦で男子優勝・TOR330第四日【TORX – Tor des Geants 2024】

2024.09.12

終盤の逆転劇でフランソワ・デンヌが首位に、フィニッシュまで後わずか、TOR330第三日【TORX – Tor des Geants 2024】

2024.09.11

悪天候のスタートと予想外の展開、TOR330第一日・第二日【TORX – Tor des Geants 2024】

2024.09.10
リザルトはTORX LIVEのウェブサイトで見ることができます。

9月12日木曜日 – 15日日曜日

L’Infernal Trail des Vosges (200k, 130k, 100k, 70k, 30k, 15k)

フランスのヴォージュ山塊で開催されるトレイルランニングイベント。リザルトはこちらに掲載されています。

Wildstrubel by UTMB (110k, 70k, 50k, 25k)

スイスのヴァレー州、クラン・モンタナを拠点にスイスの北部アルプスを巡る美しいコースを走る大会です。現地では降雪のために土曜日に予定された53kmの「Wild 50」はコースが短縮され、37kmのレースとして開催されました。この37kmのレースでは女子がイングビルド・カスペルセン Yngvild Kaspersen (NOR) が3:19、男子がジョナサン・アルボン Jonathan Albon (GBR) が2:29で勝利しました。金曜日の「Wild 110」もコースを変更して72kmの距離で行われ、フィオナ・パスカル Fiona Pascall (GBR) が8:47で女子優勝、アーレ・フェトヴェイト Are Fetveit (NOR) が7:53で男子優勝。「Wild 70」のコースも変更されてWild 110と同じ72kmのコースで行われました。ジュリー・ルー Julie Roux (FRA) が7:39、ソルベルグル・ヨーンソン Þorbergur JÓNSSON (ISL) が6:47で男女それぞれで優勝しています。リザルトはこちら

Photo © UTMB

Photo © UTMB

9月13日金曜日 – 15日日曜日

The Rut Mountain Runs (50k, 28k, 21k, 11k, VK)

合衆国モンタナ州のビッグスカイ・リゾートで開催。金曜日のバーティカルキロメーターはフィニッシュ地点のローンピーク山頂に雪が積もる中で行われました。レースはジェニファー・リヒター Jennifer Lichter が56:59、カム・スミス Cam Smith が46:08で女子男子のレースを制しました。

28KではBailey Kowalczyk が3:35でこのレースで三連覇を達成。2位には3:37でジェニファー・リヒターが続きました。男子はカム・スミス Cam Smithが3:03で勝利し、前日のVKに続く二冠を獲得。

50KはVKで2位のクレア・ローズ Klaire Rhodes が大会新記録の5:45で女子優勝。男子は昨年に続いてミシェリーノ・サンセリ Michelino Sunseri が5:01でこのレースを連覇しました。

リザルトはこちら

Run Rabbit Run (100m, 50m)

コロラド州スティームボートスプリングスで開催される100マイルと50マイルのトレイルランニングイベント。今回も総額10万ドルの賞金が各レースの入賞選手に支払われました。

100マイルの女子ではエミリー・マン Emilie Mann (CAN) が19:48で優勝。このレースで女子選手として初の20時間切りを達成する快挙ととも勝利を手にしました。この日は2013年にコースレコードでこの大会で優勝したミシェル・イーツ Michele Yates も参加していて、7位となる22:29でフィニッシュ。男子はリチャード・ロックウッド Richard Lockwood が17:24で優勝。ロックウッドは2022年のこの大会を18:01で優勝しており、今回は自己ベストで2度目の勝利となりました。日本から参加した鬼塚智徳 Tomonori Onitsuka は26:28で完走し、男子26位となりました。リザルトはこちら

Golden Ultra (88km 3 stages, 44km 3 stages)

カナダのブリティッシュコロンビア州ゴールデンで開催される3日間のトレイルランニング大会。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

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World Masters Mountain Running Championships (34km, 17km, 6km Uphill)

前週の「Canfranc Canfranc」に続いて同じスペイン・ピレネーのカンフランク・エスタシオンで世界マウンテンランニング協会(WMRA)のマウンテンランニングマスターズ世界選手権が開催されました。35カ国から1400人のランナーが今回のマスターズ世界選手権に参加しました。

6kmのアップヒルレースではカミラ・マグリアーノ Camilla Magliano (ITA) が53:34で女子のレースを制し、ビクトリア・ウィルキンソン Viktoria Wilkinson (GBR) が55:26、スラジャナ・ザゴラツ Sladjana Zagorac (SRB) が55:31で3位に。男子はエドアルド・ヘルナンデス Eduard Hernandez (ESP) が43:45でフィニッシュ。2位のトーマス・ローチ Thomas Roach (GBR) は44:04でその差は20秒足らずという僅差でした。3位はアンドリュー・ダグラス Andrew Douglas (GBR) で45:04でした。

土曜日には34kmのロングディスタンスのレースが行われました。女子は初日のアップヒルに続いてカミラ・マグリアーノ Camilla Magliano (ITA) が3:40で二つ目の金メダルを獲得。ミレーヌ・ダコスタレイ Mylène Da Costa Reis (FRA) が3:54、モード・コンバリュー Maud Combarieu (FRA) が3:59で続きました。男子でもアップヒルの勝者のトーマス・ローチ Thomas Roach (GBR) がこのロングディスタンスを3:06で制して二冠達成。ダニエル・レモン・セノラン Daniel Remon Senoran (ESP) 、アントニオ・ルイス Antonio Alfonso Ruiz Rojo (ESP) がそれぞれ3:16と3:46で銀メダル、銅メダルとなりました。

17kmのクラッシックカテゴリーのレースでもカミラ・マグリアーノ Camilla Magliano (ITA)が1:41で優勝し、マグリアーノはこの大会での金メダルを独占する圧倒的なパフォーマンスを見せました。2位はキーリー・タイドスウェル Kealey Tideswell (IRL) が1:45、3位はマリア・マリノ Maria Rebeca Marino Torrado (ESP) が1:50で続きました。男子はアンドリュー・ダグラス Andrew Douglas (GBR)が1:22で優勝し、13秒差でエドアルド・ヘルナンデス Eduard Hernandez (ESP)が2位。ダグラスはアップヒルでの

3位に続いてこのクラシックでは金メダルを獲得しました。ザビエル・トマサ Xavier Tomasa Serrano (ESP) が1:28で3位でした。

マウンテンランニング・マスターズ選手権の三つのレースでいずれも勝利したカミラ・マグリアーノ Camilla Magliano (ITA)。Photo WMRA by Marco Gulberti

マウンテンランニング・マスターズ選手権の三つのレースでいずれも勝利したカミラ・マグリアーノ Camilla Magliano (ITA)。Photo WMRA by Marco Gulberti

9月14日土曜日 – 16日月曜日

信越五岳トレイルランニングレース(100mile, 110k)

新潟県と長野県にまたがる信越五岳エリアで開催。14日18:30に100マイル、15日5:30に110kmのレースがスタートしましたが、15日の午後になると信越エリアは雨が降り始め、両レースの上位選手が飯綱高原にフィニッシュした夕方からはさらに雨足が強まりました。大会では安全管理のためコースを短縮することを発表し、15日21:00の時点で戸隠スキー場(100マイルの141.9km地点、110kmの90.5km地点)でそこから先のコースに進むことを中止。それより前に戸隠スキー場を通過した選手とペーサーのうち、最後のピークを超えた100マイルの150km地点(110kmの100km地点)を通過した選手とペーサーはそのまま元の飯綱高原のフィニッシュ地点を目指し、そこまで達していない選手は戸隠スキー場へ戻るよう誘導されることとなりました。

大会では戸隠スキー場を通過後に引き返したランナー、15日の24時までに戸隠スキー場に到着したランナーについて戸隠スキー場にて「特別完走」とすることを発表しました(詳細は大会ウェブサイトに説明があります)。

100マイルの女子では、昨年の110kのチャンピオンである清宮由香里 Yukari SEIMIYA が序盤から男女総合2位を走り圧倒的なリードでレースを展開します。最後は総合7位となる21:35で飯綱高原にフィニッシュ。大会新記録での優勝となりました。2番手には井筒智子 Tomoko IZUTSU が続いていましたが、戸隠スキー場からの大雨の中の20kmで新屋祐希 Yuki SHINYAが前に出てそのまま飯綱高原にフィニッシュ。25:18で準優勝となりました。3位には49分差で井筒智子 Tomoko IZUTSUが26:07で完走しています。100マイル男子は序盤を西村広和 Hirokazu Nishimura がリードし、大瀬和文 Kazufumi Oseが追います。しかし深夜のアパリゾート(53km)には大瀬が2分半差でトップ通過したのちに西村は先頭争いから離脱します。3番手の高島宏希 Hiroki Takashima も朝までに順位を落とすうちに、順位を上げてきたのが長尾暁人 Akito Nagaoでした。87kmの池の平には大瀬の35分後に2位で通過。99kmの黒姫では19分差まで縮める一方、エイドを僅か数分の補給で後にしてさらに差は縮まります。129kmの大橋林道には長尾がトップで通過し、大瀬との差を21分まで広げていました。最後まで長尾がリードを守り切って20:50で今年の信越五岳100マイルのチャンピオンとなりました。2022年の優勝者である大瀬和文 Kazufumi Oseも終盤では長尾の背中を追いますが、一方で3番手の藤岡学 Manabu FUJIOKAが迫ります。二人は最後は飯綱高原ののフィニッシュテープまでのスプリント勝負となりわずか4秒差で大瀬が準優勝、藤岡が3位となりました。

100マイル女子・リザルト

  1. 清宮 由香里 SEIMIYA Yukari 21:35:55
  2. 新屋 祐希 SHINYA Yuki 25:18:00
  3. 井筒 智子 IZUTSU Tomoko 26:07:09
  4. 薄井 智尋 USUI Chihiro 27:10:34
  5. 和田 みほ WADA Miho 27:54:00
  6. 古田 景子 FURUTA Keiko 28:04:03
  7. 佐藤 裕美 SATO Yumi 28:38:09
  8. 井上 千賀子 INOUE Chikako 28:56:34
  9. 浅井 美奈子 ASAI Minako 29:13:34
  10. 大淵 千鶴 OFUCHI Chizuru 29:33:19
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100マイル男子・リザルト

  1. 長尾 暁人 NAGAO Akito 20:50:00
  2. 大瀬 和文 OSE Kazufumi 21:14:42
  3. 藤岡 学 FUJIOKA Manabu 21:14:46
  4. 水野 淳介 MIZUNO Junsuke 21:24:56
  5. 白川 裕登 SHIRAKAWA Yuto 21:25:50
  6. 西方 勇人 NISHIKATA Hayato 21:34:29
  7. 野口 拓也 NOGUCHI Takuya 21:44:27
  8. 澤柳 匠 SAWAYANAGI Takumi 21:50:35
  9. 島木 穂 SHIMAKI Minoru 21:53:30
  10. 小林 海仁 KOBAYASHI Kaito 21:58:59

110km女子のレースは板橋黎華 Reika Itabashiが序盤をリードし、山内菜摘 Natsumi YAMAUCHI、中村麻季子 Makiko Nakamuraが追う展開で始まりました。黒姫(47km)では板橋が後退する一方、小谷奈穂 Naho KOTANI が順位を上げて、トップ3は山内、小谷、中村の順となります。その後の笹ヶ峰(60km)が小谷が山内に5分半までリードを広げてトップで到着。大橋林道(78km)では小谷は13分近くまでリードを広げます。しかしその後雨足が強まる中で小谷が失速。残り20kmとなる戸隠スキー場は、山内菜摘 Natsumi YAMAUCHIがトップで通過し、16:32で飯綱高原にフィニッシュして優勝。2位には12分差で市川理紗 Risa ICHIKAWA。3位は横山法子 Noriko YOKOYAMAとなりました。小谷奈穂 Naho KOTANIは5位で完走しています。

男子はトップ10の選手が激しく入れ替わるレースになりました。そうした中でレース中盤に先頭に立った長田豪史 Goshi OSADA が雨の中でも着実にコースを進み、後続の選手に1時間以上の差をつける12:16で優勝。2位には13:21で中林健 Ken NAKABAYASHI、3位は13:24で高木聖也 Seiya TAKAKIが入りました。

110km女子・リザルト

  1. 山内 菜摘 YAMAUCHI Natsumi 16:32:26
  2. 市川 理紗 ICHIKAWA Risa 16:44:18
  3. 横山 法子 YOKOYAMA Noriko 17:25:58
  4. 武市 香里 TAKEICHI Kaori 17:46:07
  5. 小谷 奈穂 KOTANI Naho 17:52:12
  6. 祖父江 奈緒 SOBUE Nao 18:05:29
  7. 山本 明日香 YAMAMOTO Asuka 13:50:27 *
  8. 金原 佳代子 KANEHARA Kayoko 13:52:17 *
  9. 中村 麻季子 NAKAMURA Makiko 13:58:02 *
  10. 浅野 ゆかり ASANO Yukari 14:08:39 *

*7位以降は戸隠スキー場で終了の特別完走でタイムは戸隠スキー場の通過時間。

110km男子・リザルト

  1. 長田 豪史 OSADA Goshi 12:16:50
  2. 中林 健 NAKABAYASHI Ken 13:21:56
  3. 高木 聖也 TAKAKI Seiya 13:24:20
  4. イ・ギョンホ LEE Kyuho 13:26:43
  5. 松田 博幸 MATSUDA Hiroyuki 13:46:17
  6. 清田 広輝 SEITA Koki 13:46:58
  7. 延谷 和彦 NOBUTANI Kazuhiko 13:47:13
  8. 西澤 開 NISHIZAWA Kai 13:47:22
  9. 竹内 隼 TAKEUCHI Jun 13:48:29
  10. 相川 裕一 AIKAWA Yuichi 13:49:12

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9月14日土曜日 – 15日日曜日

Borneo TMBT Ultra Trail (109k, 50k, 30k, 37k, 12k, 7.5k)

ボルネオ島のマレーシア、サバ州で開催される、キナバル山(標高4,100m)の麓を走る大会です。78kmのレースがAsia Trail Masterの今シーズンのファイナルと位置付けられ、シリーズで活躍する選手が揃いました。女子のレースはシンガポール在住のプリヤ・ライ Priya Rai (NEP) が11:00で総合5位で女子優勝となりました。2位にはヴァニア・ノップス Vanja Cnops (NED) が12:36、3位はラシラ・タマン Rashila Tamang (NEP) が13:13でフィニッシュしました。男子は香港在住のジェフ・キャンベル Jeffrey Cambell (CAN) が喜多村久 Hisashi Kitamura (JPN) とのレースを2分半の差で制して9:49で優勝。2位の喜多村は9:51、3位はアーニー・マカネラス Arnie Macaneras (PHI)で9:56でした。国別団体はネパールがチャンピオンとなりました。

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9月14日土曜日 – 15日日曜日

Headlands 27K

合衆国カリフォルニア州ミルバレーのマリンヘッドランズで開催される大会で、今シーズンのGolden Trail World Seriesの第7戦でした。

14日土曜日には女子のレースが行われました。レース序盤はマダリナ・フロレア Madalina Florea (ROU) とジョイス・ニエル Joyce Muthoni Njeru (KEN) がの二人がリードし、1分差でローレン・グレゴリー Lauren Gregory (USA)、20秒差でアンナ・ギブソン Anna Gibson (USA) が追います。レース開始から90分の中盤に入ると、ニエルがフロレアに13秒のリードで先頭に立ち、ジュディス・ワイダー Judith Wyder (SUI) が3位となります。ジョイス・ニエルはそのままリードをキープして2:17:36で優勝し、今シーズンのGTWSのレースで2勝目を挙げました。2位はフロレアで2:18:23、ローレン・グレゴリーが3位で2:19:16でした。先月末のOCCで2位のワイダーは4位、OCCチャンピオンのヤオ・ミャオ Miao Yao (CHN) は6位でした。

ジョイス・ニエル Joyce Muthoni Njeruは今シーズンのGTWSで2勝目。Photo: Golden Trail Series/Headlands 27k/@Rising.Story /@MathisDecroux

ジョイス・ニエル Joyce Muthoni Njeruは今シーズンのGTWSで2勝目。Photo: Golden Trail Series/Headlands 27k/@Rising.Story /@MathisDecroux

翌日15日に男子のレースが行われました。序盤の24分はフィレモン・キリアゴ Philemon Ombogo Kiriago (KEN) とレミ・ボネ Rémi Bonnet(SUI) 、そしてエルハウシン・エラザウィ Elhousine Elazzoui (MAR) がリードします。その後も3人は先頭集団を形成してコースを進み、その背後にいたのはパトリック・キプンゲノ Patrick Kipngeno (KEN)だけでした。レース最終盤に入ると先頭集団からレミ・ボネが脱落し、ラストスパートでエラザウィがキリアゴに先行します。エラザウィが1:55:27でHeadlands 27kでの勝利を手にしました。キリアゴが1:55:29で2位に続き、最後にボネを交わしたキプンゲノが1:56:01で3位となりました。リザルトはこちら

Headlands 27Kを制したエルハウシン・エラザウィ Elhousine Elazzoui。 Photo Golden Trail Series/Headlands27k/@SODSTUDIOS

Headlands 27Kを制したエルハウシン・エラザウィ Elhousine Elazzoui。 Photo Golden Trail Series/Headlands27k/@SODSTUDIOS

Headlands 27k 女子トップ10

  1. ジョイス・ムトニ・ニエル Joyce Muthoni Njeru (KEN) – 2:17:34.8
  2. モニカ・マダリナ・フロレア Monica Madalina Florea (ROU) – 2:18:22.6
  3. ローレン・グレゴリー Lauren Gregory (USA) – 2:19:15.4
  4. ジュディス・ワイダー Judith Wyder (CHE) – 2:22:21.4
  5. オリア・リアチ Oria Liaci (CHE) – 2:24:26.5
  6. ミャオ・ヤオ Miao Yao (CHN) – 2:25:25.9
  7. アンナ・ギブソン Anna Gibson (USA) – 2:25:39.6
  8. ジュリア・フォント・ゴメス Julia Font Gomez (ESP) – 2:25:54.2
  9. アリー・オストランダー Allie Ostrander (USA) – 2:27:04.7
  10. レイチェル・トマジチク Rachel Tomajczyk (USA) – 2:27:32.7

Headlands 27k 男子トップ10

  1. エルハウシン・エラザウイ Elhousine Elazzaoui (MAR) – 1:55:27
  2. フィレモン・オンボゴ・キリアゴ Philemon Ombogo Kiriago (KEN) – 1:55:29
  3. パトリック・キプゲノ Patrick Kipngeno (KEN) – 1:56:01
  4. レミ・ボネ Rémi Bonnet (SUI) – 1:57:48
  5. クリスチャン・アレン Christian Allen (USA) – 2:01:39
  6. ミケル・コルベラ・ルビオ Miquel Corbera Rubio (ESP) – 2:02:12
  7. フレデリック・トランシャン Frederic Tranchand (FRA) – 2:02:46
  8. チェザーレ・マエストリ Cesare Maestri (ITA) – 2:03:30
  9. バルト・プシェドヴォイェフスキ Bart Przedwojewski (POL) – 2:04:01
  10. ケイド・マイケル Cade Michael (USA) – 2:04:33
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DREI-Zinnenlauf (17km)

イタリアのドイツ語圏である南チロル地方のセクステン Sexten からドライ・ツィンネンの山小屋までの往復約17km、累積標高差約1,333mのコースで行われる山岳レース。今回はサラ・ボッタレリ Sara Bottarelli (ITA) が52:53で女子優勝、フィリッポ・バリッツァ Filippo Barizza (ITA) が47:01で男子優勝という結果でした。リザルトはこちら

9月15日日曜日

富士山クライムラン(12km)

今年初開催の大会で、富士北麓公園から富士山五合目までの距離12km、標高差1,200mのロードとトレイルのコースを駆け上がる大会です。7月の富士登山競走の姉妹大会として立ち上げられた大会で、2時間以内に完走すると、翌年の富士登山競走山頂コースの出場資格を獲得できる特典があります。女子では好士理恵子 Rieko Koushiが1:23、男子は中山輝 Akira Nakayama が1:12で初開催のレースを制しました。

クライムラン女子総合

  1. 好士理恵子 Rieko Koushi – 1:23:22
  2. 秋山美由 Miyu Akiyama – 1:27:28
  3. 神谷唯 Yui Kamiya – 1:33:52
  4. 大島あかり Akari Oshima – 1:34:28
  5. 橋本由利 Yuri Hashimoto – 1:35:42
  6. 山口典子 Noriko Yamaguchi – 1:39:24

クライムラン男子総合

  1. 中山輝 Akira Nakayama – 1:12:06
  2. 風間健範 Takenori Kazama – 1:12:14
  3. 中村洸文 Hirofumi Nakamura – 1:13:25
  4. 松本啓明 Hiroaki Matsumoto – 1:15:50
  5. 小島弘道 Hiromichi Kojima – 1:16:19
  6. 田中敏弘 Toshihiro Tanaka – 1:16:22

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歴史街道丹後100km ウルトラマラソン(100km / 60km)

京都府北部の丹後半島で開催される100kmと60kmのウルトラマラソン大会。100kmは丸一晃子(8:11)、高林遼哉(6:59)が男女それぞれで他の選手を圧倒して優勝。60kmは冨髙結香が5:09で女子優勝、竹中俊樹が4:10で男子優勝となりました。

100kmの部女子

  1. 丸一 晃子 (大阪府) – 8:11:37
  2. 土井 みさと (大阪府) – 9:51:02
  3. 安藤 弘子 (東京都) – 10:08:09
  4. 久藤 映 (広島県) – 10:28:55
  5. 高倉 恵理子 (三重県) – 10:47:08
  6. 新谷 真寿美 (広島県) – 10:47:59

100kmの部男子

  1. 高林 遼哉 (静岡県) – 6:59:25
  2. 冨高 一成 (福岡県) – 7:32:50
  3. 児玉 雄介 (埼玉県) – 7:41:19
  4. 伊藤 裕世 (東京都) – 7:47:13
  5. 大江 剛俊 (大阪府) – 8:00:21
  6. 間宮 秀幸 (愛知県) – 8:20:54
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60kmの部女子

  1. 冨髙 結香 (福岡県) – 5:09:56
  2. 阿萬 香織 (北海道) – 5:14:32
  3. 脇田 亜希子 (大阪府) – 5:23:13
  4. 平田 絢子 (大阪府) – 5:33:55
  5. 宇都宮 美香 (愛知県) – 5:37:20
  6. 蓮實 芳乃葉 (埼玉県) – 5:42:02

60kmの部男子

  1. 竹中 俊樹 (和歌山県) – 4:10:49
  2. 野中 健史 (愛媛県) – 4:14:43
  3. 瀬尾 良平 (奈良県) – 4:14:50
  4. 澤原 雄一 (愛知県) – 4:27:08
  5. 森岡 紘士 (岡山県) – 4:32:23
  6. 三木 健司 (大阪府) – 4:55:56

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今週末開催のイベント

9月19日木曜日 – 22日日曜日

Mammoth Trail Fest (50k, 26k, Hill Climb, 1k)

カリフォルニア州マンモス湖で開催される四日間にわたるトレイルランニングのイベント。50K、26K、ヒルクライム、キッズ向け1Kレースなどが行われます。この大会で最終日の日曜日に行われる26kのレースがGolden Trail World Seriesの第8戦、10月のイタリアでのグランドファイナルを後にしたシリーズの最終戦となります。

Paraty Brasil by UTMB (110k, 55k, 35k, 20k)

ブラジルのパラチで開催されるUTMBワールドシリーズのイベント。パラチはリオデジャネイロ州の海岸沿いにあり、1597年に設立された保存状態の良いポルトガル植民地時代の町です。大会参加者は、コバルトストーンに舗装された通りや、熱帯の島々が点在するイリャグランデ湾の景色を楽しみながら、セーハ・ダ・ボカイナ国立公園周辺の大西洋熱帯雨林を走ります。25km、34km、58.5km、108kmの4つのレースが行われます。

9月20日金曜日 – 15日日曜日

Grindstone by UTMB (100m, 100k, 21k)

合衆国バージニア州シェナンドー渓谷で開催される大会で、こちらもUTMBワールドシリーズのレースとして開催されます。100マイル、100km、50km、21kmの4つの距離カテゴリーのレースが行われます。コースとなるジョージ・ワシントン国立森林公園とジェファーソン国立森林公園は秋の紅葉が最も美しい時期で、ランナーはアパラチア山脈の山と渓谷を駆け抜けます。UTMB Mont-Blanc、ウェスタンステイツ、ハードロック100と三つの人気イベントのクオリファイアレースとなっている数少ない大会でもあります。

Julian Alps Trail Run by UTMB (120km, 80km, 50km, 25km, 15km, 10km)

スロベニアのクラニスカ・ゴラ Kranjska Gora で開催される同国でも最大規模のトレイルランニングイベントで、こちらもUTMBワールドシリーズの大会です。ジュリアン・アルプスとトリグラウ国立公園を走るコースは120kmから10kmまで6つとなります。

Ultra Spirit (3 days, trio, 100km)

フランス・ボーフォールで開催されるウルトラトレイルのイベントです。フランソワ・デンヌとカリーヌ・デンヌの夫妻がプロデュースするこのイベントは普通の大会とは異なり、参加者は、3人1組のチームで三日間のステージレースの合計100km・累積獲得高度7,000mD+を走破することを目指します。携帯電話やタイミングチップは使用されず、三日間のそれぞれの1日の終わりには参加者全員が山中でキャンプを行い、共に過ごす時間が設けられています。レースで競うことよりも、チームワークや冒険を重視した体験を提供することを目的としています。

Vietnam Mountain Marathon (100m, 100km, 70km, 42km, 21km, 10km)

ベトナム北部のサパ周辺のホアンリエン国立公園で、10km、21km、50km、70km、100km、100マイル(約160km)のレースが行われます。山間地の村々や棚田、竹の橋を通るコースを走ります。

9月21日土曜日 – 23日月曜日

上州武尊山スカイビュートレイル(130km, 80km)

群馬県北部の「上州武尊山」を走る山岳要素に満ちたトレイルランニング大会です。群馬県川場村を会場とし、標高2,158mの武尊山頂上を超えるコースを特徴としています。距離138km、累積獲得高度9000mD+の「スカイビュートレイル130」、距離80kmで累積獲得高度4640mD+の「スカイビュートレイル80」の二つのレースが行われます。

Pirin Ultra (160km, 66km, 38km)

UNESCOの世界遺産に登録されているブルガリアのピリン国立公園を走るトレイルランニングの大会です。累積獲得高度が11,000mを超える100マイルのほか、66kmや38kmのテクニカルなコースを走る「Pirin Extreme」、25kmのレースが行われます。

9月21日土曜日 – 22日日曜日

Dieng Ultra 50 (50k, 25k, 12k, 6k)

インドネシア中部ジャワ州のディエン高原で開催されるトレイルランニング大会です。今年の大会テーマに「ONE HEALTH, RUN FOR YOUR HEALTH AND THE PLANET」を掲げ、ランナーの健康と地球の健康が密接に関連していることを強調し、持続可能性に焦点を当てています。先週末でシーズンの区切りを迎えたAsia Trail Masterの新シーズン開幕戦となります。

IMTUF 100

IMTUF 100(Idaho Mountain Trail Ultra Festival)は、アイダホ州マッコール McCall のジャグマウンテンランチをスタート・フィニッシュ地点とする100マイルのトレイルランニングイベントです。コースは103.9マイル(約167km)、累積は約16,850フィート(約5,136m)で、起伏の連続と岩場や木の根などテクニカルな要素が多いのが特徴です。

Pikes Peak Ascent & Marathon

合衆国コロラド州マニトゥスプリングスの標高4,302mのパイクスピーク山頂を目指す山岳ランニングの大会で、スタート地点との標高差は約2,382m(7,815フィート)のコースを走ります。土曜日に登りのみの21.4kmの「アセント」、日曜日に登り下りの42.2kmの「マラソン」が行われます。アメリカで3番目に歴史が長いマラソン大会であり、1956年の第1回大会から女性の参加を認めた先進的な大会でもあります。

9月21日土曜日

La Skyrhune (21km)

フランスのバスク地方に位置するアスカンで開催される大会で、これまでスカイランニングのイベントとして注目を集めてきたレースです。距離21kmで累積標高差1,700mD+のコースをランナーは走ります。

9月22日日曜日 – 28日土曜日

Grand to Grand Ultra (275 km, 6 stages)

合衆国のアリゾナ州とユタ州の砂漠地帯で行われる7日間6ステージのトレイルランニング大会で、合計約275kmを走ります。参加者は7日間に必要な装備や食料をすべて自身で背負って走ることが求められます、コースは砂丘、赤い岩の変化に富んだ高原砂漠の景観を通ります。

9月22日日曜日 – 23日月曜日

OSJ Ontake 50

長野県木曽郡王滝村で開催。9月23日にロング約54km、ショート約25kmの二つのレースが行われます。コースは御嶽山(標高3,067m)の麓に広がる国有林の中の未舗装林道がランナーのために特別に開放されます。ロングの上位100名(男子の上位70名、女子の上位30名)に翌年のOSJ ONTAKE 100へのエントリー権が付与される特典もあります。

9月22日日曜日

仙台泉ヶ岳トレイルラン(25km、17km、12km)

仙台市の泉ヶ岳で開催される大会で、スプリングバレー仙台泉スキー場をメイン会場とする25km、17km、12kmなどのレースが行われます。

若狭路トレイルラン(43k/32k/15k)

福井県若狭町で開催されるトレイルランニング大会では、約43km、約32km、約15kmの三つのレースが行われます。

MAGA SKYMARATHON (39km)

MAGAスカイマラソンは、イタリアのロンバルディア州ベルガモ県で開催される大会で、今年の Merrell Skyrunner World Series の第14戦となっています。

前週末の主大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

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