ランニング日記:35.29キロ(箱根外輪山周回トレイル)

梅雨入りしたが、土曜日はよい天気が続きそうなので一人トレイルランをすることにした。レースで名栗を走ってからまだ2週間しか経っていないのに、ずいぶん時間が経ってしまった気がする。

今回はアクセスのよいところにしようと考え、箱根の外輪山を日帰りで走ることにした。しかしこれがかなりハードなコース。怪我こそしなかったが登りに次ぐ登りで7時間近くかかってしまった。以下備忘録。

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距離:35.29 km

タイム:6:56’35”

ペース:11’48” / km

平均心拍:130

ランニング直後の体重:**

体脂肪率:**

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(スタートまで)

朝はいつもの時間に起き、7時頃には自宅を出る。今日は日帰りなので、ランニング中の装備に加えて最小限の着替えをバックパックに詰め込む。新横浜から新幹線で小田原、箱根登山鉄道で箱根湯本に着いたのは8時40分頃。途中、小田原駅で駅そばの朝食をとり、ランニング中の昼食用におにぎり3コを調達。本日は秋の長距離レース用に調達したCAMELBAKの2Lのハイドレーションパックを初めて使う。手入れが面倒そうなのだがバックパックへの収まりは悪くない。MUSASHIのリプレニッシュを2リットル入れた。

(スタートから金時山)

箱根湯本駅から走り始め、すぐに塔ノ沢の阿弥陀寺への登り坂。本日はいわゆる箱根の古期外輪山を反時計回りにぐるっと一周する予定。阿弥陀寺はこれからがシーズンのあじさいで有名だとか。

Running around Hakone Gairinzan Peaks

阿弥陀寺の脇を抜けていよいよシングルトレイルに入る。結構きつい登りで一気に塔ノ峰(566m)に到着。ちなみに箱根湯本駅付近の標高は120m程度。

Running around Hakone Gairinzan Peaks

さらに登りが続いて明星ヶ岳(924m)。スタートから1時間半。この間ほとんど登り一辺倒。

Running around Hakone Gairinzan Peaks

さらに登って明神ヶ岳(1169m)。ここまで10キロで2時間20分。山頂は風が強いが眺望がよく、箱根全体が見渡せる。しかしここまで登りが続いていて、景色を楽しむ余裕はあまりない。この前後あたりから長尾峠あたりまでで日当たりのよいところは背の低い植物(名前が分からないが、常緑ではなくこの季節に葉を茂らせる植物だと思う)がトレイルをふさぐように生い茂っており、ところによっては藪をこぐように進むところもある。ショートタイツだったが、幸い脚に傷などはできなかった。

遠くに望む山々はこれから登るのだが、あまり実感がない。

Running around Hakone Gairinzan PeaksRunning around Hakone Gairinzan Peaks

少し下って火打石岳(989m)。眺望はない。

Running around Hakone Gairinzan Peaks

途中、矢倉沢峠で方向を間違い明神林道のトンネル脇に出てしまったので引き返す。ここからが金時山への登りだがこれが非常に辛い。金時山山頂までの1キロで290m(!)を一気に登る必要があり、岩場で足下も悪いため、かなりタフだ。金時山(1212m)まで17キロ、4時間。本日の一番高い地点。

金時山は箱根の山々でもかなり人気のようで山頂には二軒の茶屋があり、飲み物や簡単な食事も提供されている。昨日も主に中高年のハイカーで大賑わい。今日はコースを通じてかなりたくさんのハイカーと出会った。茶屋のおばさんと話したところでは最近はトレイルランナーもたくさんこのコースを走っているとか。

持参したおにぎりと茶屋で買った飲み物で昼食を済ませると、後半戦スタート。このときは後半は楽だと思っていたのだが。

Running around Hakone Gairinzan Peaks

(金時山から長尾峠、湖尻峠を経由して箱根町まで)

金時山から先はこれ以上高い山に登ることはないのだが、長尾山、丸岳、名もないピーク、三国山をつなぐ前後には必ず相応の登りがあり、あまり下っているという実感がない。それもそのはず、本日のゴールの箱根町の標高は900mくらいでゴールまでさほど下りていくわけではないのだ。

金時山から長尾山、乙女峠を経由して丸岳(1156m)。ここまで20キロ強、5時間弱。このあたりからは芦ノ湖までの間に広がる広大なゴルフ場が臨める。

Running around Hakone Gairinzan PeaksRunning around Hakone Gairinzan Peaks

さらに進むと長尾峠、湖尻峠。湖尻峠あたりでややバテ気味で芦ノ湖畔に下りようかと思ったが、思い直して芦ノ湖スカイラインへ入る舗装道路を渡ってそのまま進む。25.6キロ、5時間50分の地点。ここから三国山の山頂まで250mを登ることになる。

このあたりは所々芦ノ湖への眺望が開けている。三国山の山頂は27.8キロ、6時間20分の地点。

Running around Hakone Gairinzan Peaks

ここからはようやく下りが続くようになる。途中の山伏峠近くにある芦ノ湖スカイラインのレストハウスでは飲み物も買える。ここと金時山とで結局500mlのペットボトル4本を飲み干した。下のような眺望も楽しめる。30キロ、6時間50分の地点

Running around Hakone Gairinzan Peaks

ここからは概ね快適に進む。海の平を経て箱根峠の道の駅に出るまではかなり急な下りとなり、結構長く感じた。道の駅の脇から箱根旧街道を進むが苔むした石に足を取られないように注意して進むと芦川入口に到着。ここから箱根町のバスターミナルまではすぐ。

バスで箱根湯本に戻り、立ち寄りの温泉で汗を流して着替えた後、新幹線を使って帰宅。

これまでのトレイルランはゴール地点まで走って戻ることが多かったが、今回はスタート地点よりも標高が800メートル近く高いところがゴール。しかも登りの累計距離も4000メートル近くに達しており、これも今までにない量(先日の伊豆山稜線歩道でも3400メートル弱くらい)。

というわけでひたすら登り続けるしんどいルートだが、トレーニングには適しているのかもしれない。

Garmin Connect -Player for Hakone Gairinzan Peak hunting.jpg
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