[DC] Leadville 100はグランドスラム挑戦中のIan Sharmanが優勝、Nick Clarkが二位・Weekly review August 11-18

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週末に開催されたLeadville 100, Waldo 100k, Pikes Peak Marathonについての話題のまとめです。

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Leadville 100

コロラド州で17日に開催されたトレイルランニングの100マイルレース、Leadville Trail 100 Run。ことしで31回目を迎える伝統のレースであり、参加ランナーも900人を超えるビッグなイベント。Grand Slam(アメリカの4つの100マイルレースを同じシーズンに完走すること)のレースの一つでもあります。
今年のレースを制したのはIan Sharman。そして2位はNick Clark。ともにイギリス出身米国在住でGrand Slamに今年チャレンジしている二人が上位に入りました。6月末(Western States)、7月(Vermont)と続いての100マイルレースとなるため、彼らの上位を予想する声はあまり聞きませんでしたが見事な結果。
ニュージーランドのオリンピック代表経験のあるMike Aishは序盤にリードしたものの、徐々に失速して3位。久しぶりの100マイルレースへの参加で注目されたScott JurekHal KoernerJustin Angleをペーサーにして一時は4位まで追い上げたものの、終盤に胃の調子を崩して8位でのフィニッシュ。伝説のランナーの力強い走りに注目が集まりました。女子はAshely Arnordが優勝。

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Western Statesのレース後のNick Clarkと当サイト・岩佐。

日本からの参加では、仁科昌憲さんが25:54で完走。平均の標高が3000mを超え、ピークは4000m以上というタフなコースです。

Waldo 100k

オレゴン州南部で17日に開催の100キロのトレイルランニング・レース。受付からあっという間にSold Outになってしまう人気レースで、日本から参加の西城克俊さんが8位に。

Pikes Peak Marathon

コロラド州で18日に開催されたPikes Marathonでは宮原徹さんが見事優勝。こちらについては既に当サイトでも記事にしていますが、日本のトレイルランニング界にとって大きなニュース。春にJoe Grantと話した際にも、Pikes Peak Marathonは高度馴致が必要なのでローカルのランナーが有利と聞いていたので、当方も今回の宮原さんの活躍には驚きました。これは本当に素晴らしい偉業。

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