[race] Way Too Cool 50k 2011参戦記

Way Too Cool 50k
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12日土曜日に予定通り、カリフォルニアのトレイルレース、Way Too Cool 50kに参戦。日本の震災での未曾有の被害とこれから続く復興に向けた様々な苦難を思うと、一人ここでトレイルランをしている場合か、とも思うが、他にできることもなく、予定通り参戦。帰国前にひとまずいつものように参戦記をまとめておこうと思う。

50キロのトレイルレースだが、累積標高は1300mあまりで、最も長い上りパートでも標高で200mほど。距離と累積標高でいえば、鎌倉でのOSJ鏑木スペシャルの上級セミナーと同じくらいか。全般に走れるコース。当方は例によって初めてのコース、初めてのアメリカのレースで前半に調子に乗って飛ばしすぎてしまい後半に失速というおきまりのパターン、4時間57分ほどでフィニッシュ。

レースを制したのは、アメリカのTNF所属のMIke Wolfeで3時間28分を切るタイム。

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(スタート前)

レンタカーで会場へ移動。駐車スペースまで渋滞するかもと考えてかなり早めに出ようと思っていたのだが、寝坊気味。それでも渋滞もなく駐車もスムーズで余裕を持って到着できた。

本日のウェアリングは下のような感じ。頭には日の丸の必勝はちまき。@n2n2noriさんが気を利かせて出発前にトレラン仲間の皆さんの寄せ書きをしたものを持たせてくれたのだが、期せずして今回の地震からの復興に向けた意思表示の意味合いに。被災して亡くなられた方々への弔意を込めて腕にもにわか作りの喪章をつけた。もっともそうした意味を読み取ってくれた人はいないかもしれないが。スタート前に何人か周りのランナーと話したがやはり地震と津波の話題。当地のテレビでも連日報じている。

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(スタート)

そうこうしているうちに午前8時となりレースはスタート。レース前半はフラットなトレイルを進む。フラット、すなわち走りやすいということで、当方もかなりペースアップ。知らず知らず心拍は160に張り付いている。コース全般についていえるのだが、それなりに水量のある沢が随所に登場する。木橋や置き石は設けられておらず、シューズのまま濡れるに任せて進むしかない。一番深いところでは膝上まで雪解け水と思われる冷たい水につかりながら進む。さらにかなりぬかるんでいるところが頻繁に現れるのでこれも泥まみれになって進む。天気はよかったはずなので、この季節は常にこうしてぬかるんでいるのかもしれない。

8マイルほどでスタート地点に戻ってきて、エイドステーション。何も取らずに進む。

第2エイドのある11.1マイル地点、Lower Quarryまでは下りが続く。これもコース全般にいえるが木の根や岩場といったテクニカルな箇所は全くなく、人工の木段も全くない。気持ちよく飛ばしていける。

第3エイド、16.7マイル地点のMaine Barまでは川沿いの林道。細かい砂利道で気持ちよく走れる。

(後半失速)

ここまで調子よく飛ばしてきたが、第3エイドからは標高200mから400mまで一気に登る。といっても走ろうと思えば走れる程度の上りではある。しかしこのあたりから当方は足が重くなり思うように登れない。得意なはずの上りで失速。どんどん抜かれ始める。女性ランナーも力強く登っていく。

第4エイド、21.0キロ地点のAuburn Lake Trailsあたりでかなり辛い感じになってきた。エイドでしばし休む。エイドは水スポーツドリンク、コーラにスプライト、スポンサーのGUのジェル、各種の甘いスナック、塩辛いプレッツエル、さらにはチキンスープとかなり充実。しかしなかなかそんなに食べられない。ジェルでの補給は欠かさずにできていた。

さらに先を進むが足の重さは改善せず。どんどん後ろから抜かれる。辛さとは反対にトレイルはだんだん面白くなってくる。このあたり、Western States 100のコースと重なっている。斜面をトラバースするところがあったり、見晴らしのよい岡のようなところから一気に駆け下りたり。必ずしも整備された森林ではなく、モンブランにあったわかりやすい道標もなし、沢の渡渉があったりとワイルドなのだが、トレイルは明確で踏み跡がはっきりしないようなところはなく、上述のようにテクニカルな難所は全くない。何らかの形で常に人の手が入ってこのようになっているのではないかと思うが、日米欧のトレイルについての事情の違いが垣間見える。それはどのような状態が「自然」なトレイルなのか、とか、トレイルの管理に誰が責任を負っているか、といった事情の違いなのだろう。

第5エイド、26.3マイル地点のGoat Hillへは少し急な上りを経て到着。一息入れて休憩。しかりあまり休んでいても身体が冷えてしまうので、時間をおかずに出発。しかしどうにもスピードは上がらない。後ろからどんどん人がやってくる。

第6エイド、29.66マイル地点のUpper Quarry/HW49まで来れば後は残りわずか。エイドでコーラをもらって再出発。まもなくスタート地点に近いCool FIre Stationがみえてきてフィニッシュ。ここまで頭に巻いてきた日の丸はちまきを両手で掲げながらフィニッシュラインを越えた。

このパフォーマンスのせいなのか、当方はWTC50k を完走した初めてのinternational runner(海外に住所のある外国人、ということかな)ということでMCの人から一言インタビュー。コースがフラットで走れるコースだからきついね、と話したら、「日本人にWTCはフラットで楽ちんだといわれたぞー!」と大盛り上がり。

下はレース後に撮影したフィニッシュの模様(誰か知らない人です)。

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フィニッシュ後はチキンスープ、ピザなどが振る舞われ、小腹を満たします。

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そしてWTCのマスコット、frogを模したfrog cupcake。

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  • tomo2011

    WTCお疲れ様でした!とても走りやすいトレイルなのですね。走りやすいからオーバーペースに要注意との事でとても参考になりました(笑)今回レースを走る前に東北太平洋地震があり、複雑な想いだったかと思います。でも、走ってくれて有難うございました!お陰様で沢山元気を頂きました!またお会いすることを楽しみにしておりますっ!