先週末の5月21日土曜日に長野県南箕輪村で開催された21km / 1,650mD+の経ヶ岳バーティカルリミットで女子優勝の渡部春雅 / Kasuga Watabeさんにレース後にインタビューしました。経ヶ岳バーティカルリミットは今年のスカイランナー・ジャパンシリーズ(SJS)のSKYカテゴリーの第一線として開催されました。
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(Photo by Hideki Wachi)
現在13歳で中学二年生の渡部春雅さんが(年代別ではなく)女子総合優勝という快挙に会場には驚きの声と歓声が上がりました。しかし、スカイランニング・トレイルランニングのファンにとっては、小学5年生だった3年前の2013年のシーズンから山岳レースを走って大人顔負けの活躍をしている渡部さんの名前はよく知られていました。しかし、ショートの部ではなく、国内の山岳レースで活躍するアスリートも参加する難度の高い大会で優勝した今回の活躍は、渡部さんの実力の高さを改めて見せつけることになりました。今回の優勝タイム(2時間46分)は昨年のこの大会の長谷川香奈子さんのタイムを5分上回っています。
当サイトではお母様にご了解いただいて、初めて渡部さんのビデオインタビューを行いました。渡部さんは、自然の中で過ごすのを楽しみながら登りも下りも気持ちよく走ったと笑顔を見せました。スカイランニングだけではなく、マウンテンバイク、ロードバイク、スキーと様々なスポーツに挑戦している渡部さんの今年の目標はトライアスロンだといいます。「どのスポーツも楽しくてどれかに絞れない」といいつつも何かの競技で「世界一になりたい」と夢を話してくれました。一方で、今は最近始めたばかりの乗馬で、馬とふれあって障害を越えるのが楽しいとのこと。
渡部春雅さんとのインタビューは下から。冒頭では優勝したフィニッシュの様子の動画もご覧いただけます。今回の経ヶ岳バーティカルリミットを振り返った当サイトの記事はこちらからご覧ください。