DC Weekly 2024年10月29日 びわ湖バレイ、Juvelina Jundred、上越妙高エクスプレス、御船ジュラシック、2 Peaks Skyrace、宇都宮、尾瀬戸倉、Sobrescobio Skyrace

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真はびわ湖バレイスカイレースで行われた全日本スカイランニング選手権大会・スカイで男子優勝の市毛富士雄。Photo © JSA)

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先週末開催のイベント

Backyard Ultra – World Team Championships 2024

バックヤードウルトラのイベントで、参加する63カ国のそれぞれで選ばれた15人が参加して開催されるイベントをリモート形式で繋ぐ国別団体の世界選手権が開催されました。イベントは10月19日にスタートし、5日目にベルギーのレースを最後まで走り続けていたMerjin Geerts、Ivo Steyaert、Frank Gielenの3人が世界新記録となる110周を走り終えたところで、揃ってレースを終えることになりました。バックヤードウルトラのルールによれば、三選手はDNFとなり、ベルギー大会は完走者ゼロとなります。国別のランキングではベルギーが優勝、オーストラリアが2位、アメリカが3位となりました。日本大会は群馬県上野村で開催され、団体では4位となりました。日本大会では河畑和宏 Kazuhiro Kawahataが最後に独りで92周を走って第一位となっています。92周を上回ったのはベルギーの3選手、とオーストラリアの96周の勝者と95周のアシストの5人だけでした。リザルトはこちら

10月23日水曜日 – 27日日曜日

Asia Pacific Trail Running Championship

国際トレイルランニング協会(ITRA)が主催する、アジア太平洋地域で初めての公式選手権として韓国ウルジュ郡で開催されました。10kmから124kmまでの様々な距離のレースが開催される「Ultra-Trail Nine Peaks」がホスト大会となりました。

APTRCの80kmの「ロングトレイル」では中国のシャン・フージャオ Fuzhao Xiangチー・ミン Min Qi、40kmの「ショートトレイル」は高村貴子 Takako Takamura (JPN)、ジョン・レイ・「スティングレイ」・オニファ John Ray “Stinglay” Onifa (PHI) がそれぞれ女子、男子の初代アジアパシフィックチャンピオンのタイトルを獲得しました。このほか日本代表チームでは14kmのU23カテゴリーで渡部春雅 Kazuga Watabe が女子2位となり銀メダルを獲得。さらにショート女子で秋山穂乃果 Honoka Akiyamaが銅メダル、ショート男子で小笠原光研 Koken Ogasawara が銀メダル、ロング女子で吉住友里 Yuri Yoshizumi が銅メダル、ロング男子で甲斐大貴 Hiroki Kai が銀メダルとなりました。国別団体ではショート、ロングの男女いずれも日本が金メダル、ロング、ショートを通じた団体総合で日本が金メダルと、日本勢のメダルラッシュとなりました。

各レースの詳細については、当サイトの記事からご覧ください。

髙村貴子がショート40km女子で金、秋山穂乃果が銅、男子は小笠原光研が銀、U23女子で渡部春雅が銀/アジアパシフィック・トレイルランニング選手権初日 #APTRC

2024.10.25

甲斐大貴がロング80km男子で銀メダル、吉住友里が銅メダル、団体タイトルは日本が独占/アジアパシフィック・トレイルランニング選手権二日目 #APTRC

2024.10.27

10月26日土曜日 – 27日日曜日

びわ湖バレイスカイレース・バーティカルキロメーター

滋賀県大津市のびわ湖バレイで開催。この大会の中で前週の志賀高原エクストリームトレイルに続いて全日本スカイランニング選手権大会(バーティカル、スカイ)が開催されました。

土曜日の距離4.3km、標高差+900mの「バーティカル」は松本祥汰が34:56、沢田愛里が44:43で男女それぞれの日本チャンピオンとなりました。男子では乾碩が35:41で2位、宮川朋史が36:23で3位に。女子は2位に45:41で大掛莉奈が入り、3位は猿見田裕香(46:02)でした。

翌日の距離22.0km、標高差±2200mの「スカイ」は市毛富士雄佐俣明香莉が勝利して日本選手権の金メダリストとなりました。男子はケセテ・ハブテシオンが2位、長谷怜信が3位に。女子は皆川美紀子が2位に入り、林楓が3位で続きました。リザルトはこちら(バーティカルスカイレース)。

全日本スカイランニング選手権大会・スカイ女子優勝の佐俣明香莉。Photo © JSA

全日本スカイランニング選手権大会・スカイ女子優勝の佐俣明香莉。Photo © JSA

全日本選手権・バーティカル男子

  1. 松本祥汰 Shota MATSUMOTO 00:34:56
  2. 乾碩 Suguru INUI 00:35:41
  3. 宮川朋史 Tomofumi MIYAGAWA 00:36:23
  4. 山口大河 Taiga YAMAGUCHI 00:36:56
  5. 新田華寿樹 Kazuki NITTA 00:37:01
  6. ケセテ・ハブテシオン Kesete HABTETSION 00:37:23
全日本選手権・バーティカル男子のトップ3。 Photo © JSA

全日本選手権・バーティカル男子のトップ3。 Photo © JSA

全日本選手権・バーティカル女子

  1. 沢田愛里 Airi SAWADA 00:44:43
  2. 大掛莉奈 Rina OGAKE 00:45:41
  3. 猿見田裕香 Yuka SARUMIDA 00:46:02
  4. 山田柚野 Yuno YAMADA 00:46:50
  5. 合田睦美 Mutsumi GODA 00:47:39
  6. 齋藤磨実 Mami SAITO 00:47:59
全日本選手権・バーティカル女子のトップ3。 Photo © JSA

全日本選手権・バーティカル女子のトップ3。 Photo © JSA

全日本選手権・スカイ男子

  1. 市毛富士雄 Fujio ICHIGE 02:31:15
  2. ケセテ・ハブテシオン Kesete HABTETSION 02:32:45
  3. 長谷怜信 Ryoshin HASE 02:33:17
  4. 薬師寺裕人 Yuto YAKUSHIJI 02:38:24
  5. 古田蓮 Ren FURUTA 02:42:11
  6. 吉井将晃 Masaaki YOSHII 02:43:29
全日本選手権・スカイ男子のトップ3。 Photo © JSA

全日本選手権・スカイ男子のトップ3。 Photo © JSA

全日本選手権・スカイ女子

  1. 佐俣明香莉 Akari SAMATA 03:06:39
  2. 皆川美紀子 Mikiko MINAGAWA 03:09:49
  3. 林楓 Kaede HAYASHI 03:15:36
  4. 齋藤磨実 Mami SAITO 03:18:06
  5. 相原千尋 Chihiro AIHARA 03:23:15
  6. 小林華蓮 Karen KOBAYASHI 03:28:59
全日本選手権・スカイ女子のトップ3。 Photo © JSA

全日本選手権・スカイ女子のトップ3。 Photo © JSA

ジャングル ぐるぐる MAX(200k, 160k, 120k, 80k, 40k)

埼玉県越生町で約40km、累積獲得高度2,350mD+の周回コースを走るレースが行われました。最も参加者の多かった80kmでは降矢信彦が13:16、落合香奈子が16:30で男女それぞれのトップでフィニッシュ。40kmでは寺尾匡史が5:07で男子優勝、朝生文子が6:24が女子優勝。120kmは冨沢哲夫が24:21、湯田満希が29:39、160kmは芦田泰志(29:13)と杉浦知香(33:49)が男女それぞれの勝者に。3選手が挑んだ200kmでは大石浩樹が33:53で完走しました。リザルト速報はこちら

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Javelina Jundred (100m, 100k)

米国のアリゾナ州のマクダウェル・マウンテン山地公園に設定された周回コースを走るトレイルランニングイベントです。ハロウィンをテーマにした仮装ランのイベントとしても知られる一方、100マイルのレースはウェスタンステイツのへの出場権がかかったGolden Ticket Raceであるため、多くのエリート選手を集める大会です。

男子では8月に Leadville 100 の大会記録を更新して話題になったばかりのデイビッド・ローチ David Roche が12:45で優勝しました。ローチにとっては自身にとって初めての100マイルだったLeadvilleに続いて2勝目となります。また、今回も大会記録(12:43、2023年のジョン・レア)に迫る好記録での優勝でした。9分差で2位となったジェフ・モガベロ Jeff Mogavero とともにゴールデンチケットを手にしました。3位はダン・グリーン Dan Greenで12:58でした。

女子のレースはこの大会で2022年に準優勝、昨年は3位のライリー・ブレイディ Riley Brady が歴代2位となる14:19で勝利しました。2位にはハンナ・オールグッド Hannah Allgood (Osowski) が14:38で続いて2位に。ブレイディとともに来年んのウェスタンステイツの出場権を獲得しました。3位はローレン・ピュレット Lauren Puretz で15:00で完走しました。

リザルトはこちら

男子リザルト

  1. デイビッド・ローチ David Roche – 12:45
  2. ジェフ・モガベロ Jeff Mogavero – 12:54
  3. ダン・グリーン Dan Green – 12:58
  4. ラジポール・パンヌ Rajpaul Pannu – 13:16
  5. ブレイク・スラッテングレン Blake Slattengren – 14:00
  6. グラント・ホタリング Grant Hotaling – 14:03

女子リザルト

  1. ライリー・ブレイディ Riley Brady – 14:19
  2. ハンナ・オールグッド Hannah Allgood – 14:38
  3. ローレン・ピュレッツ Lauren Puretz – 15:00
  4. エリン・クラーク Erin Clark – 15:02
  5. コリン・シャルボイ Corinne Shalvoy – 15:24
  6. アンナ・ローデン Anna Louden – 16:18

Tussey MountainBack (50 mile)

米国ペンシルベニア州中央部のタッシー・マウンテンで開催。50マイルのレースがUSATFによる50マイル全米選手権となっています。リザルトはこちらに掲載される見込みです。

10月26日土曜日

上越妙高エクスプレストレイル(35km、14km)

新潟県上越市で昨年に続いて2回目の開催となる大会。北陸新幹線の上越妙高駅前をスタートし、駅前でフィニッシュするコースで35kmのロングコースと14kmのショートコースのレースが行われました。ロングでは矢嶋信 Makoto YAJIMAが 3:32、井筒智子 Tomoko IZUTSU が 4:18で男女それぞれで優勝。ショートは男子が山本生吹 Ibuki YAMAMOTO (1:13)、女子は松岡光代 Mitsuyo MATSUOKA (1:41)が商社となりました。リザルトはこちら

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ロング(35km) 男子

  1. 矢嶋 信 Makoto YAJIMA 03:32:33
  2. 浦野 裕之 Hiroyuki URANO 03:38:22
  3. 堀口 鉄太郎 Tetsutaro HORIGUCHI 03:42:25
  4. 西岡 賢一 Kenichi NISHIOKA 03:52:13
  5. 高野 岳彦 Takehiko KONO 03:56:46
  6. 奈良 和樹 Kazuki NARA 03:57:22

ロング(35km) 女子

  1. 井筒 智子 Tomoko IZUTSU 04:18:18
  2. 矢吹 沙樹 Saki YABUKI 04:37:40
  3. 保坂 康恵 Yasue HOSAKA 04:39:58
  4. 荒木 美和 Miwa ARAKI 04:45:29
  5. 大森 真央 Mao OMORI 04:53:34
  6. 丸山 直美 Naomi MARUYAMA 05:00:58

ショート(15km) 男子

  1. 山本 生吹 Ibuki YAMAMOTO 01:13:16
  2. 駒村 俊介 Shunsuke KOMAMURA 01:14:47
  3. 松本 秀明 Hideaki MATSUMOTO 01:17:21
  4. 山室 英貴 Hidetaka YAMAMURO 01:20:52
  5. 白井 清流 Seiryu SHIRAI 01:22:06
  6. 藤本 巧佑 Kosuke FUJIMOTO 01:22:58

ショート(15km) 女子

  1. 松岡 光代 Mitsuyo MATSUOKA 01:41:10
  2. 高岡 円香 Madoka TAKAOKA 01:42:16
  3. 宮澤 千夏 Chinatsu MIYAZAWA 01:49:38
  4. 寺島 碧 Midori TERASHIMA 01:52:09
  5. 小山 美穂 Miho KOYAMA 01:52:43
  6. 川原林 宏美 Hiromi KAWAHARABAYASHI 01:53:34

御船ジュラシックトレイル(20km, 3km)

恐竜の町として知られる熊本県御船町の吉無田高原で開催。20kmのレースは男子は前田渉が1:40、女子は東晏璃が2:06でそれぞれ今回のチャンピオンとなりました。リザルト速報はこちら

男子

  1. 前田 渉 Wataru MAEDA 1:40:53
  2. 矢口 寛大 Kanta YAGUCHI 1:45:51
  3. 横溝 竜也 Tatsuya YOKOMIZO 1:46:15
  4. 西原 正明 Masaaki NISHIHARA 1:53:36
  5. 斉藤 友章 Tomoaki SAITO 1:54:10
  6. 楠 吉博 Yoshihiro KUSUNOKI 1:56:06

女子

  1. 東 晏璃 Anri AZUMA 2:06:00
  2. 吉原 綾音 Ayane YOSHIHARA 2:08:35
  3. 田中 美穂 Miho TANAKA 2:15:53
  4. 井上 美由紀 Miyuki INOUE 2:20:04
  5. 古島 彩花 Ayaka FURUSHIMA 2:34:47
  6. 酒見 範子 Noriko SAKAMI 2:37:17
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2 PEAKS SKYRACE (26km)

韓国、蔚山広域市ウルジュ郡で開催される「Ultra-Trail Nine Peaks」では前述のアジアパシフィック選手権が行われましたが、同じ大会の中で、25.9km、2,470mD+のこのレースが行われました。Merrell Skyrunner World Seriesのシリーズ戦の一つとなっており、欧州、日本からも有力選手が参戦しました。

男子のレースはジャンルカ・ギアーノ Gianluca Ghiano (ITA) が2:53で制しました。今シーズンのシリーズで活躍するギアーノですが、勝者としてウィナーズビブを身につけるのは初めてです。ギアーノと並んでコースを進んだ日本の上田瑠偉 Ruy Ueda はわずか55秒差の2位でフィニッシュしました。3位には3:05でロレンツォ・ベルトラーミ Lorenzo Beltrami (ITA) が入り、小田切将真 Shoma Otagiri が3:06で4位でした。

女子ではアナスタシア・ルブツォワ Anastasia Rubtsova (RUS) が今シーズンのワールドシリーズで5勝目を上げました。2位の選手との差が20分弱という圧勝でした。2位はイリーナ・ラチンスカイア Irina Rachinskaia (RUS) 、3位はヴェロニカ・レン Veronika Leng (SVK) でした。

リザルトはこちら

MSIG HK50 Series – Hong Kong Island (24 km / 50 km)

Action Asia が香港で開催する50kmのシリーズ戦の開幕戦が香港島のビクトリアピークを会場にして行われました。男子はライアン・ウィーラン Ryan WHELAN (GBR) が4:57、女子はディル・リンブ Dilu LIMBU (NPL) が6:32でレースを制しました。24kmのレースも同日に開催されました。リザルトは大会ウェブサイトから。

50km 男子

  1. ライアン・ウィーラン Ryan WHELAN (GBR) 04:57:20
  2. ジェレミー・ペレタン Jeremy PELLETANT (FRA) 05:15:58
  3. ジュスト・レイ Justo LEI (HKG) 05:19:29
  4. リー・チュンウィン Chun Wing LI (HKG) 05:22:17
  5. ジャン・クリストフ・モンネルヴィル Jean Christophe MONNERVILLE (FRA) 05:27:27

50km 女子

  1. ディル・リンブ Dilu LIMBU (NPL) 06:32:41
  2. チン・ウィンイー・フローラ Wing Yee Flora CHING (HKG) 06:38:07
  3. ホンナ・フン Honna HUNG (HKG) 06:38:56
  4. カン・ミンプイ Ming Pui KAN (HKG) 06:40:50
  5. エレノア・グールド=ペレイラ Eleanor GOULD-PEREIRA (GBR) 06:42:23

24km 男子

  1. アラン・ザグリー Alan ZAGURY (FRA) 02:03:57
  2. トーマス・キットウッド Thomas KITWOOD (GBR) 02:03:59
  3. ルイ・モンフォール Louis MONTFORT (FRA) 02:07:22
  4. ライダ・ケザズ Rayda KEZAZ (FRA) 02:11:06
  5. クレイトン・コノリー Creighton CONNOLLY (CAN) 02:11:22

24km 女子

  1. ニコール・チャウ Nicole CHAU (HKG) 02:22:03
  2. ジョー・モックフォード Jo MOCKFORD (GBR) 02:24:23
  3. ドン・チャオリン Chaoling DONG (CHN) 02:25:19
  4. ジェシー・チャン Jessie CHAN (HKG) 02:25:47
  5. ハンナ・ベインブリッジ Hannah BAINBRIDGE (GBR) 02:34:32

10月27日日曜日

カムロトレイルラン(37km, 31km, 7km, 3km, 1〜3km)

山形県最上郡金山町のグリーンバレー神室スキー場で開催。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

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宇都宮トレイルラン(36km, 21km, 8km, 4km)

栃木県宇都宮市の森林公園で古賀志山周辺のトレイルをコースとして開催されました。ロング36kmは森智彦、安藤智美、ミドル21kmは橋本貴志、小山のぞみ、ショート8kmは松嶋瑞樹、増田莉乃がそれぞれ男女のレースで優勝しました。リザルトはこちら

ロング36km 男子

  1. 森智彦 4:55:16
  2. 橋本彩世 5:05:11
  3. 岩崎敏之 5:05:53

ロング36km 女子

  1. 安藤智美 5:51:25
  2. Tatiana Callaghan 6:39:43
  3. 村上千景 6:44:12

ミドル21km 男子

  1. 橋本貴志 2:28:59
  2. 黒川璃音 2:35:03
  3. 石塚真人 2:42:22

ミドル21km 女子

  1. 小山のぞみ 3:26:39
  2. 水澤有紀子 3:29:22
  3. 青木幸世 3:32:24

ショート8km 男子

  1. 松嶋瑞樹 0:51:51
  2. 郡恵樹 0:53:13
  3. 金成翔史 0:58:50

ショート8km 女子

  1. 増田莉乃 1:19:12
  2. ラモンタニュ由香里 1:20:53
  3. 市村美奈子 1:22:50

尾瀬戸倉 尾瀬国立公園マウンテンマラソン

群馬県利根郡片品村戸倉の尾瀬国立公園で開催されるイベント。富士見田代コース(21km)は河崎鷹丸が 1:29、小幡真紀 が2:02で男子女子でそれぞれ優勝。田代原コース(10km)は爲石太一朗 が0:43、渕上由美子が1:03でこちらも男子と女子のそれぞれの商社となりました。リザルトはこちら

ロング 富士見田代コース(21km) 男子

  1. 河崎鷹丸 Takamaru KAWASAKI 1:29:29.5
  2. 大塚良軌 Yoshiki OTSUKA 1:38:46.0
  3. 境野光昭 Mitsuaki SAKAINO 1:41:55.1
  4. 香田友信 Tomonobu KODA 1:42:46.8
  5. 本間知大 Tomohiro HONMA 1:44:38.6
  6. PARK CHANGHYUN 1:49:28.8

ロング 富士見田代コース(21km) 女子

  1. 小幡真紀 Maki OBATA 2:02:17.4
  2. 戸部雅江 Masae TOBE 2:15:30.5
  3. 荒井恵理子 Eriko ARAI 2:18:32.2
  4. 荒川明日美 Asumi ARAKAWA 2:27:55.1
  5. 山崎真由 Mayu YAMAZAKI 2:31:13.6
  6. 新地柚佳 Yuka SHINCHI 2:31:14.7

ショート 田代原コース(10km) 男子

  1. 爲石太一朗 Taichiro TAMEISHI 43:26.0
  2. JUNG JAEWON 46:36.6
  3. 行廣大志 Daishi YUKIHIRO 46:37.8
  4. 日夏健介 Kensuke HINATSU 48:00.4
  5. 辺田淳 Atsushi HENDA 48:12.8
  6. 齋藤大樹 Daiki SAITO 48:55.1

ショート 田代原コース(10km) 女子

  1. 渕上由美子 Yumiko FUCHIGAMI 1:03:22.0
  2. 歌川由美 Yumi UTAGAWA 1:08:51.3
  3. 河野久美子 Kumiko KONO 1:10:34.6
  4. 楠貴子 Takako KUSUNOKI 1:12:12.8
  5. 土屋有花 Yuka TSUCHIYA 1:15:03.1
  6. ニコラエワ マリア Maria NIKOLAEVA 1:18:15.1

奥三河トレイルランニングレース(35km)

愛知県新城市、設楽町で「奥三河パワートレイル」が生まれ変わり、距離35.6km、累積標高差約2,600mの新しいレースとなって開催されました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

山村都市交流の森 花背トレイルラン(42km, 25km, 16km)

京都府京都市の花背地域で開催されました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

EDP SOBRESCOBIO SKYRACE (32km)

スペイン北部、アストゥリアス地方のソブレスコビオで開催される大会。同じ週末に韓国で行われた2 Peaks Skyraceとともに32kmのレースがMerrell Skyrunner World Seriesのシリーズ戦でした。今年は強い雨と風の中での厳しい条件下でのレースとなりました。男子はルカ・デル・ペロ Luca DEL PERO (ITA) が2:49でフィニッシュし、マヌエル・メリリャス Manuel MERILLAS (ESP) に競り勝ちました。メリリャスは37秒差で2位でした。3位は6分差でアントニオ・マルティネス・ペレス Antonio MARTÍNEZ PÉREZ (ESP) でした。

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女子はルュシル・ジェルマン Lucille GERMAIN (FRA)が序盤から単独リードとなり、そのままリードを広げて3:25で勝利しました。12分差でオイアナ・コルタサル Oihana KORTAZAR (ESP) が3:37で2位となり、フリア・フォント・ゴメス Julia FONT GOMEZ (ESP) が3:38で3位に続きました。リザルトはこちら

男子リザルト

  1. ルカ・デル・ペロ Luca DEL PERO (ITA) 2:49:26
  2. マヌエル・メリージャス Manuel MERILLAS (ESP) 2:50:03
  3. アントニオ・マルティネス・ペレス Antonio MARTÍNEZ PÉREZ (ESP) 2:56:22
  4. アイトール・ブランコ・ウルメネタ Aitor BLANCO URMENETA (ESP) 2:56:47
  5. マーティン・ニルソン Martin NILSSON (SWE) 3:00:21
  6. ゴンツァル・ムルゴイティオ・エスパルサ Gontzal MURGOITIO ESPARZA (ESP) 3:01:36
SOBRESCOBIO SKYRACEの男子トップ5。Photo © Valentin Orange

SOBRESCOBIO SKYRACEの男子トップ5。Photo © Valentin Orange

女子リザルト

  1. ルュシル・ジェルマン Lucille GERMAIN (FRA) 3:25:35
  2. オイハナ・コルタサル Oihana KORTAZAR (ESP) 3:37:16
  3. フリア・フォント・ゴメス Julia FONT GOMEZ (ESP) 3:38:20
  4. ニコラス・ジャクソン Nicholas JACSKON (GBR) 3:48:41
  5. アイナラ・アルクアス・ロドリゲス Ainara ALCUAZ RODRIGUEZ (ESP) 3:49:16
  6. フリア・ガリガ・フェレール Julia GARRIGA FERRER (ESP) 3:55:15
SOBRESCOBIO SKYRACE女子トップ5。Photo © Valentin Orange

SOBRESCOBIO SKYRACE女子トップ5。Photo © Valentin Orange

今週末開催のイベント

11月1日金曜日

Backyard Ultra Last Samurai Standing

6.7kmのループコースを1時間以内にスタートすることを最後の一人になるまで繰り返すバックヤード・ウルトラを日本国内の複数会場で並行して開催するというイベントです。今回は北海道、新潟、京都、東京の4会場で11月1日金曜日午後1時にスタートします。

11月1日金曜日 – 2日土曜日

Kullamannen by UTMB (100m, 100km, 50km, 20km)

スウェーデン南部のクッラベリ半島、ビェーレ半島で開催されるUTMBワールドシリーズの大会で、岩山、ブナの森、海岸沿いのトレイルを走る4つの距離のレースが行われます。100マイルカテゴリーのレースは距離159.9kmで、標高差2,547mのコースとなっています。

11月2日土曜日 – 4日月曜日

OSJ KAMI 100

兵庫県美方郡香美町ハチ北高原スキー場エリアで開催される大会で、今シーズンのOSJトレイルランニングシリーズの最終戦です。37kmの周回コースを1周する37K、2周する74K、3周する100Kのレースが行われます。

11月2日土曜日 – 3日日曜日

Manno mountain Madness (40km, 80km, 160km)

香川県まんのう町琴南で開催。約2年かけて整備されたトレイルは阿讃山脈の急登やアップダウンが続く超難関コースです。40kmのショート、80kmのロングに加えて、今年は100マイルのカテゴリーが新設されています。

Bromo Tengger Semeru Ultra (170k, 102k, 70k)

インドネシアのジャワ島東部にあるブロモ・トゥンゲル・スメル国立公園で開催。三つの火山が広がるエリアがコースとなっており、海抜2,200mの火山性の砂の平原をはじめする変化に富んだ景観が楽しめますが、しばしば低温と強風という厳しい環境下を走ることになる厳しいレースです。

Moab Trail Marathon (42k, 21k, 10k, 5k)

米国ユタ州モアブで開催される大会で、21kmのハーフマラソンにおいてUSATFトレイルハーフマラソン全米選手権、大学トレイルランニング選手権が開催されます。

Pinhoti 100

米国アラバマ州シラコーガ Sylacauga で開催される100マイルのトレイルランニングレースで、コースの累積標高は約4,600mに達します。コースはタラデガ国立森林公園を通過し、岩場、渓流、美しい尾根線などを走ります。

Rio Del Lago 100

米国カリフォルニア州のフォルサムからオーバーンを往復する100マイルのトレイルレースで、累積標高差は約2,500m。初心者から上級者まで多くのランナーを集める大会です。

Tsaigu Trail (110k, 80k, 50k)

中国の浙江省台州市臨海市で開催される大会で、浙江省沿岸部の山岳地帯、森林などの自然豊かな環境の中を走ります。充実した演出と大会運営でこれまで中国のトップ選手を輩出してきたことでも注目されています。

11月2日土曜日

KAILAS PENANG SKYRACE (42km)

マレーシアのペナン島のジョージタウンで、MMTFの主催者が開催する大会で、42km、21km、10km、5kmのレースが行われ、そのうち42kmのレースの中で、Merrell Skyrunner World Seriesのセミファイナルとなるレースが開催されます。

11月3日日曜日

魚沼スカイラン (22km, 14km, 2.5km)

新潟県魚沼市で開催。魚沼アルプスを走るコースからはコンディションが整えば雲海と紅葉のコラボレーションを楽しめます。22km 累積標高1900mD+の「エキスパート」のレースが今シーズンのSkyrunner Japan Seriesのグランドファイナルとなります。

甲州アルプスオートルートチャレンジ(108km, 70km, 55km, 36km, 4.5km)

山梨県甲州市の塩山ふれあいの森総合公園を拠点に甲州アルプスを走るトレイルランニングレースです。クレーシャ108(108km)、オートルートチャレンジ(約70km)、リリールートチャレンジ(約55km)、マロニエルートチャレンジ(約36km)、トレイルクエスト(4.5km、3.0km、1.5km)などのイベントが開催されます。

忍者トレイルランニングレース(50k、48k、22k)

三重県伊賀市のさるびの温泉を会場に開催される大会は今年で8回目を迎えます。48kmのロングと22kmのショート、そしてペアで参加の50kmのIGAGOEが行われます。

四国中央スカイラン(4.8km / 850mD+)

愛媛県四国中央市で開催。ススキの景観が美しい塩塚峰へ駆け上がるバーティカルレースで、今シーズンのスカイランニング西日本選手権、そしてV GAMES JAPANの一戦となります。

龍馬脱藩トレイルレース

龍馬脱藩トレイルレースは、坂本龍馬の脱藩ルートをたどるコースを通じて高知県の奥四万十地域の活性化と自然の大切さをアピールすることを狙いとしたイベント。70kmの「脱藩コース」と35kmの「源流点コース」の二つのレースが行われます。

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