サハラマラソン Marathon des Sables 2017・現地レポート その2・大会前日

Marathon-des-Sables-logo-squareサハラ砂漠で開催される7日間・250kmのステージレースで究極のウルトラマラソン、サハラマラソン Marathon des Sables(MDS)の二日目、8日土曜日はビブを受け取ったり必携装備品の確認などのチェックインの手続きを済ませ、大会前日のブリーフィングが行われました。いよいよ明日9日日曜日午前9時(日本時間午後4時)にステージ1がスタートします。当サイトではUltra-Trail World Tourの第4戦となるMDSが開催される現地に入っており、選手とともに移動しながら取材して、随時現地から大会の模様をレポートしています。

大会開催中は大会ウェブサイトでGPS端末でリアルタイムに所在地をウェブサイト上で確認できたり、ビブ番号を指定して書き込むとメッセージが選手に届く(紙に印刷して配布)ようになっています。

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(写真・サハラマラソンのブリーフィング後に日本から参加の皆さんとレースディレクターのパトリック・バウアーさんで記念撮影。Photo by Koichi Iwasa / DogsorCaravan.com)

4月8日土曜日:スタート前日

大会当日の朝、医療テントではエルラシッド・モラビティやナタリー・マクレアなど男女のトップ選手がドーピング検査を受けました。サハラマラソンはUTWTのシリーズ戦であり、フランス陸連の公認大会でもあり、ドーピングコントロールも行われています。大会ではトップ選手だけでなく、一般のランナーも体調に気を付け、薬に頼ってレースを無理に続けることがないよう呼びかけています。

その後、全選手の装備チェックも行われました。装備や水が一定の重さに達しているか、など細かいチェックです。

夕方にはブリーフィングが行われました。

厳しいチェックとなりました。

受け付けを済ませた島脇伴行さん。

ブリーフィングでも人気の昨年まで三連覇しているエルラシッド・モラビティ。

大会の創設者でレースディレクターのパトリック・バウアーさんがブリーフィング。

福山眞弘さん、清美さんは銀婚式の記念にMDSに参加。ブリーフィングでバウアーさんが紹介し、皆の拍手を受けました。

ブリーフィングを終えてくつろぐ日本の女性選手のテント

羽隅順子さんは今回が16回目のMDSです。

ヨコヤマヨシゾウさんはカロリー源はナッツ類2kgという超効率重視

中田博喜さん、蕗子さんご夫妻は新婚旅行にMDSを選びました。

準備に余念がありません。

三明隆さんは足元は足袋、ウェアは忍者のような装束に頭巾。「黒なので熱がこもらないか心配」とのこと。

夕暮れのサハラ砂漠に日の丸がはためきます。

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