今週は晴れの日が続き、トレイルのコンディションもよかろう、ということで土曜日は先週に続いてハセツネコースの試走。鋸尾根を登って、鋸山の下、50キロ地点からゴールの71.5キロ地点を目指して走った。Elevation Gainは2,988メートルだが、これには鋸尾根の登りが含まれるので、それを差し引くとここに来るまでに比べればかなり楽だといえる。本番でも大岳山が最後の難所、しかしその後は気を抜いて怪我をしないように注意といえるだろうか。以下、備忘録。
距離:25.00 km
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タイム:4:53’20”
ペース:11’43” / km
平身心拍:119
ランニング直後の体重:**
体脂肪率: **
(奥多摩駅から鋸山)
今週もホリデー快速。今回はおくたま号に乗って終点の奥多摩へ。青梅線内は福生、青梅、御嶽くらいしか止まらないので早い。大勢のトレッカーやら子供連れの家族やらが降り立つ。9時半頃、9時半頃、奥多摩駅前をスタート。駅を出て左に進んで橋を渡って鋸尾根にとりつく。ここで同じくホリデー快速に乗ってきたと思われるトレイルランナーと出会う。しばらく前になったり後ろになったり雑談したりしながら一緒に進む。
ガイドブックによれば鋸山まで続く鋸尾根は滑落事故がかなりたくさん発生しているとのこと。途中でかなり激しい岩場や鎖場がある。鎖に捕まらないと上れないような箇所も一カ所ある。しかし、いずれも全く足場がないわけではないので、落ち着いて両手両脚を使って支えながら登れば不安なく登れる。ただ、長距離の縦走の後にここから奥多摩駅に降りるのは避けた方がいいかも。舗装された鋸山林道を行った方が安心か。
ともあれ登り切り、最後は併走したトレイルランナーに挨拶をして、鋸山山頂は巻いてはせつねコースの50キロ地点に到着、スタートから4.7キロ、1時間30分経過。
(大岳山を経て芥場峠まで)
大岳山までは比較的穏やかな登りが続くが、山頂が近づくと岩場が現れる。下の写真のような感じで、落ち着いて越えればさほど危険というわけではない。
大岳山頂に到着。ハイカー多数。今日は全体にハイカーが多い。すれ違いではきちんと減速して挨拶を欠かさないようにする、大岳山から日の出山までが特に多い。
大岳山頂を降りてからもしばらくは岩場が現れ、左下のような鉄階段もある。ただ、あまり長くは続かず、大岳神社、大岳山荘を越えると穏やかなトレイルになる。先週迷った芥場峠からは緩やかな下りを気持ちよく進む。
(芥場峠から日の出山からの下りまで)
綾広の滝を右に見ながらしばらく行ったところに下のような水場あり。沢水をパイプで集めているのだが、飲めるかどうかは不明。ちなみに自分は飲んだが、今のところ特に問題はない。自分の判断でどうぞ。
ここまでくると御岳神社の裏側にでてくる。レースでは第三関門となる長尾平を横に見ながら神社門前の旅館街の突き当たりを右に進み、日の出山へ向かう。
日の出山までは比較的穏やかなアップダウンで気持ちよく走れる。山頂はハイカー多数。
日の出山山頂から先の下りのコースは迷いやすいと聞いていたので、慎重に進む。確かにわかりづらい。金比羅尾根へと進むのが正解なのだが、表示板には必ずしもそう書かれていない。三ツ沢、つるつる温泉、上養沢などは間違った方向なのだが、消去法でそちら側に進まざるを得ないことがある。どの場合も御岳山巻き道という方向に行くのは間違っている。下はそうした表示板の例で、指は正しい方向を指している。
下の二つは同じ場所の道の両端に立っているもの。右側の表示に金比羅尾根の表示があり、ここから先はもう迷うことはない。
(金比羅尾根からゴールまで)
金比羅尾根は緩やかな下りで気持ちよく走れる箇所多数。この日はマウンテンバイクでトレイルを下っている3人組を見かけた。なるほど、そういう遊びもあるのか。
途中でハセツネコースの65キロ地点の表示。
降り続けると途中で金比羅神社の脇を通過するはずなのだが、少々わかりにくい。実際のコースはどうなのかわからないが下のような雨水をためる枡のようなものを左側に見かけたら、そこを駆け上がると左手に神社があり、そこから先に五日市に抜けるトレイルがある。
このあたりから急に蒸し暑くなり、下界に降りてきたことを実感。すぐに70キロ地点の表示に出くわし、所々舗装された道になる。下りが結構急になってくるが、舗装路は足への衝撃が結構ある。なんだかんだで街に出てくるとまもなく五日市会館前でゴール。今日はここから武蔵五日市駅まで流して、トータルで25キロを走った。