[DC] 宮原徹が出場するPikes Peak Ascentに注目・今週末のトレイルランニングレース・8月15-16日

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今週末は国内外ともトレイルランニングのレースは少なめ。しかし日本のファンにとっては帝王・(滝ヶ原自衛隊)が出場するアメリカの伝統あるレース、に注目です。現地からの写真も交えてご紹介します。

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【8月13日木曜日 – 8月16日日曜日】

  • Swiss Irontrail (201k):スイス東部、ダボスを拠点に開催されるトレイルランニングレース。制限時間64時間のT201(200km / 11,440mD+)は13日木曜日午前8時(日本時間同日午後3時)にスタート。このほかT121(124.7km / 6,990mD+)、T91(90.3km / 5,420mD+)、T41(42.3km / 2,290mD+)のレースとD21(23.7km / 1,270mD+)、A21(18.6km / 1,060mD+)のハイキング・イベントが開催されます。

【8月15日土曜日 – 8月16日日曜日】

  • Pikes Peak Ascent & Marathon:アメリカ・コロラド州マニトウスプリングスで開催され、今年で60回目となる伝統ある山岳レースで、注目されています。日本でいえば、に似た存在といえるでしょう。

Pikes Peak Ascent & Marathonってどんなレース?

パイクス・ピークは標高14,115フィート(4,302m)という高山ですが、登山鉄道や自動車道で山頂まで登れる観光地としても知られます。レースのスタートは麓の町、マニトウスプリングス(1,920m)で、山頂までの獲得高度は2,382m、距離は21.4km。コースは樹林帯では整った走りやすいトレイルですが、山頂が近づくと岩が露出したところや足場のよくないところも現れます。二つのレースが開催され、マニトウスプリングスからスタートして山頂でフィニッシュするPikes Peak Ascentは1,800人が参加し、スタートは15日土曜日午前7時(日本時間同日午後10時)。山頂で折り返し、マニトウスプリングスまで戻る42.16kmのは800人が参加し、16日日曜日午前7時(日本時間同日午後10時)にスタートします。今年から新たにウェーブスタートが導入されました。

Pikes Peak Marathon Course

Pikes Peak Ascent & Marathonのコース概要図。

日本から宮原徹がPikes Peak Ascentに出場

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宮原徹

今年のPikes Peakには登りのみのAscentに日本における山岳ランニングの帝王、宮原徹 / Toru Miyahara(滝ヶ原自衛隊)が出場します。宮原は一昨年の2013年のPikes Peak Marathonで優勝。日本のランナーがアメリカのビッグレースで優勝したことは現地でも大きな話題となりました(当サイトの紹介記事はこちら)。

今回は得意とする登りのみで「最近はAscentのレベルがかなり上がっていると聞いている」(宮原)というPikes Peak Ascentに挑戦します。宮原は今月初めの富士登山駅伝で区間賞を取り、滝ヶ原自衛隊を優勝に導きました。今シーズンは国内で上田バーティカルレースで優勝経ヶ岳バーティカルリミットで優勝といった成果を挙げています。また富士登山競走では2011年に優勝した際の2時間27分41秒は現在も大会記録となっています。

また宮原徹についてはGRANNOTE.jpで昨日ロングインタビュー記事が掲載されました。先月行われたインタビューでは当サイトも協力して、これまでのアスリートとしてのあゆみ、今後の目標、今の日常生活の様子などを詳しく聞いています。

現地の様子の写真です

今年のPikes Peak Ascent & Marathonで試走する宮原徹と、コロラドスプリングスの大会受付会場の模様を捉えた写真をご紹介します。

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