サハラ砂漠で開催される7日間・250kmのステージレースで究極のウルトラマラソン、サハラマラソン Marathon des Sables(MDS)の二日目、8日土曜日はビブを受け取ったり必携装備品の確認などのチェックインの手続きを済ませ、大会前日のブリーフィングが行われました。いよいよ明日9日日曜日午前9時(日本時間午後4時)にステージ1がスタートします。当サイトではUltra-Trail World Tourの第4戦となるMDSが開催される現地に入っており、選手とともに移動しながら取材して、随時現地から大会の模様をレポートしています。
大会開催中は大会ウェブサイトでGPS端末でリアルタイムに所在地をウェブサイト上で確認できたり、ビブ番号を指定して書き込むとメッセージが選手に届く(紙に印刷して配布)ようになっています。
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(写真・サハラマラソンのブリーフィング後に日本から参加の皆さんとレースディレクターのパトリック・バウアーさんで記念撮影。Photo by Koichi Iwasa / DogsorCaravan.com)
4月8日土曜日:スタート前日
大会当日の朝、医療テントではエルラシッド・モラビティやナタリー・マクレアなど男女のトップ選手がドーピング検査を受けました。サハラマラソンはUTWTのシリーズ戦であり、フランス陸連の公認大会でもあり、ドーピングコントロールも行われています。大会ではトップ選手だけでなく、一般のランナーも体調に気を付け、薬に頼ってレースを無理に続けることがないよう呼びかけています。
その後、全選手の装備チェックも行われました。装備や水が一定の重さに達しているか、など細かいチェックです。
夕方にはブリーフィングが行われました。