トレラン紀行二日目の日曜日。夜から天候は荒れて、明け方も強い雨が降っていたのだが、朝になってみると雨は上がり、日も差してきた。このあと走ったトレイルも、さほどぬかるんでおらず、走りやすく非常によいコンディション。ただ風は強く稜線上は寒い。聞くところでは東京は午前中も荒天が続いたようで、荒川市民マラソンが中止になったとか。出場予定だった皆様、残念でした。
朝食のあと、本日のトレイルに向けて出発。本日はみかぼ高原荘から東に向かって、鬼石の法久という集落から石神峠、東御荷鉾山、投石峠、西御荷鉾山を経てみかぼ高原荘に戻るルート。特別ゲストの横山忠男さんも一緒。
Sponsored link
山の登り口の集落では民家のご婦人に呼び止められ、鏑木さんを含め皆さんで立ち話。御荷鉾を登る人は久しぶりとのことでしばし話に花が咲く。このあたりの山間地の集落もご多聞にもれず人口減でいわゆる限界集落化が進んでいるとのこと。また一方人々は我々のように外からやってきたハイカーにも非常に気さくで気持ちよく接してもらえることが多い、といった話を鏑木さんから伺う。
東御荷鉾山への登りはなかなか急坂でタフ。トレーニングのつもりで少しずつ上がるがやはりきつい。投石峠から西御荷鉾山への途中で巻き道を行けばよかったのを尾根筋に上がってしまい、コースアウト。ご迷惑かけてすいません。西御荷鉾山への登りはトレースがはっきりしない中を駆け上がり競争で駆けるが、やはり厳しい。なんとか登り切るが大分脚を使ってしまった。
西御荷鉾山からは快適な下りでみかぼ高原荘まで帰還。この間、石神峠と投石峠でスタッフの皆様による飲み物と軽食のサービス。いつもながらありがとうございます。スタッフのMさんからの差し入れのイチゴは群馬県産で売り出し中の「やよいひめ」だそうで、色は淡目ながら甘くてみずみずしく、つい2個食べてしまった。こんな感じの品種だそうです。
今回の西上州は、神流マウンテンラン&ウォークの楽しい思い出をたどるトレイルトリップであり、静かで人の少ない山はとても落ち着く。コースは必ずしもきれいに整備されたところばかりではないのだが、それもまたワイルドで楽しい。このあたりの山域は楽しそうだが、なかなか自分でアレンジしてくることは難しいので、今回は貴重な経験になった。
いつもながら、鏑木さんはじめスタッフの皆様に大変感謝。横山忠男さんの華麗なる登りを目にできたのは勉強になった。みかぼ高原荘は快適で、お風呂からの山々の眺めは最高。ご一緒した皆様、特に今回初めてご一緒した皆様、是非またトレイルでお会いしましょう。