[DC] Brooksの提案:どんな足の着地パターンでも修正不要、新シューズTranscendは来春登場

トレイルランニングシューズでも薄底でロー・ドロップのミニマリストシューズの大流行を経て、HOKAのヒットに始まって来年のシーズンにはミッドソールに軽量ながら分厚いEVAを配した「マキシマリスト」シューズが多数登場する見込み。

そんな中、Brooksは、どんな足の着地パターンでもそのランナーにとっては最適な走り方であって、シューズの形状やクッションでそれを修正するべきではない、という考え方とそれに基づくシューズを来春に発売する模様です。

8月初めのアメリカのORショーで、Brooksはランニングフォームについてのペーパーを発表した模様。多数のアスリートのランニングフォームを分析した結果、一定のあるべき走り方があるわけではなくランナー一人一人にケガや痛みなしに走れる走り方があり、それを受け入れるべきだ、との結論に至ったとのこと。

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At the beginning of Outdoor Retailer a couple of weeks ago, Brooks released a white paper that challenges the belief that there is one correct way to run. Through analyzing the running style of hundreds of athletes, Brooks found that we all have our own unique running gait which should be embraced, not fixed, as it is the most natural way for our body to run injury and pain free.

引用元: Your Natural Running Style Does Not Need To Be Fixed – the GearCaster.

 

「Born to Run」に始まるヒールストライク(かかと着地)と高価なランニングシューズへの疑問から、裸足ラン、フォアフットのすすめ、ミッドストライクが現実的、などなどの諸説の流行を経て登場したBrooksの新説。ランナーごとのランニングフォームを「ストライド・シグナチャー」と呼び、どのような「ストライド・シグナチャー」でもランニング中に維持できるようなテクノロジー、”Guiderails”を登載したシューズ、”Transcend”はアメリカでは来春に$160で登場とのこと。

かかとやミッドフット(中足部)のミッドソールの素材を替えたりせず、一様なミッドソールの素材とフラットなソールを使うということになるでしょうか。理由付けはいろいろですが、ミッドソールに軽量で反発力のあるEVAを盛るというトレンドには乗ったシューズになりそう。

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