御嶽山の麓に位置する長野県王滝村はおんたけスカイレースやおんたけウルトラ100kなどでトレイルランナーにもおなじみですが、昨年9月の御嶽山噴火により王滝村を訪れる観光客は減っているといいます。
パワースポーツではこれまでいくつものアウトドアイベントを開催してきた王滝村で5月2–3日に「アウトドアスポーツフェスティバル」を開催。ランニングやカヤックの体験や森林鉄道に乗れたりと様々な企画が用意されていますが、その中で5月2日に開催されるのがOtaki Village! Top of the trail runner 50k in Japan(Otaki 50k)です。国内のレースで活躍するトップレベルのトレイルランナー約50人が特設のトレイルコースで50kmのレースにチャレンジします。
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日本のトップトレイルランナーが集うOtaki 50kは一周10kmの周回コースで開催、観戦スポットも設置
Otaki Village! Top of the trail runner 50k in Japan(Otaki 50k)が開催されるのは王滝村の中心部から北に約4キロ行った大又山荘近くからおんたけスキー場まで登って降りるループ状の10kmの周回コース。OSJおんたけスカイレースの序盤と終盤のコースと多くは重なっています。レースがスタートするのは5月2日(土)の正午。
このOtaki 50kには各地のトレイルランニングレースで活躍し、このレースに招待された有力アスリートのみが参加します。現在50人ほどのアスリートがイベントのウェブサイトに紹介されていますが、当日までに参戦するアスリートは増える模様です。このレースでの勝利はまさに日本のトレイルランニングのチャンピオンとなることを意味するといっていいでしょう。当サイトでは改めて出場するアスリートの紹介とレースの行方を予想する記事を紹介するつもりです。
Otaki 50kはコースの間近で観戦可能!アフターパーティも楽しめる観戦チケットを発売中
このOtaki 50kがユニークなのは、レースの観戦がしやすいこと。コース上には3箇所の観戦スポットが設けられ、当日は観戦スポットの間をマイクロバスで移動できる模様です。これまで、トレイルランニングのレースでは自分がレースに出る場合はもちろん、応援をする場合でも、トップを走るランナーの様子をみる機会は限られてきました。このOtaki 50kでは10kmの周回コースを5周するので、周回するたびに順位が入れ替わる様子や、変わっていくランナーの表情を目の前で見ることができるでしょう。トレイルランニング・ファンにとっては今までになかった楽しみ方ができるに違いありません。
このイベントを通じて王滝村を支援するため、Otaki 50kの観戦には事前に観戦券を購入する必要があります。観戦のみのチケットは1,000円、表彰式が行われ、ライブ演奏やトークショーも行われるアフターパーティ、OTAKI SPECIAL NIGHT(5月2日土曜日 18:00–21:00)とセットのチケットは2,500円。現在のところ、事前のチケット購入は申込書の郵送とチケット代の郵便振り込みで受付中です。
カヤックや森林鉄道も。家族や友だちみんなで楽しめるイベントが多数
「アウトドアスポーツフェスティバル」ではOtaki 50kだけではなく5月2日(土)と3日(日)の両日にわたって、王滝村の自然を生かした様々な体験ができるイベントが開催されます。土曜日の午前はおんたけ湖でカヤックやスタンドアップバドル、午後はOtaki 50kを観戦、夜は松原スポーツ公園でアフターパーティ。そして王滝村で一泊して、午前中は森林鉄道に乗って、グループで6時間ネイチャーランに挑戦。走らない仲間や家族は棒パン焼きや木曾ヒノキの箸作りも体験できます。
当サイトではこれからOtaki 50kに向けてイベントを楽しむための情報を紹介していく予定です。どうぞお楽しみに。
(協力・パワースポーツ)