蔵王温泉(山形市)で開催されたZao Skyrunningのうち、9月3日土曜日に開催されたバーティカル・レースで優勝した 宮原徹 / Toru Miyaharaさんに土曜日の夜、現地でインタビューしました。今回のZao Skyrunningは2016年のスカイランニング日本選手権となっており、宮原さんは昨年に続いてVKカテゴリーで日本選手権チャンピオンとなりました。
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最近はもっぱら5kmで1000mの標高差を駆け上がる競技、バーティカル・キロメーター(VK)に集中して取り組んでいる宮原徹さんは国内のVKのレースでは無敵の存在。今回は2週間前にアメリカ・コロラド州で開催されたPikes Peak Ascentに出場して帰国したばかりですが、疲れをみせることもなく37分6秒で優勝。後続に1分以上の差をつけて、再び日本選手権チャンピオンとなりました。
しかし今回は自身で目標としていたタイムより1分遅かったといいます。序盤から体が重い感じで、後頭部を強い日差しが照りつけるとちょっと頭がボーッとした感じがしたと振り返ってくれました。
今回、所属する滝ヶ原自衛隊から宮原さんが優勝、新牛込崇史さんが2位、柳澤隼人さんが3位と表彰台を独占。この結果について、「このメンバーでスカイランニングのバーティカルに何度か挑戦しているが、表彰台に並んで立てたのは初めて。特に新牛込は並んだ走った時も力強さを感じ、いい走りができていたと思う」と感想を話しました。
インタビューの最後では2週前のPikes Peak Ascentについても聞きました。昨年は宮原さんが優勝している大会ですが今回は5位。「改めて世界のレベルの高さを実感した。特に優勝した選手(Joe Gray)の走力は抜きん出ていた」と振り返りました。
日本のスカイランニング界において、他を圧倒する実力から当サイトが皇帝の称号を献呈する宮原徹さんとのインタビューは下から。当サイトでは、宮原さんが優勝したバーティカルレースを含む今回のZao Skyrunningののリザルトを別の記事で紹介する予定です。