今週末の9月23日金曜日にスタートするウルトラトレイル・マウントフジ / Ultra-Trail Mt. Fuji(UTMF)を前に、アメリカ・カリフォルニアから来日した ディラン・バウマン / Dylan Bowman(The North Face / Red Bull)さんに滞在先の河口湖でインタビューしました。
今回の当サイトのUTMFのレポートは、The North Faceのご協賛によりお送りします。
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ディラン・バウマンさんはコロラド出身で現在はカリフォルニア州のサンフランシスコ郊外に住む30歳。2014年にウェスタンステイツで3位、昨年2015年には全米そして世界から実力ある選手が集まるレースとして知られるThe North Face 50 mile Championshipで2位、とウルトラ・トレイルランナーとしては世界トップクラスの実力の持ち主です。初来日となる今回、日本での滞在を楽しんでいると話してくれました。今週は台風に見舞われた日本ですが、合間をぬって河口湖周辺やUTMFのコースとなるトレイルを走って楽しんでいる、と話してくれました。
UTMFのコースについては、アップダウンの激しい山岳パートと、比較的走りやすいトレイル、そしてロードといろんなパートがあるのは自分に向いている、と分析しています。「自分はその3つのどれか一つに秀でているということはないけれど、全体としては結構速く走れると思う」とのこと。速いペースに疲れたらトレイルの登りを楽しめばいい、とポジティブな姿勢を見せてくれました。
ディランさんは学生時代はラクロスの選手として活躍。それまでもチームスポーツの経験はあるものの、走ることに競技として取り組んだことはなかったといいます。そのことと現在トレイルランニングで活躍していることとの関係について聞いたところ、「一つのスポーツだけにしぼり込まなかったのはよかったと思う。バランスよく体を鍛えられたから。ランニングだけしかしていなかったら故障して走るのが嫌になってしまっていたと思う」と答えてくれました。
そして週末のUTMFについては、順位にこだわらず「自分の力を出し切ってしっかり完走すること」が目標と控えめな答え。2014年にウェスタンステイツを完走(3位)して以来、100マイルを完走していないので、今回は100マイルという距離に対して自信を取り戻せるような走りをしたい、とその胸の内を話してくれました。
ディラン・バウマン / Dylan Bowmanさんとのインタビューは下からご覧ください。今回のウルトラトレイル・マウントフジの見どころと有力選手を紹介する当サイトのプレビュー記事もぜひご覧ください。