[race] ランニング日記:42.195キロ(第19回かすみがうらマラソン2009)

本日は「第19回かすみがうらマラソン兼国際盲人マラソンかすみがうら大会」でフルマラソンを走る。結局ネットタイムは3時間15分19秒で完走。秋に初めて走ったつくばマラソンは3時間44分くらいだったから、30分近くの短縮で上出来。

Kasumigaura Marathon 2009Kasumigaura Marathon 2009

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完走直後にもらった完走証には10キロごとのラップタイムも記され、大変充実。本日の出来は下の通り。

オフィシャルタイム(グロスタイム) 3時間19分18秒

プライベートタイム(ネットタイム) 3時間15分19秒

10キロ ラップ 0:49’01″ スプリット 0:49’01”

20キロ ラップ 1:32’36″ スプリット 0:43’35”

ハーフ ラップ 1:37’28”

30キロ ラップ 2:17’56″ スプリット 0:45’20”

40キロ ラップ 3:08’02″ スプリット 0:50’06”

フィニッシュ ラップ 3:19’18”

いつものForerunner 405の手元計時は次の通り。

距離:42.42 km

タイム:3:15’18”

ペース:4’36” / km

平均心拍:152

ランニング直後の体重:***

体脂肪率:***

以下参戦記。

Garmin Connect -Player for 霞ヶ浦マラソン2009-1.jpg

(土浦駅下車時にiPhoneを車内に置き忘れる)

今回は前泊をしないが、行き帰りの電車には座っていきたいと思い、事前に特急の指定席、行きは奮発してグリーン車を予約。今朝は5時に起きて上野駅でスーパーひたちに乗り込んだのだが、土浦駅で下車した直後にiPhoneが手元にないことに気づく。気持ちがよくてうとうとしてしまい、置き忘れたらしい。混雑する駅の窓口で置き忘れたことを申し出て、帰りに遺失物として確保されているか確認することにする。朝からとんだトラブルだが慌てず対処。

<結局、帰りにまた混み合う窓口で確認したところ、友部駅で確保されたことを確認。着払いで自宅まで送ってもらうことにする。ひとまず安心。>

(会場の川口運動公園へ、早めにいけば流れはスムーズ)

8時頃に会場の川口運動公園へ。今回のかすみがうらマラソンはエントリーが2万人を超えたとかで、東京マラソン、NAHAマラソンに次ぐ国内最大規模の大会なんだとか。しかし、会場に着いてからの流れはスムーズ。ナンバーカードはすでに受け取ってウェアに取り付けておけたし、着替えのテントも広々していて楽に着替えられた。手荷物預かりは混雑を見込んで大量に臨時のコインロッカーが設置されていた。僕は普通に手荷物預かりをお願いしたが、受付の人数も多く、流れはスムーズ。

その後のトイレは、今回はトイレマネジメントがうまくいって、一回だけ小用を足すだけで済んだのでこちらもスムーズ。結局10時のスタートの40分くらい前からスタート地点にスムーズに並ぶことができた。

しかし、その後観察したところでは、スタートが近づくにつれて手荷物預かり、トイレとも長い列ができており、スタート地点に並ぶのも大変な混雑。早め早めに手を打つのが吉。

ちなみに、ゴールした後の手荷物受け取りも並ばずにすぐに受け取れたのだが、こちらもゴールが4時間を超えたあたりの人たちは数が多いようで、手荷物受け取りも長い列ができていた。

(本日の装備:気温上昇を見込んでショートタイツとノースリーブのシャツ)

天気予報では最高気温は19度くらいとのこと。どんな装備で走るかはかなり迷ったが、ウェアはすべて最近導入したSKINSで、ホワイトカモのショートタイツ、ホワイトカモのノースリーブシャツ、ホワイトのアームカバーという真っ白なやや異様な出で立ち。しかし、結局これは成功で、気温が上がる中でも快適に走れた。あと、SKINSの紫外線遮断効果は高い。

そのほかはいつも練習で使っているUnder Armourの白のキャップ、CW-Xの五本指ソックス、薄手のメッシュ地の白のグローブ、腰に現金とカードなど最低限の貴重品を入れたポーチ、ポーチのベルトにiPod shuffleとPowerGel4つ分をい入れたフラスクをつける。このフラスクが走り始めると収まりが悪くて難儀したが、20キロ過ぎから中身を口にし始めて量が減ると落ち着いた。

シューズは型落ちで安く買ったADIDASのAdizero CS4。すでにCS5が販売されているがCS4もやはりよいシューズ。

(いよいよレーススタート:前半は快調)

10時に号砲が鳴っていよいよレーススタート。4分後くらいにようやくスタートラインを踏んで走り始める。今日のレースの目標は3時間30分以内の完走だが、最近のトレーニングでの仕上がりをみるともう少し早くいけそうだったので、とりあえず一キロ4分45秒のイーブンペースを維持しながら、少しずつ貯金をして3時間20分以内でゴールすることを目標にした。

最初の8キロくらいはスタート時の混雑と先にスタートした10マイルを走る人と一緒に走っていたこともあってかなり窮屈。また、視覚に障害があるランナーが伴走者と走っているので、邪魔をしないように気をつける必要もある。

それでも一キロ5分は超えないペースを維持しながら走っていく。後述する充実したエイドもこのあたりはスルーして走る。

(30キロまで:快調だが飛ばしすぎ?)

その後中間地点あたりまでは畑や木立の間、小さな集落の間を抜けながら走る。緩やかだが少々のアップダウンもある。結局一キロ4’20” 位のペースを維持しながら30キロくらいまで走る。ハーフの通過もグロスタイムでみれば1時間33分台と今までにないハイペース。ややオーバーペースかな、と思い一キロ4’30″くらいまで落として体力を温存しようとするが、ついついスピードを上げてしまう。

後半からは、エイドステーションが近づくとパワーエイドを一口含み、水をとって流し込むようにする。2.5キロごとの公式エイドステーション以外にも、沿道の住民の皆さんが水や氷、レモンや梅干しなどいろいろ用意してくださった私設エイドステーションが多数あり、勇気づけられる(個人的にはイレギュラーなものを口にするのを避けるため、とったのは公式エイドステーションの水のみ)。

(30キロ以降:いよいよ失速)

快調に飛ばしてきたが、30キロを超えるあたりから少しずつ減速。あまり無理せず、最後に加速しようとするがじりじりとスピードが落ちて37キロ目からは一キロ5’00” を超えるようになる。それでも特に足が痛んだりといった故障はないので、とにかく足を動かして前へ前へと進んでいく。このあたりは抜くのと抜かれるのと半々くらい。

(40キロ以降:苦しさが増す)

最後に加速しようと考えたが、やはり無理な感じ。最後の2キロは一キロ5’15″あたりで目に見えて減速。とりあえず競技場に入ってからの300メートルほどは全力疾走で無事完走。足腰の筋肉痛はあるが、けがや故障はなく、体調も悪くない。

荷物を受け取り、着替えを済ませて、売店のテントでカレーと穴子丼を買って昼食。混み合ってもおらず、売店も充実していて、アフターランも満足。帰りの電車の時間まで競技場で次々にゴールしてくるランナーを応援したり、売店を眺めたり。

Kasumigaura Marathon 2009Kasumigaura Marathon 2009

(総括:次は三時間以内、サブスリー?)

前半のスピードを維持できなくて最後は失速、という流れになってしまったが、かなりのスピードを30キロすぎくらいまで維持できるというのは大きな前進。後半の失速も最小限に抑えることができた。今回は3時間15分でフィニッシュできたので次の目標はいよいよサブスリー、3時間以内ということになるか。となると、ペースを一キロ4’15″くらいまであげて、それを最後まで維持するということになる。がんばれば秋にはできるか。少しトレーニングプランを考えてみるか。

(かすみがうらマラソン:運営が充実、地元のホスピタリティを感じる素晴らしいレース)

かすみがうらマラソンはこれが初めてだが、上述のように受け付け、荷物預かり、などのオペレーションは非常に充実していて、全くストレスを感じなかった。トイレも各所に相当の数が配置されている。無論、ピーク時にはかなり混み合うが、早めの準備(そしてできれば早めのフィニッシュ)を心がければ、余裕を持って準備できる。これは今シーズンに走ったレースの中でももっとも充実していたといえる。

また、全体を通じて地元のホスピタリティを実感できる点もいい。上述の公式エイドステーションのご婦人方、沿道の住民の皆さんの私設エイドステーションも後のゴミの片付けなど考えると大変なご苦労があったと思う。また、コースの案内のために看板を持って立っていてくれた地元の高校生、中学生の皆さんも暑い中大変だったに違いない。そして沿道の老若男女の皆さんによる声援も途絶えることがなかった。こうしてたくさんの皆さんのサポートでこういう大会を開くことができたのは素晴らしいことだとあらためて思った次第。

Kasumigaura Marathon 2009

本日もらった各種のおまけ。

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