DC Weekly 2025年5月12日 Cocodona 250、Transvulcania、CORENDON TAHTALI、阿蘇ボルケーノ、善光寺

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真 Transvulcaniaの男子トップ3、左から2位のライテラー、優勝のフラーニョ、3位のアングイタ・バヨ。Photo @ Transvulcania)

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先週末開催のイベント

5月5日月曜日 – 10日土曜日

Cocodona 250

アリゾナ州で開催された256マイル(約412km)、累積標高約12,200mの超長距離トレイルランニングレースは2021年に始まったまだ若い大会ですが、多くのランナーの関心を集める人気大会となりつつあります。2025年は例年にない寒さと悪天候に見舞われ、スタート直後からランナーたちは雨と雹に打たれ、泥のコースを進むハードなレースとなりました。

男子では、昨年の王者で大会記録保持者のハリー・スベルタス Harry Subertas (LTU/USA)が序盤をリード。しかし、序盤のハイペースが響き、69マイル付近でダン・グリーン Dan Green (USA)とウルトラトレイル界のベテラン、ライアン・サンデス Ryan Sandes (RSA)に先行を許します。その後、グリーンとサンデスの二人が激しいトップ争いを展開し、148マイル地点ではサンデスが一時首位に立つ場面もありました。しかし、173マイル付近でグリーンが逆転すると、その後はリードを広げます。終盤のエルデン山の登りも快調にこなし、フラッグスタッフ Flagstaff のヘリテージスクエアに設けられたフィニッシュゲートを58時間47分18秒でくぐりました。これは昨年のスベルタスによる大会記録、59時間50分55秒を1時間以上更新する大記録となりました。2位にはサンデスが61時間21分04秒で続き、3位にはエデル・ラミレス Edher Ramirez (MEX)が63時間10分13秒で入りました。前回優勝のスベルタスは4位でした。

女子のレースは昨年優勝のレイチェル・エントレキン Rachel Entrekin (USA)と、ウルトラ界のレジェンドでこの大会で久しぶりに200マイル超を走るコートニー・ドウォルター Courtney Dauwalter (USA)が注目を集めました。二人は序盤からレースをリードし、ドウォルターは69マイル地点で男女総合で首位に立つ快走を見せました。しかし108マイル地点のミンガス山でドウォルターは体調不良により無念のリタイアを選びました。その後はエントレキンによる独走となります。天候の悪化にも冷静に対応して快調なペースを維持するエントレキンは、2位以下に大差をつけて63時間50分55秒でフィニッシュ。2022年のアニー・ヒューズ Annie Hughes (USA)による大会記録、71時間10分22秒を7時間以上更新する圧倒的なパフォーマンスにより、大会新記録での優勝となりました。2位にはリンジー・ドワイヤー Lindsey Dwyer (USA)が79時間35分28秒、3位にはサラ・オスタシェフスキ Sarah Ostaszewski (USA)が80時間25分31秒でフィニッシュしました。

リザルトはこちら

男子トップ5

  1. ダン・グリーン Dan Green (USA) – 58:47:18(大会新記録)
  2. ライアン・サンデス Ryan Sandes (ZAF) – 61:21:04
  3. エデル・ラミレス Edher Ramirez (MEX) – 63:10:13
  4. ハリー・スベルタス Harry Subertas (LTU/USA) – 65:28:53
  5. フィン・メランソン Finn Melanson (USA) – 66:29:40

女子トップ5

  1. レイチェル・エントレキン Rachel Entrekin (USA) – 63:50:55(大会新記録)
  2. リンジー・ドワイヤー Lindsey Dwyer (USA) – 79:35:28
  3. サラ・オスタシェフスキ Sarah Ostaszewski (USA) – 80:25:31
  4. シェルビー・ファレル Shelby Farrell (USA) – 85:26:23
  5. メリッサ・ブラウン Melissa Browne (USA) – 85:45:23

5月8日木曜日 – 10日土曜日

Transvulcania (72k, 48k, 28k, VK)

スペインのカナリア諸島ラ・パルマ島で開催。5月10日土曜日にメインイベントとなる距離73km、累積標高差4,350mの「ウルトラマラソン」が開催されました。今年の大会は暴風雨と低気温により、例年以上に過酷なレースとなりました。

男子はスロバキアのペテル・フラーニョ Peter Fraňo (SVK)が、イタリアのアンドレアス・ライテラー Andreas Reiterer (ITA)との激しいバトルを制し、6時間55分36秒で初優勝を果たしました。コース終盤の標高2,400m超のロケ・デ・ロス・ムチャーチョス Roque de los Muchachosからの下りではライテラーが一時リードを奪いましたが、タサコルテ Puerto de Tazacorteからの最後の登りでフラーニョが逆転し、優勝を決めました。ライテラーは約3分差の6時間58分27秒で2位、スペインのマヌエル・アングイタ Manuel Anguita (ESP)が7時間19分18秒で3位に入りました。日本から参加の小笠原光研 Koken Ogasawara (JPN) は7時間52分23秒で13位でした。

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女子はフランスのアン=リーズ・ルセ Anne-Lise Rousset Séguret (FRA)が、この大会でこれまで2位が3度という記録を経て、ついに初優勝を果たしました。タイムは8時間18分17秒。昨年、大会記録を樹立したルース・クロフト Ruth Croft (NZL)が前半をリードしましたが、暴風雨の影響で50km地点付近で低体温症により無念のリタイアとなります。ルセはその後独走態勢に入り、2位のエカテリーナ・ミチャエワ Ekaterina Mityaeva (AIN)に18分差をつけての勝利でした。ミチャエワが8時間36分58秒で準優勝。マルティナ・ヴァルマッソイ Martina Valmassoi (ITA)が8時間37分25秒で3位となりました。木曜日に行われたバーティカルレースで3位だった吉住友里 Yuri Yoshizumi (JPN) はこの日は20位前後から終盤に順位を上げ、10時間17分29秒でフィニッシュし、15位でした。

リザルトはこちら

女子トップ3、左から2位のミチャエワ、優勝のルセ、3位のヴァルマッソイ。Photo @ Transvulcania

女子トップ3、左から2位のミチャエワ、優勝のルセ、3位のヴァルマッソイ。Photo @ Transvulcania

あわせて行われた「マラソン」では、ラウル・クリアド Raúl Criado (ESP)とマリア・テレサ・ラ・チカ María Teresa La Chica (ESP)がそれぞれ優勝。「ハーフマラソン」ではルカ・デル・ペロ Luca del Pero (ITA)とモード・マティス Maude Mathys (SUI)が制し、いずれも大会新記録を樹立しています。

ULTRAMARATÓN 男子

  1. ペテル・フラーニョ Peter FRANO (SVK) 06:55:36
  2. アンドレアス・ライテラー Andreas REITERER (ITA) 06:58:27
  3. マヌエル・アングイタ・バヨ Manuel ANGUITA BAYO (ESP) 07:19:18
  4. アンドレス・ガルシア・ブランコ Andres GARCIA BLANCO (ESP) 07:22:07
  5. ラモン・マネッチ Ramon MANETSCH (SUI) 07:31:55
  6. ティボー・ルロワ Thibault LEROY (FRA) 07:40:47
  7. パトリック・エーレンタラー Patrick EHRENTHALER (GER) 07:43:09
  8. パブロ・ビジャ・ゴンサレス Pablo VILLA GONZÁLEZ (ESP) 07:44:48
  9. チャールズ・ハミルトン Charles HAMILTON (AUS) 07:44:48
  10. ジル・ルー Gilles ROUX (ITA) 07:46:35

ULTRAMARATÓN 女子

  1. アンヌ=リーズ・ルセ・セギュレ Anne-Lise ROUSSET SEGURET (FRA) 08:18:17
  2. エカテリーナ・ミチャエワ Ekaterina MITYAEVA (AIN) 08:36:58
  3. マルティナ・ヴァルマッソイ Martina VALMASSOI (ITA) 08:37:25
  4. マリナ・クニェット Marina CUGNETTO (ITA) 08:58:31
  5. ジュリア・マルケゾーニ Giulia MARCHESONI (ITA) 09:00:18
  6. アナイス・デュヴァル Anaïs DUVAL (FRA) 09:25:29
  7. アルバ・ビジャノバ・デル・モラル Alba VILLANOVA DEL MORAL (ESP) 09:32:43
  8. リサ・ワトソン Lisa WATSON (GBR) 09:40:19
  9. ミシェル・ハッセル Michelle HASSEL (GER) 09:43:23
  10. ジェシカ・ティパン・グティエレス Jessica TIPAN GUTIERREZ (ECU) 09:44:16
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5月9日金曜日 – 10日土曜日

CORENDON TAHTALI RUN TO SKY (12k, 27k-SWS, 65k)

トルコ南部・アンタルヤ県ケメル地区でMerrell Skyrunner World Seriesの第8戦として距離27km、累積標高2,650mD+のコースでレースが行われました。地中海のビーチから標高2,365mのタフタル山 Tahtalı 山頂まで一気に駆け上がるバーティカルレースでした。男子のレースはアラン・サンタマリア Alain Santamaría (ESP)、ニコラス・モリナ Nicolás Molina (ESP)、ホセ・マヌエル・キスペ José Manuel Quispe (PER)の3人が序盤からリードします。終盤にスパートをかけたサンタマリアが2時間46分23秒の大会新記録で今シーズンのワールドシリーズで初勝利を挙げました。モリナが57秒差で2位、キスペがさらに3分遅れで3位でした。女子のレースではアナスタシア・ルブツォワ Anastasia Rubtsova (AIN)がスタートからリードを握り、そのまま首位を譲ることなく3時間17分11秒の大会新記録で優勝。2位にはU23カテゴリーの新星、カロディリャ・カベストレ Carrodilla Cabestre (ESP)が9分差で続き、3位にはナイアラ・イリゴイエン Naiara Irigoyen (ESP)が入りました。

リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

CORENDON TAHTALI RUN TO SKY 男子

  1. アラン・サンタマリア Alain SANTAMARIA (ESP) 2:46:23
  2. ニコラス・モリナ Nicolas MOLINA (ESP) 2:47:20
  3. ホセ・マヌエル・キスペ Jose Manuel QUISPE (PER) 2:50:11
  4. バレンティン・トマ Valentin TOMA (ROM) 3:01:16
  5. パスカル・エグリ Pascal EGLI (SUI) 3:01:42
  6. モーガン・エリオット Morgan ELLIOT (USA) 3:04:52
  7. トム・スペンサー Tom SPENCER (GBR) 3:12:28
  8. ユーリー・イスマイロフ Iurii ISMAILOV (AIN) 3:20:39
  9. アレクサンドル・レミン Aleksandr LEMIN (AIN) 3:27:15
  10. ロマン・クズネツォフ Roman KUZNETSOV (KAZ) 3:33:59

CORENDON TAHTALI RUN TO SKY 女子

  1. アナスタシア・ルブツォワ Anastasia RUBTSOVA (AIN) 3:17:11
  2. カロディリャ・カベストレ Carrodilla CABESTRE (ESP) 3:26:29
  3. ナイアラ・イリゴイエン Naiara IRIGOYEN (ESP) 3:28:53
  4. マルツェラ・バシノバ Marcela VASINOVA (CZE) 3:34:23
  5. ニコラ・マトコバ Nikola MATKOVA (SVK) 4:01:17
  6. アレーナ・トポル Alena TOPOR (AIN) 4:03:01
  7. サブリナ・パブスト Sabrina PABST (AUT) 4:09:05
  8. オクサナ・ブラソバ Oksana VLASOVA (AIN) 4:32:10
  9. クセニア・セマキナ Ksenia SEMAKINA (TUR) 4:36:05
  10. シュテファニー・ベルグマン Stephanie BERGMANN (AUT) 4:48:04

5月10日土曜日 – 11日日曜日

Aso Volcano Trail (112km)

熊本県阿蘇市・高森町・南阿蘇村で阿蘇の外輪山、広大な草原や牧野を駆け抜ける約112kmのコースで開催されました。男子では昨年に続いて小林誠治が連覇。昨年の自身のタイムを45分上回る、大会新記録となる11:49での優勝でした。2位は西村広和が続いて11:58、3位は酒井亮児で12:20でした。女子は2週前のFUJI100miで3位の伊東ありかが14:33でこちらも大会新記録での優勝です。2位には井筒智子が15:23で続き、相原千尋が15:37で3位でした。リザルト速報はこちら

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男子

  1. 小林 誠治 11:49:38
  2. 西村 広和 11:58:52
  3. 酒井 亮児 12:20:35
  4. 那須 勇太 12:57:49
  5. 板垣 渚 13:03:44
  6. 友口 貴裕 13:08:53

女子

  1. 伊東 ありか 14:33:59
  2. 井筒 智子 15:23:07
  3. 相原 千尋 15:37:10
  4. 市川 理紗 16:42:46
  5. 境 なつき 17:08:13
  6. 竹内 浩美 17:21:50

Bali Trail Running (100k, 60k)

インドネシア・バリ島の最大級のトレイルランニングイベントです。100kmではロベルト・ケイン Roberto Cain (PHI)が17時間51分、チャン・マンイー ManYee Cheung (HKG) が21時間12分で男子女子のそれぞれのレースで優勝しました。日本の堀田安代 Yasuyo Hotta が女子6位、神谷理沙 Risa Kamiya が女子8位で完走しています。リザルト速報はこちら

5月10日土曜日

善光寺ラウンドトレイル (20k, 8k)

長野市の善光寺の北西に広がる善光寺の裏山を巡るトレイルランニングのイベント。ロング20kmは宮原徹が1:48、藤本有季が2:28で男子、女子それぞれで優勝。ショート8kmは有馬優仁が0:48:12、田口夏稀が0:52:49でそれぞれ優勝しました。リザルトはこちら

20km 男子

  1. 宮原徹 ミヤハラトオル 01:48:32
  2. 木村大志 キムラヒロシ 01:55:20
  3. 大瀬和文 オオセカズフミ 01:57:13
  4. 塚原諒 ツカハラリョウ 01:57:31
  5. 山岸正季 ヤマギシマサキ 01:57:54
  6. 岡田裕也 オカダ ユウヤ 01:58:25

20km 女子

  1. 藤本有季 フジモト ユキ 02:28:13
  2. 小林瑠里子 コバヤシルリコ 02:44:36
  3. 佐藤裕美 サトウ ユミ 02:46:18
  4. 長谷川愛莉 ハセガワ アイリ 02:49:02
  5. 臼井優 ウスイユウ 02:55:39
  6. 坪根澪 ツボネミオ 02:58:09

8km 男子

  1. 有馬優仁 アリマ ユウジン 00:48:12
  2. 廣瀬康一 ヒロセコウイチ 00:48:58
  3. 金子幹大 カネコカンタ 00:49:48
  4. 今藤恒栄 イマフジ コウエイ 00:51:31
  5. 今藤真一 イマフジ シンイチ 00:51:46
  6. 鎌倉洋介 カマクラ ヨウスケ 00:52:21

8km 女子

  1. 田口夏稀 タグチナツキ 00:52:49
  2. 渡邊雛子 ワタナベヒナコ 00:58:12
  3. 田原希生 タバラキイ 01:01:23
  4. 金井凰世 カナイオウセ 01:10:54
  5. 伊藤明美 イトウアケミ 01:10:55
  6. 鈴木夏樹 スズキナツキ 01:11:54
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Ice Age (50m, 50k, 21k)

アメリカ・ウィスコンシン州のサザン・ケトルモレーン森林公園で開催された、中西部の歴史あるイベントです。50マイルではマイケル・ケスネル Michael Quesnell が6:05で男子優勝、カミラ・ヘロン Camille Herron が7:44で女子優勝という結果でした。リザルトはこちら

Jumla Rara Ultra (60k)

ネパール西部カーナリ地方で開催される、約51kmの山岳マラソン。Asia Trail Masterのシリーズ戦の一つで、ATMのFacebookページにレースの模様がレポートされています。

5月11日日曜日

Da MONDE TRAIL Challenge(3時間)

愛知県新城市の「愛知県民の森」内の約2.5kmの特設周回コースで3時間耐久のソロおよびリレーが行われました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

FunTrails Round みなの 50K/30K

埼玉県皆野町で開催。大会Facebookページによれば、50kmでは男子は菊嶋啓が連覇、女子は加藤志織が優勝。30Kは新地司中野頌子が男女それぞれで優勝しました。リザルトはこちら

ふどうの森トレイルラン(44k, 22k, 9k, 3k)

岐阜県関市を中心に関南アルプス・各務原アルプスの山域で開催されました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

スカイライントレイル菅平(30km, 15km)

長野県上田市・菅平高原で開催。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

ユーラスエナジー河津カップ 天城アタック35(37km)

伊豆半島の静岡県河津町で開催されました。男子は森田祐生が3時間16分、女子は加治屋沙織が4時間19分で優勝しました。リザルト速報はこちら

男子総合

  1. 森田祐生 3:16:46
  2. 笹沼征雄 3:35:00
  3. 馬場聡 3:37:44
  4. 髙谷慎一郎 3:39:15
  5. ユックハリソン 3:41:59
  6. 尾村純一 3:43:37

女子総合

  1. 加治屋沙織 4:19:11
  2. 栗崎涼子 4:29:38
  3. 山田千恵 4:30:30
  4. 志村綾子 4:41:44
  5. 漆畑佳菜子 4:53:24
  6. 佐藤美有紀 4:54:27

万葉の里高岡 二上山トレイルラン(50km, 25km, 10km)

富山県高岡市のシンボル、標高約274mの二上山を舞台に開催。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

八王子丘陵ファントレイルin太田(24km, 11km, 3km)

群馬県太田市、桐生市の八王子丘陵で開催されました。ロング(24km)は吉野大和が2:03、上田絢加が2:26で男女それぞれで優勝。ハーフ(11km)では黒岩宗哲が0:52:25で男子優勝、生井沢優奈が1:06:01で女子優勝でした。リザルトは大会ウェブサイトに掲載されています。

ロングコース 男子
1. 吉野大和 2:03:00
2. 川島隆雅 2:11:54
3. 福元佑紀 2:18:40

ロングコース 女子
1. 上田絢加 2:26:51
2. 篠原瑠里 2:52:05
3. 下門高子 2:57:08

ハーフコース 男子
1. 黒岩宗哲 52:25
2. 田村亮 52:41
3. 栗原勇輝 55:47

ハーフコース 女子
1. 生井沢優奈 1:06:01
2. 鷹崎晃子 1:10:18
3. 山田千秋 1:10:36

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今週末開催のイベント

5月15日木曜日 – 18日日曜日

HOKA Ultra-Trail Australia by UTMB (163k, 100k, 49k, 22k, 12k)

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州の世界遺産ブルーマウンテンズ国立公園で開催される大会で、2008年に始まって以来、今日では毎年8,000人近いランナーが参加するという世界有数のトレイルランニングイベントです。2025年大会はUTMBワールドシリーズの「オセアニア・メジャー」大会として初開催となります。今回初開催となる100マイル(161.5km/累積標高7,290m)の「UTA Miler」を含む、11km、22km、50km、100kmなど多彩な種目が用意されています。各種目の上位入賞者や年代別カテゴリー優勝者には、UTMBワールドシリーズ・ファイナルへの出場枠が付与されるほか、「ランニング・ストーン」が通常の2倍付与されるなど、これまで以上に存在感のあるイベントとして注目されます。大会期間中は、会場が置かれるカトゥーンバ Katoomba の町がランナーや応援者、ボランティアで賑わいます。UTMB Liveによるライブ配信も予定されています。

Trail Alsace Grand Est by UTMB (154km, 116km, 50km, 34km)

フランス北東部、アルザス地方で開催されるこの大会は歴史的な城や美しいブドウ畑を巡る、歴史と文化を感じさせるコースが魅力です。158km「Ultra-Trail des Chevaliers」をはじめ、116km、50km、34km、17kmと5つの距離のレースが用意され、幅広いレベルのランナーが挑戦できます。

5月16日金曜日 – 18日日曜日

Ultra-Trail Great Wall by UTMB (104k, 54k, 32k, 11k)

中国・河北省張家口市橋西区で開催されるUTMBワールドシリーズの新しいトレイルランニング大会です。万里の長城の「第一門」として知られる大境門(Dajingmen)からスタートし、明代の長城遺構や歴史的な商業路「草原シルクロード」などをコースとしています。レースは100K(103.5km/累積標高4167m)、50K(54.3km/2368m)、20K(32.6km/1463m)、10K(10.8km/446m)の4つの距離カテゴリーが用意されています。

Ultra-Trail Snowdonia by UTMB(168km, 103km, 55km, 25km)

イギリス・ウェールズ北部のスノードニア国立公園で開催されるこのイベントは「信じられないほど美しく、理不尽なほど過酷」と評されています。レースは距離164km、累積標高9500mの「UTS 100M」、距離104km、累積標高6500mの「UTS 100K」、距離56kmで累積標高3400mの「UTS 50K」、距離25kmで累積標高1300mの「ERYRI 25K」が行われます。

5月16日金曜日 – 17日土曜日

Monte Zerbion Skyrace (22k-SWS, 14.5k)

イタリア・アオスタ渓谷地方の名峰、モンテ・ゼルビオンを舞台とする大会は、スカイランニング界のレジェンド、ブルーノ・ブルーノがプロデュースし、2022年に始まった新進気鋭のレースです。22km / 2,200mD+のスカイレースは、今年のMerrell Skyrunner World Seriesの第9戦となっており、標高2,719mのゼルビオン山頂まで駆け上がります。

5月17日土曜日 – 18日日曜日

トレニックワールド 100mile & 110km in 彩の国

埼玉県の奥武蔵エリアで開催される関東近郊の100マイルレースとして人気のイベントは今年で10回目の開催です。越生町の「ニューサンピア埼玉おごせ」を会場に激しいアップダウンを繰り返す奥武蔵の山々をつなぐトレイルがコースとなり、今年は第一回大会と同じ反時計回りで一部に新しいセクションがコースに加わっています。100mile(約161km・累積標高約10,000m)と100km(約108km)をメインに、ソロや駅伝の部門が用意されています。

Kobo Trail(55.7k/43.2k)

若き日の弘法大師・空海が歩いたとされる「弘法大師の道」を舞台に、奈良県吉野山から和歌山県高野山までを駆け抜けるトレイルランニングイベントで、こちらも第10回目の開催です。「K to K」は吉野山金峯山寺から高野山金剛峯寺への55.7km、「D to K」は天川村の洞川温泉から高野山金剛峯寺の43.2kmを走ります。

XTERRA JAPAN 2025 Nenouekogen (34km, 17km, 6km, 3km)

世界的なオフロードトライアスロンシリーズ「XTERRA」の日本におけるイベントとして岐阜県中津川市・根の上高原で開催。二日目の日曜日に34km、17kmなどのトレイルランのレースが行われます。

Massanutten 100

アメリカ・バージニア州シェナンドー・バレーに位置するマサナッテン山地で開催される、歴史ある100マイルトレイルランニングレース。コースは総距離100.6マイル(約162km)、累積標高18,500フィート(約5,640m)で、アパラチア山脈の稜線をたどるテクニカルなトレイルがコースに含まれるのが特徴です。

5月17日土曜日

Il Golfo dell Isola Trail (26k-GTWS)

イタリア・リグーリア州の地中海に面した町、ノーリで今年のGTWS(Golden Trail World Series)第3戦と開催されます。コースは地中海の絶景と急峻な地形が魅力の全長26km、累積標高1,400mで、2023年のGTWSグランドファイナルが行われています。

North Downs Way 50m

イギリス南東部のサリー州ファーナム Farnham からロンドン郊外のノックホルト・パウンド Knockholt Pound まで、ノースダウンズウェイ・ナショナルトレイルを東へ約81kmにわたり駆け抜けるトレイルランニングレースです。累積標高は約1,700mで、起伏に富んだイギリスの伝統的なトレイルの魅力を楽しめる大会です。

5月18日日曜日

みなかみ人犬同伴TrailRace (12k)

群馬県みなかみ町のノルンスキー場第二駐車場を会場に開催され、愛犬と一緒に12kmのトレイルコースを走る「人犬同伴」のレースがユニークな大会です。通常の「一般」部門のレースも併せて行われます。

TOKYO成木の森トレイルラン(21k)

東京都青梅市の「成木の家」を拠点に開催される大会で、今年は15回目の大会となります。高水山や岩茸石山、棒ノ嶺など奥多摩の名峰を結ぶ21kmのコースで行われます。

星の郷八ヶ岳野辺山高原 100kmウルトラマラソン(100k, 68k, 42k)

八ヶ岳の雄大な自然を背景に長野県南牧村を中心とした高原地帯を走るウルトラマラソン。舗装路を中心とするコースながら起伏の大きい難コースで知られます。今年は第31回大会となり、100km、68km、42kmの3種目のレースが予定されています。

鯖街道ウルトラマラソン (77km, 43km)

福井県小浜市から京都・出町柳まで、歴史ある「鯖街道」を舞台に開催される関西で人気のウルトラマラソン大会。約77kmのAコース(通称「本鯖」)と約42kmのBコース(「半鯖」)の二つのカテゴリーがあり、コースの約3割がトレイル区間で、累積標高はAコースで約1800mに達します。

祖谷スカイラン (16km, 9km)

徳島県三好市の国見山で開催される大会で、四国屈指の急峻な地形と新緑が美しい「そらの郷」エリアを駆け抜けるスカイランニングレースです。シングルクラス(9.1km/累積標高1280m)とダブルクラス(16.1km/累積標高2200m)の二つのレースが行われます。

SAIOTO COLORS ~Green Ver.~ (28K, 18K)

広島県山県郡北広島町・ユートピアサイオトを舞台に、2025年5月18日(日)に開催されるイベントで、コースは標高1,000m前後の高杉山、天狗石山、三ッ石山、阿佐山、毛無山を結ぶ稜線のふかふかのトレイルが中心です。28Kと18Kのトレイルランニングとハイキング18Kのカテゴリーのレース・イベントが予定されています。

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