週末に開催された信越五岳トレイルランニングレース2012で女子優勝の小川比登美さんにレース中の暑さ、レースをリードしながら考えたこと、今後のレースの予定などについてインタビューをしました。
今年はUTMFやおんたけウルトラ100kなどロングレースに続けて取り組んでいる小川さん。信越五岳でも女子では圧倒的にリードしながらも、ペースを緩めることなく進んだという気迫が印象に残りました。
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(小川比登美さん・レース後インタビュー)
DogsorCaravan.com:岩佐です。今日は信越五岳トレイルランニングで女子で見事優勝された小川比登美さんです。おめでとうございました。
小川比登美さん:ありがとうございます。
DC:昨日はどんな一日だったでしょうか。
小川:走るのが辛かったです。
DC:それはやはり暑さですか。
小川:暑さですね。暑さ対策のトレーニングもしてきていて、暑さには自信はあったんですけれど、実際のあの関川の暑さ(3A兼又から始まる関川沿いの登りの砂利道)は異常でした。全然スピードも出ないし、でもあそこで走らないといけない。大変でしたね。
DC:レースとしてみれば、2位の選手とは最後は30分以上の差がついたわけで独走状態だったと思います。それでも余裕はなかったですか。
小川:いや、余裕はなかったですね。2位にいる選手は若い選手だという情報を聞いたので。若いと力があるじゃないですか。いつ追いつかれるかわからないから、スピードを落とさないように走り続けることを意識していました。
DC:信越五岳を走るのは今回で3回目ということですが、信越五岳というのは小川さんにとってどんな位置づけのレースですか。特に最近はUTMFとかおんたけウルトラなど長いトレイルレースを走っていらっしゃいますね。これからもそうした長距離のレースに取り組んでいくのか、どのように考えておられますか。
小川:やっぱり長い方が自分には合っていると思います。長いレースを中心にして、気が向いたら短いものにも出て、と考えています。
DC:次にターゲットにしているレースというのはありますか。
小川:本当は海外のレースに出たいんですよね。フランスに友達がいるし、フランスのレースの話を聞いているので出たいけれど、なかなかそう休みも取れないし、まあ趣味の域ですからね。
DC:いえいえ、またチャンスがあるかもしれませんね。今日は小川比登美さんにお話を伺いました。あらためて優勝おめでとうございました。
小川:ありがとうございます。