一雨ごとに寒くなる、などといわれる秋。その言葉通り今週に入って気温はぐっと下がる模様で、しかも今週末は雨が降りそう。信州戸隠や赤城山のトレイルレースも開かれる今週末、トレイルランで果たして何を着たものか、と悩ましいところ。
そこで!昨年来、様々なウェアの情報を収集し、少なからず自腹で試してみた研究成果をお恥ずかしながら披露しようかと考えた次第。まず第一弾はボトムスから。
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アウトドアショップでは秋冬のトレッキング用のパンツ、タイツはあれこれ売られているが、ランニング用に使えそうなものはごく限られてしまう。動きやすいものはスキーなどを想定してハードシェルの下に履く下着として作られていてそれを履いて走る気になれない。
秋冬といっても、天気がよくて数時間程度の行動時間を走るのであれば、機能性タイツのロングタイツをはけばそれで済むかもしれない。ここではもっと長時間のトレイルラン、しかも小雪が舞うほど寒い状況まで想定してみる。走っている間は動きやすい作りであってほしいのはもちろん、汗をかいているときは汗を吸い、どんどん蒸発させてくれること、立ち止まった休憩中は暖かさを維持してくれること、が求められる。
では何を着るか?続きはクリックしてから。。
こう考えると、この分野の選択肢は一つの選択肢しかないと思っていた。それはパタゴニアのクールウェザータイツ。スパンデックスが入っていて非常に伸縮性が高く、内側は軽く起毛されていて暖かい。ほどよいタイトさで行動しやすい。昨年Sサイズを手に入れて冬の間大いに活用したが、手に入れられなかったXSサイズを夏にいったシャモニーのパタゴニアショップでみつけて速攻で購入したほどだ(その結果@n2n2noriさんがゲットできず、、すいません)。トレイルの他にも寒い朝のランニングにも使う。
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ただ、信州などの山に入れば冷たい風が吹き付けてこれでは耐えられない場面もあるだろう。限られているだろうがそのような場面で使いたいのはマウンテンハードウェアのこれだろうか。太ももとふくらはぎの前部、風が吹き付けるところにWINDSTOPPERが使われている。
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これくらいの選択肢かな、、と思っていたところに現れたのが、この秋に発売されたファイントラックの新製品ドラウトクロー。これのプルオーバーを購入して、週末の北アルプスで非常に快適だったのだが同素材のパンツがあるのだ。
ドラウトクローは肌着の上に着るミッドレイヤーとされており、薄手のマイクロフリースに代替するものという位置づけになるだろうか。しかし、生地はフリースではなく、編み方の構造で汗を素早く吸収し、外に発散する作りにしたのだという。プルオーバーでもその機能は実感できたので、パンツでも同じ機能が発揮されると考えられる。みたところベンチレーション用のジッパーも両脚にあるので、これも活用できそう。
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これほどよさそうなこのパンツについて気になっていたのは、そのシルエット。下着同然のタイトな作りでもなく、部屋着のようなもたつきもないシルエットという微妙なところが求められる。
この点については本日、四日市の誇るアウトドアの名店、moderatoさんのブログで紹介されている写真をみて、結構いい感じなのではないか、と思えた。これなら外を履いて走るのも悪くない気がする。
履き心地抜群!ファイントラックドラウトクローパンツ、新製品 | modelog
いずれにしても、このような狭いニーズに応えたプロダクトは限られるので、もし手に入れたいなら早めに手に入れた方がよいかも。
あと、ボトムスに関しては持っておけば安心材料になるウィンドパンツも検討した方がよさそうだがこれはまた来週に。
続いて、トップス編、グローブ編、被り物編を書き連ねたいと思います。