週末は今年初めての開催となる、富士忍野高原トレイルレースに参戦。週後半からやや風邪気味で集中力を欠いてしまい、あまりいい展開とはならず、4時間30分57秒でフィニッシュ。コースは全体としてみれば比較的穏やかだが、所々に激しい岩場や下りもあり、なかなか楽しめるコース。詳しくは下で。
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前日5日土曜日から忍野村へ移動。今回はいつもご一緒している男塾・乙女塾の皆様と同宿させていただく。姐さんのアレンジ。ありがとうございます。
近くの忍野八海を散策して食事をした後、早々に受付を済ませると夕方までは時間がある。皆さんは山中湖方面に出かけるというのだが、当方はなんだか身体がだるい感じで、宿でしばし休息。夕方からコース説明会へ。昨年のハセツネ優勝者、後藤豊さんによるコース解説。だんだん装備の話題になり、かなり細かいサプリメントの話題などに。説明会終了後は紹介されたサプリメントが外のブースで飛ぶように売れていた。ここで同宿する他のメンバーのほか、トレランつながりの知り合いの皆様にご挨拶。夜はやはり何となくだるくて宴会もグダグダしていたのだが、仮装大会?には参加。
さて、翌朝のレース。大体いつも通りの装備。頭は今回もハイキングハット。
コースは標高940mの忍野中学校から杓子山、子の神、標高で1600mまでは一気に登る。崩れやすい黒土の表土が露出しているところがあって滑りやすかったり、岩場もあったりするが、全般に穏やかな登り。ただ前後に人も多いので割と抑えめのペースで進む。子の神からは激しい下りがあったりしてこれまた楽しい。しかし当方はのどに痰が絡んでしきりに咳き込みながら走ることになり、どうも集中できない。普通なら歩かないような登りでもつい歩いてしまう。
石割山、太平山と進むと忍野村の北側外周をめぐる山から下りる林道に入って麓の集落まで行くのだが、コースは20キロ地点あたりから立の塚峠へと登り返す。3キロちょっとくらいの林道の登りなのだが、このあたりで集中力はかなりダウン。ほとんど走れなくなり、立の塚峠につくまでに女子ロングで入賞されたIさん、男塾の好敵手noriさんに追いつかれてしまう。
立の塚峠から二十曲峠までも一回目に走った時よりアップダウンをきつく感じてなかなか快調に進めない。この間も時折咳き込みながら走る。
二十曲峠からは長い下りとなる。ここは何とか走ろう、と気合いを入れ直して走る。しかし、フィニッシュ直前の1キロがとても長く感じる。長い長い1キロを走りきってようやくフィニッシュ。
個人的にはあまりいいレース展開にはできなかったが、ご一緒したメンバーはそろって完走、トレランつながりの皆様もそれぞれいいタイムでフィニッシュされていた。天気がよかったこともあるが、随所に設けられたエイドやスタッフの皆さんによるコース指示などもわかりやすく(皆様ありがとうございました)、初めてレースを走るのにももってこいのレースではないかと思った。時折目の前に広がる富士山や山中湖の眺めは足を止めてしばらく見入る価値がある。都心からはバスでのアクセスもいいし、このあたりのトレイルはもっと開拓してもいいなと思った次第。