トレイルランニングの世界的なシリーズ戦の一つである、Skyrunner® World Series。2014年のSkyrunner® World Series(SWS)は5月8日にスペインのカナリア諸島ラ・パルマ島のTransvulcania Vertical Kilometer®で開幕します。
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SWSの今年のシリーズ戦はULTRA, SKY, VERTICALの3カテゴリーのそれぞれ5つのレースからなる計15のレースから構成されます。5月8日のTransvulcania Vertical Kilometer®はこのうち、VERTICALのカテゴリー(登りの標高差1000m以上で距離が5キロ以内)のレース。ひたすら急な登りを登り続けるというイベントです。
レースはラ・パルマ島の海岸から急な登りを一気に駆け上がり、斜度40%に達する急斜面を経て、標高1,160mのフィニッシュまで6.6kmのコース。コース全体の平均斜度は30%。
このTransvulcania Vertical Kilometer®のエントリーは明日2月1日土曜日開始、出場枠は200人です。
なお、二日後の5月10日にはSWSのULTRAのレースであるTransvulcania Ultramarathon (83km)が同じラ・パルマ島で開催されます。ただ、現時点ではエントリーは満員でウェイティング・リストへの受付のみ。42kmの部、26.8kmの部についてはエントリーが可能となっています。
日本では同じようなVertical Kilometerと題したイベントはありませんが、当方の経験の範囲では、表丹沢の大倉バス停から大倉尾根経由で塔ノ岳までが標高差1100mくらい、距離で6.5kmくらいで大体このTransvulcania Vertical Kilometer®と同じくらい。もちろん、トレイルの路面の違いなどはあるかと思います。まだ日本からチャレンジした人はあまり多くないと思いますが、登りに自信のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ソース
- Transvulcania. The Vertical Kilometer! ISFのプレスリリース。
- Transvulcania Vertical Kilometer® 大会のウェブサイト。