[DC] 来年はブレイクの予感、ランニングに新感覚をもたらすシューズ・Try HOKA ONE ONE @ Sky High Mountain Works

先日、当サイトでレビュー記事を書いたフランス発のランニングシューズ、HOKA One One。このシューズについて、日本で販売されるサンウエストのご担当者から説明を聞きながら試し履きができるイベント、SUNWEST presents Try HOKA ONE ONEがおなじみ兵庫県芦屋市のSky High Mountain Worksの主催で12月1日に開催されたので、当サイト・岩佐も参加してきました。


午前午後の二回のセッションには合わせて30人以上が参加され、新感覚のこのシューズを試した。参加された皆さんからは「履いていて楽しいシューズ」「是非予約したい」といった声が聞かれた。国内では来年1月にロードランニング向けのBondi B.、3月中旬以降にトレイルランニング向けのStinson Evoが販売開始予定とのこと。ちなみに当方の感触では、比較的走りやすいトレイルならBondi Bでもトレイルランニングは楽しめるように思った。来年以降も国内各地のアウトドアショップなどでHOKA One Oneの試し履きイベントは開催予定とのこと。

以下、イベントの簡単な紹介と最新のHOKA One Oneの製品ラインアップを紹介。

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土曜日のイベントでは国内でHOKAの販売をされるサンウエストの田中さん、川田さんからHOKAのシューズが登場した経緯、シューズのラインアップ、それぞれの特徴などの解説があった。

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川田さん(右から3人目)、田中さん(右から4人目)によるHOKAのシューズの解説。

さらに、高松からは多くのアメリカの100マイルレースを経験している尾形さんが参加。トレイルランニング好きが高じてアメリカのレースに参加するうち、アメリカのトレイルランニング・コミュニティに多くの友人を持つ有名人となった尾形さんも、数年前からこのHOKAのシューズを愛用しているとのこと。「HOKAは足への負担を軽減してくれるシューズ。100マイルレースを走った翌日でもトレイルランニングを楽しめる。せっかくアメリカにいるのだから少しでも多くトレイルランニングを楽しめるHOKAのシューズを愛用しています」と語る尾形さん。

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日本のランナーでおそらくアメリカの100マイルとHOKAを最も知る尾形さん。

レクチャーの後は、Sky High Mountain Worksのオーナー、北野さんのリードで実際にトレイルへ。お店のある芦屋川駅周辺から5分も走ればトレイルに入れる。高座谷、横池、打越山、森林管理道、蛙岩など12キロちょっとを、皆さんおそろいのHOKA / Stinson Evoで走る。

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六甲はちょうど紅葉の真っ盛り。途中には鮮やかな赤に染まった広場状のトレイルもあり、皆様でしばし見とれる。

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この日のイベントに参加された皆様のレポートもご覧ください。

2012/12/01 Try HOKA ONE ONE : Sky High Mountain Works productions

Beyond Try HOKA ONE ONE 20121202

20121201 Try HOKA ONE ONE !!

Try HOKA ONE ONE試乗イベント : 居眠りトレイルランナーMOTO

うさこブログ

HOKA One Oneの現在のラインアップ

HOKA One Oneのシューズは最初に書いたとおり、国内では来年1月にロードランニング向けのBondi B.、3月中旬以降にトレイルランニング向けのStinson Evoが販売開始予定。しかし、HOKAからはこれら以外にもシューズが登場しているHOKAの欧州向けウェブサイトから現在のHOKAのシューズのラインアップを紹介したい。なお、欧州で発売されているこれらのシューズが全て日本で展開されるわけではない模様なので、ご留意ください。

トレイルランニング向け

まずはトレイルランニング向けのモデル。

Hoka One One | The range  trail shoes

Stinson Evo。来年日本にも登場するモデルで、トレイルを中心に幅広い路面に対応し、トレイルのレースモデルとなっている。北米サイトではミッドソールはHOKA基準で2.5x、ドロップ(前足部とかかとの高さの差)は4mm。重さは10.4oz(295g)。アウトソールのラグ(突起)の高さは4mm。Men/Womenのモデル展開については、日本で今回発売されるこのStinson Evoや、Bondi BではWomen’sモデルがあるようだ。

Hoka One One | The range  trail shoes 1

Mafate 2。2010年に日本にHOKAが上陸した際に販売されたモデルのアップデート版。路面の凸凹が大きいテクニカルなトレイルに対応した、もっともプロテクションが高いモデル。ミッドソールは2.5x、ドロップは4mm(29mm-33mm)。重さは11.3oz(320g)。アウトソールのラグの高さは5mm。かつて販売されていた前のモデルは、当方も含めて足形のせいで親指などにマメができる、という人が少なくなかったが、新モデルでは改善されているだろうか(当方は未確認)。

Hoka One One | The range  trail shoes 2

Mafate 2 WP。上のMafate 2の防水・防風素材仕様のモデルと思われる。重量などスペックはMafate 2と同じとなっている。

ロードランニング向け

続いてロードランニング向けのモデル

これも読む
DC Weekly 2023年8月7日 富士登山駅伝、野沢トレイルフェス、ユース・スカイランニング世界選手権、KAT 100 by UTMB、Fjällmaraton
Hoka One One | The range  Running shoes

Bondi B.。来年1月に日本にも登場するモデルで、ロードと走りやすいトレイルに適したモデル。ミッドソールは2.5x、ドロップは3mm。重さは11oz(312g)。アウトソールのラグの高さは2mm。

Hoka One One | The range  Running shoes 2

Stinson Evo Tarmac。今シーズン登場したモデルで上述のStinson Evoと名前は似ているが、こちらはロード用。日本での販売は未定の模様。北米サイトではミッドソールは2.5x、ドロップは4mm。重さは10.4oz(295g)。アウトソールのラグの高さは1.5mm。ロードのランニングに特化したモデルということになるか。

Hoka One One | The range  Running shoes 3

Bondi S.。Bondiの今シーズン登場モデル。ロードとトライアスロンに対応したモデル。ドロップは4.5mm。ミッドソールは2.5x。重さは北米サイトによると9.5oz(270g)と非常に軽量。主に短い距離をターゲットにしたHOKAの勝負用軽量シューズということになるだろうか。当方も先日レビューしたが、トレイルでも十分使えるが軽量な分だけ耐久性は犠牲となっているかもしれない。

その他

Hoka One One | The range  Hiking Shoes

Mauna Kea。Hokaのミッドカットのハイキングシューズ。

Hoka One One | The range

Bondi B. Leather。Bondi B.のレザー仕様でウォーキング用のシューズ。

その他、欧州のみで発売されるロープロファイルなランニングシューズも予定されている模様だ。

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