日曜日の石川さんの西湖イベント二日目は朝からあいにくの雨。早朝の西湖一周ジョギングも中止。それでも一人で一周ジョグに出かけた男塾の勇者もいらっしゃったのだが、当方はなんかだるくて布団から抜け出せず。
朝食のあと、本日のコースに出発。昨日のフィニッシュ地点、本栖湖畔の駐車場から樹海の中のトレイルに入り、鳴沢氷穴まで12.3キロを1時間半くらい。樹海の中のトレイルとはいっても大体車道に沿って設けられているので、自動車の音も聞こえるくらいなのだが、それでも雨に濡れた木々の緑、匂い、倒れた木に苔がむしているところなど、原始林の迫力は十分に感じられる。コース自体は多少のアップダウンはあるが特にテクニカルなところもなく、問題なく走れる。当方はこの日はあまり張り切らず、心拍数は130くらいでゆっくりと走っていく。
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雨なのでウェアリングを工夫。この日は先日購入した超軽量のレインウェア、ORのヘリウムジャケットを着て走ってみた。レインウェアなのに袖のベルクロ止め、ベンチレーション、フードの前面を絞るドローコードがないのは戸惑ったが、レインウェアとしての機能は当然果たしている。これをこれだけ軽量で持ち歩けるなら便利。レインウェアをきて走るのも新鮮な経験だった。当然走り始めは汗でジャケットの中が濡れてくるし暑く感じる。しかし、そのまま着続けていても特に状態は変わらず、それ以上不快なほど濡れてくると言うことはなかった。おそらく透湿機能が働いたのだろう。今回も多くの人は優れた透湿機能を備えたジャケットを着ているのに暑いからと途中で脱いでいたが、それではせっかくのジャケットの機能を活用できていないということなのだろう。
ランニングのあとはまたもや温泉で汗を流して暖まってから西ノ海キャンプ場へ。宿のご主人による手打ちそばの昼食(うまい!)をいただいてから、石川さんのスライドショー。世界中のトレイルを走った時の写真の紹介。石川さんの、トレイルランをレースとしてとらえるだけでなく、自然を楽しむ旅、各地の文化とふれあう旅として楽しもう、というメッセージが伝わってきた。このあたりは当方も大いに賛同するところ。最近ちょっとレースとそのためのトレーニングに関心が傾きがちなので、また初心に戻って楽しみたいところ。
午後3時頃、イベントは終了。河口湖駅から高速バスにて帰京したのでありました。