DC Weekly 2025年11月17日 FunTrails Round 秩父&奥武蔵、TransLantau by UTMB、球磨川リバイバルトレイル

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真 FunTrails Round 秩父&奥武蔵 100マイル優勝の水谷冠太。Photo © 計測工房)

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ニュース

トレイルランニング、ウルトラマラソンでも熊害のリスクを避けるために大会が中止に

今年夏頃から北海道や東北でクマによる人身被害が伝えられるようになり、最近は全国各地で毎日のようにクマが人を襲ったり、山間地のみならず民家や市街地に出没する事件が伝えられています。こうした状況を受けて、野外でのイベントが中止されたというニュースも報じられていますが、トレイルランニングやウルトラマラソンでも、クマ出没の可能性を理由に大会が中止となる事例が現れています。

当サイトの調べでは11月1日に北海道中川町で開催予定だった「Backyard Ultra Last Samurai Standing」の北海道大会が開催前日に中止が発表されました

山梨県中央市で11月22日に開催予定だった「Nordisk Mountain Trail in YAMANASHI CHUO」が先週の11月12日に中止を発表。山梨県甲府市で12月14日に開催予定の「武田の杜トレイルランニングレース」も11月14日に中止とすることを発表しました。

先週末開催のイベント

11月14日(金) – 11月16日(日)

Translantau by UTMB(120km, 80km, 50km, 25km)

香港、ランタオ島で開催されたUTMBワールドシリーズの一戦で25km、50km、80km、120kmの4つの距離カテゴリーのレースが開催されました。80kmは今年新たに加わったレースとなります。

距離116km、累積獲得高度5,600mD+の「Translantau 120」の男子はクリストフェル・クレメンテ Cristofer CLEMENTE MORA (ESP)とハリー・ジョーンズ Harry JONES (GBR)との間の接戦となりました。最終盤まで並ぶように進んだ二人でしたが、110kmの最後のチェックポイントでクレメンテが4分先行してここで勝負がついたかに見えました。しかし残り6kmの起伏が少ないセクションに入ったところでクレメンテがペースを落とすことになり、ジョーンズに先行を許します。結果はジョーンズが15:12で優勝、11分差でクレメンテが2位。3位には香港在住のサロモン・ヴェトシュタイン Salomon WETTSTEIN (SUI) が15:52で続きました。ヴェトシュタインは2022年のこの大会での100Kで優勝しています。女子は2022年のDoi Inthanon by UTMB 100マイル優勝の経験を持つジェニー・クイリティ Jenny QUILTY (CAN) が終始リードし、18:30でフィニッシュして勝利しました。2位のポジションをキープして伊東ありか Arika ITO (JPN) が19:45でフィニッシュし、先月のTransjeju 100マイルでの優勝に続くUTMBワールドシリーズでの表彰台に立ちました。3位には香港在住のローラ・ムレ Laura MEURET (FRA) が入りました。このレースでは日本から桐畑まり子 Mariko KIRIHATA が5位、川下奈美 Nami KAWASHIMO が7位となっています。

今年新設の「Translantau 80」は距離79km、累積3,900mD+のコースで行われました。男子では2023年のTranslautau 50k優勝のスティングレイことジョンレイ・オニファ John Ray ONIFA (PHI) が圧倒的なリードをみせ、後続選手に72分差となる7:59で勝利しました。2位には昨年のこの大会の100kで3位だったリアン・ディシ Disi LIANG (CHN)、3位に日本の岩井竜太 Ryuta IWAI (JPN) が続きました。このレースの女子は香港勢が上位を独占し、ウォン・キチュン Ki Chun WONG (HKG) が10:46で優勝したのに続き、ウォン・ツィケイ Tsz Kei WONG (HKG) 、リアン・シーチョン Shi Qiong LIANG (HKG) がトップ3に入りました。

日曜日に開催されたTransLantau 50は52kmで累積2,500mD+を登ります。男子ではGTWSのレースで好成績を残しているボグダン・ダミアン Bogdan DAMIAN (ROU) が4:58で圧勝、地元香港の有力選手であるチャン・カキョン Ka Keung CHAN (HKG) が5:43、ウン・ウァイヘイ Ng WAI HEI (HKG)が5:43でした。女子はこちらも香港勢が上位を占め、ラム・チョウユー Cho Yu LAM (HKG) の6:54に続き、リー・ツァクワン Tsz Kwan LEE (HKG) 、スーン・イーティン Yee Ting SUEN (HKG) が表彰台に立ちました。

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このほか、土曜日に行われた25kには2023年のTranslantau 100のチャンピオン、エスター・シラー Eszter Csillag (HUN)が出場し、3位になりました。

リザルトはこちら

Translantau 120 男子

  1. ハリー・ジョーンズ Harry JONES (GBR) 15:12:00
  2. クリストフェル・クレメンテ・モラ Cristofer CLEMENTE MORA (ESP) 15:23:00
  3. サロモン・ヴェトシュタイン Salomon WETTSTEIN (SUI) 15:52:32
  4. オレクシー・メルニク Oleksii MELNYK (UKR) 16:23:32
  5. チャン・チーキョン Chi Keung CHAN (HKG) 16:24:48
  6. ピエール・ガピアン Pierre GAPIHAN (FRA) 16:43:07

Translantau 120 女子

  1. ジェニー・クイリティ Jenny QUILTY (CAN) 18:30:13
  2. 伊東ありか Arika ITO (JPN) 19:45:41
  3. ローラ・ムレ Laura MEURET (FRA) 22:22:44
  4. ローダ・チェン Rhoda CHEUNG (HKG) 23:16:55
  5. 桐畑まり子 Mariko KIRIHATA (JPN) 25:52:52
  6. フアン・ユーイン Yuying HUANG (CHN) 26:19:30

Translantau 80 男子

  1. ジョンレイ・オニファ John Ray ONIFA (PHI) 07:59:20
  2. リアン・ディシ Disi LIANG (CHN) 09:11:41
  3. 岩井竜太 Ryuta IWAI (JPN) 09:31:06
  4. コーゼ・ロダルテ Kose RODARTE (HKG) 09:55:49
  5. レイダ・ケザズ Rayda KEZAZ (FRA) 09:56:12
  6. カルロス・サンチェス・ビジャミル Carlos SANCHEZ VILLAMIL (ESP) 09:58:11

Translantau 80 女子

  1. ウォン・キチュン Ki Chun WONG (HKG) 10:46:44
  2. ウォン・ツィケイ Tsz Kei WONG (HKG) 11:45:04
  3. リアン・シーチョン Shi Qiong LIANG (HKG) 12:35:12
  4. エレノア・グールド Eleanor GOULD (GBR) 12:51:11
  5. サミー・リー Sammy LI (HKG) 12:53:18
  6. フローラ・ウィンイー・チン Flora Wing Yee CHING (CAN) 12:56:14
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Translantau 50 男子

  1. ボグダン・ダミアン Bogdan DAMIAN (ROU) 04:58:38
  2. チャン・カキョン Ka Keung CHAN (HKG) 05:43:01
  3. ウン・ウァイヘイ Ng WAI HEI (HKG) 05:43:06
  4. ツァン・チュンキット Chun Kit TSANG (HKG) 05:50:16
  5. ロット・ローキン Lok Yin LOT (HKG) 06:09:15
  6. ウォン・ワイホン Wai Hung WONG (HKG) 06:18:02

Translantau 50 女子

  1. ラム・チョウユー Cho Yu LAM (HKG) 06:54:53
  2. リー・ツァクワン Tsz Kwan LEE (HKG) 07:25:20
  3. スーン・イーティン Yee Ting SUEN (HKG) 07:51:05
  4. セリーヌ・ルビエール Celine LOUBIÈRE (FRA) 08:00:01
  5. エマ・フィピン Emma PHIPKIN (GBR) 08:06:35
  6. グレース・リー Wing Chi Grace LEE (HKG) 08:37:35

11月15日(土) – 11月16日(日)

FunTrails Round 秩父&奥武蔵(100mile / 100km / 50km)

埼玉県秩父市の羊山公園を会場に100kmと50km、そして昨年から加わった100マイルの三つのカテゴリーのレースが行われました。

100km男子は菊嶋啓 Kei KIKUSHIMA が序盤からリードし、15:29で優勝。このレースでは2023年の4位に続き初優勝です。序盤に菊嶋に続いていた野坂伸吾は後半に入ってリタイア。代わって2位となった大畑匡孝 Masataka OHATAが15:43で準優勝、後半に順位を上げた定本浩司 Koji SADAMOTO が3位となりました。女子は2023年のこのレースで3位の徳本順子 Junko TOKUMOTO が17:14で優勝、昨年の100マイルでの優勝に続いての快挙でした。わずか1分半の僅差で鈴木晴香 Haruka SUZUKI が2位でフィニッシュ。山本ももこ Momoko YAMAMOTO が3位でした。

FunTrails Round 秩父&奥武蔵 100kで男子優勝の菊嶋啓。Photo © 計測工房

FunTrails Round 秩父&奥武蔵 100kで男子優勝の菊嶋啓。Photo © 計測工房

50km男子は中盤以降、上位三選手の間で接戦となりましたが、終盤に入って笠木肇 Hajime KASAGIがリードを広げるようになり、最後は2位に6分弱まで差を広げて5:18で快勝しました。2位には上正原真人 Masato KAMISHOHARA、3位は大西元気 Genki ONISHI という結果でした。同女子は吉住友里 Yuri YOSHIZUMIが6:06で優勝、総合8位に入る快挙でした。2位には大野彩佳 Ayaka OHNOが6:29、3位は苅尾知里 Chisato KARIO が6:55で続きました。

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78人が参加した100マイルは32時間というタイトな制限時間もあってか、完走者は男性のみ29人という厳しいレースとなりました。レースは矢嶋信 Makoto YAJIMAがリードし、水谷冠太 Kanta MIZUTANI が続くという展開となり、矢嶋は一時は約40分までリードを広げますが、徐々に水谷に差を縮められ、123km地点では水谷が先に到着します。その後は水谷がリードを守り24:34で優勝。昨年の2位に続いての勝利であり、タイムも昨年を上回りました。30分差で矢嶋が2位、間野幸浩 Yukihiro MANO が3位でした。

リザルト速報はこちら

FTR100K 男子

  1. 菊嶋啓 Kei KIKUSHIMA 15:29:05
  2. 大畑匡孝 Masataka OHATA 15:43:55
  3. 定本浩司 Koji SADAMOTO 15:56:04
  4. 細山雄一 Yuichi HOSOYAMA 16:39:47
  5. 飯塚智也 Tomoya IIZUKA 16:45:59
  6. オレステ・ヴィゼンティーニ Oreste VISENTINI (ITA) 16:50:55

FTR100K 女子

  1. 徳本順子 Junko TOKUMOTO 17:14:39
  2. 鈴木晴香 Haruka SUZUKI 17:16:05
  3. 山本ももこ Momoko YAMAMOTO 18:45:10
  4. 下井麻紀子 Makiko SHIMOI 19:43:31
  5. 佐藤裕美 Yumi SATO 19:56:12
  6. 柳村香菜 Kana YANAGIMURA 20:07:29

FTR50K 男子

  1. 笠木肇 Hajime KASAGI 05:18:24
  2. 上正原真人 Masato KAMISHOHARA 05:24:14
  3. 大西元気 Genki ONISHI 05:32:07
  4. 町田知宏 Tomohiro MACHIDA 05:45:42
  5. 中渕功貴 Koki NAKAFUCHI 05:52:36
  6. 尾井田将年 Masatoshi OIDA 05:54:15

FTR50K 女子

  1. 吉住友里 Yuri YOSHIZUMI 06:06:10
  2. 大野彩佳 Ayaka OHNO 06:29:05
  3. 苅尾知里 Chisato KARIO 06:55:54
  4. 中野頌子 Shoko NAKANO 06:58:29
  5. 原智美 Tomomi HARA 07:02:34
  6. 井筒智子 Tomoko IDZUTSU 07:13:08
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FTR100MILE 男子

  1. 水谷冠太 Kanta MIZUTANI 24:34:00
  2. 矢嶋信 Makoto YAJIMA 25:04:06
  3. 間野幸浩 Yukihiro MANO 26:07:01
  4. 岩本武匡 Takemasa IWAMOTO 26:42:18
  5. 林太郎 Taro HAYASHI 28:56:08
  6. 吉田晴彦 Haruhiko YOSHIDA 29:12:24

球磨川リバイバルトレイル(169km, 102km)

2020年7月の球磨川豪雨災害からの復興プロジェクトとして開催され、今回で4回目の開催。熊本県八代市・五木村・山江村・水上村を通るコースで開催されました。

球磨川コース(160km)は今年の彩の国100マイルチャンピオンの木村正造が24:45で男子の勝者となりました。中村哲也が28:06で2位、秋山幸治が28:21で3位に。女子のレースは川地里佳が33:00で優勝、山川桃佳西岡美那が2位、3位となりました。

川辺川コースではベテラン、小林誠治が12:05で男子優勝。吳祥裕が2位、延谷和彦が3位に。女子は江田なつみが17:47で優勝、重田典子が2位、溝口弘恵が3位でした。リザルト速報はこちら

球磨川コース 160km 男子

  1. 木村 正造 24:45:07
  2. 中村 哲也 28:06:16
  3. 秋山 幸治 28:21:55
  4. 青山 尚生 29:10:14
  5. 須賀 暁 29:19:07
  6. 土井 貴洋 29:25:57

球磨川コース 160km 女子

  1. 川地 里佳 33:00:39
  2. 山川 桃佳 33:50:45
  3. 西岡 美那 35:05:42
  4. 橋口 さおり 35:33:33
  5. 森藤 由花 36:25:27
  6. 武野 愛皆 37:10:13

川辺川コース 100km 男子

  1. 小林 誠治 12:05:49
  2. 吳 祥裕 13:24:13
  3. 延谷 和彦 14:11:19
  4. 齊藤 嵩人 14:52:17
  5. 大場 和久 15:08:36
  6. 飯星 幸利 15:45:30

川辺川コース 100km 女子

  1. 江田 なつみ 17:47:21
  2. 重田 典子 20:56:45
  3. 溝口 弘恵 21:14:09
  4. 楠本 詩織 22:19:51
  5. 松下 恵美 22:41:02
  6. 大久保 ひとみ 22:44:27

Wendover Woods 50m

イギリス南東部のウェンドーバー・ウッズを舞台に開催される50マイル(約81km)のトレイルレース。10マイル(約16km)のループコースで開催されました。男子はジョゼフ・ターナー Joseph TURNER が7:17、女子はヴェロニカ・ギル Veronika GILL が9:16でそれぞれ優勝しています。リザルト速報はこちら

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男子

  1. ジョゼフ・ターナー Joseph TURNER (GBR) 7:17:43
  2. ダニエル・ウェラー Daniel WELLER (GBR) 7:41:01
  3. ジョニー・ヘスナン Johnny HESNAN (GBR) 8:03:34
  4. ジェイソン・リーフ Jason LEAF (GBR) 8:40:13
  5. ジャック・グローバー Jack GROVER (GBR) 8:45:40
  6. マーク・シャノン Mark SHANNON (GBR) 8:51:31

女子

  1. ヴェロニカ・ギル Veronika GILL (GBR) 9:16:30
  2. ゾイ・スミス Zoe SMITH (GBR) 9:30:35
  3. レベッカ・ディルジオ Rebecca DI-LUZIO (GBR) 9:43:57
  4. カレン・ハッカー Karen HACKER (GBR) 9:51:42
  5. ヴァネッサ・ドーリング Vanessa DOLLING (GBR) 10:25:22
  6. サラ・キャメロン Sarah CAMERON (GBR) 10:29:26

今週末開催のイベント

11月20日(木) – 22日(土)

Patagonia Bariloche by UTMB(130k, 80k, 55k, 33k, 22k, 12k)

アルゼンチン・パタゴニアのサン・カルロス・デ・バリローチェを舞台に、130kmから12kmまで6つのレースが用意されたUTMBワールドシリーズの新しいイベントです。​コースはナウエル・ウアピ国立公園一帯に設定され、セロ・カテドラルやセロ・オットをはじめとする山々と巨大な湖の景観の中を走るダイナミックなレイアウトとなっています。

11月21日(金) – 23日(日)

HOKA Pacific Trails California by UTMB(50k, 25k)

カリフォルニア州サンタバーバラ郡サンタ・イネス・バレーの私有牧場「ランチョ・サン・フェルナンド・レイ」を舞台にした、50kmと25kmが設定されるUTMBワールドシリーズの新イベントです。​通常は立ち入ることのできない3万エーカーの牧場の山稜や草原、断崖、ブドウ畑やオリーブ畑をつなぐコースで、クラシックな「ヴィンテージ・カリフォルニア」の風景を味わえるのが最大の魅力です。​​

RMB Ultra-Trail Cape Town(100m, 100k, 55k, 35k, 23k, 16k)

南アフリカ・ケープタウンを拠点に、100マイル、100km、55km、35km、23km、16kmの距離カテゴリーのレースが3日間にわたって開催される国際的なトレイルランニング・フェスティバルです。​100kmや100マイルのコースはシグナルヒルやライオンズヘッドからテーブルマウンテンの北壁、12使徒連山やカーボンケルベルクの険しいトレイル、海岸線のサンディベイへと連なる壮大な周回ルートを特徴としています。標高差の大きい登りとテクニカルな下りが続くセクションがあり、強い日差しと暑さも加わるため世界トップレベルの選手にとってもタフなチャレンジとなる一方、短い部門ではテーブルマウンテン周辺の絶景をより気軽に楽しむことができるでしょう。

World Trail Majorsの2025年シーズンの最終戦、グランドフィナーレと位置付けられており、100kのレース、55kmのレースは年間チャンピオンの座をかけてエリート選手が集まります。DogsorCaravanではこのグランドフィナーレを中心にプレビュー記事を掲載しています。

逆転か、逃げ切りか? World Trail Majors 2025年王者が今週末ケープタウンで決定。全4カテゴリーが最終戦で決着、鍵は「ITRAスコア」でのタイブレーク。

2025.11.17

11月22日(土)

Backyard Ultra Last Samurai Standing(東京)

東京・八王子市南浅川町の高尾グリーンセンターを会場に、日本ではじめて開催されたバックヤードウルトラ形式の大会として知られるイベントです。​11月1日に新潟、茨城で開催されたのに続いて東京で開催されます。往復6.706kmの林道を中心とした周回コースを1時間ごとにスタートし、制限時間内に戻れなかったランナーが脱落していく“ラストサムライスタンディング”方式で、最後の1人が残るまでレースが続きます。スタートは​11月22日(土)13時が予定されており、26名の選手がエントリーしています。

JFK 50

アメリカ・メリーランド州ワシントン郡で開催されるJFK 50 Mileは、1963年に始まり現在も続く米国最古のウルトラマラソンとして知られる50マイル(約80km)のレースです。​​コースはブーンズボロをスタートしてアパラチアン・トレイル約21km、運河沿いのフラットなトレイル約42km、最後に舗装路約13kmを走りウィリアムズポートにゴールするというポイント・トゥ・ポイント形式です。​ジョン・F・ケネディ大統領が軍人に身体の鍛錬を求めた言葉がきっかけになって始まったという由来を感じさせるコースでの伝統の一戦に多くのランナーが挑みます。​

11月22日(土) – 23日(日)

Island Trail AWAJI-The Legend of KUNIUMI(43km)

兵庫県・淡路島を西から東へ横断する43km・累積標高約2200mのトレイルレースで、南あわじ市阿万海岸海水浴場をスタートし、洲本市大浜海浜公園へと走り抜けます。​コースは諭鶴羽山地を縦走し、美しい海岸線の眺めや歴史ある社寺、文化的なエリアを結ぶ“旅するトレイル”として設計されています。​日本神話の「国生み伝説」の舞台とされる淡路島の物語性を全面に打ち出した大会で、古事記にも登場するおのころ島や伊弉諾尊・伊弉冉尊ゆかりの地をイメージしながら走れるのも魅力です。​

11月23日(日)

錦江町でんしろうトレイル(39k, 21k, 13k)

鹿児島県肝属郡錦江町で行われるトレイルランニング大会で、花瀬川石畳をスタート・ゴールに、西日本最大級の照葉樹林帯を駆け抜けるコースが特徴です。​八山岳や大尾岳をめぐる約39kmのロングコースに加え、荒西山往復のミドル、新田峠往復のショートといった複数種目が設定され、森林生態系保護地域にも指定された稲尾岳周辺の豊かな自然を満喫できます。​

前週末の主大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

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