11月21日(土)に韓国・ソウルで開催される100kmのウルトラマラソン、Korea Cup 100に日韓2人の視覚障害を持つランナーと、沈在徳 / シン・ジェドク / Sim Jae Duk、宮崎喜美乃 / Kimino Miyazakiなどの日韓ウルトラランナーがチーム「光の絆」として参加します。現在、このプロジェクトのビブス制作費や渡航費の一部を支援するクラウドファンディングが11月12日(木)まで支援を募集中です。
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このプロジェクトでは視覚障害を持つシン・ヒョンスンさん(韓国)と影澤哲二さん(日本)が約9kmの周回コースを11周する100km、制限時間12時間というレースにチャレンジ。シンさんには日本の、影澤さんには韓国のランナーが伴走するほか、チームメンバーとして3人のランナーがソロで出場。韓国を代表する世界的なウルトラランナーの沈在徳 / シン・ジェドク / Sim Jae Dukさん、今年9月のウルトラトレイル・マウントフジのSTYで女子優勝の宮崎喜美乃 / Kimino Miyazakiさん、プロレスラーで砂漠や南極マラソンを完走している三州ツバ吉 / Tsubakichi Sanshuさんがチームを盛り上げます。
このプロジェクトのねらいについて、ウェブサイトでは次のように説明しています。
自らの限界に向けてトレーニングに励み、様々な工夫を凝らし、障壁を乗り越えようとする姿勢において、障害や国籍の違いは意味をなしません。互いに違いを認め合いながら、ひとりひとりが輝く世界がそこにあります。
障害をもつ人たちを「気の毒な人たち」、国や文化が異なる人たちを「付き合いにくい人たち」と決めつける人がいるとしたら、その考えが思い込みであることに気づいてもらいたい—障害と健常、日本と韓国をつなぐ懸け橋になりたいと願いながら、メンバーは走ります。
このプロジェクトでは大会で着用するビブス制作費や渡航費の一部を支援するクラウドファンディングクラウドファンディングによる資金集めを11月12日(木)まで行っています。本校執筆の締め切り3日前の段階では資金集めが成功する目標額まではあとわずか。
100kmのウルトラマラソンを通じて、立場を超えた共感とメッセージを伝えようとするチーム「光の絆」のチャレンジまであと10日あまりです。
- プロジェクトのウェブサイト・第6回 Korea Cup 100 | ウルトラ・チャレンジャーズ・ネットワーク
- 資金集めを行っているクラウドファンディングのページ・視覚障害者2人を含む日韓合同チームでウルトラマラソン出場! – READYFOR (レディーフォー)
- 大会主催者の韓国ウルトラマラソン連盟のウェブサイト・Korea Ultra Marathon Federation