モーツァルトを生んだ都市として知られるオーストリア・ザルツブルクで開催されるmozart 100®︎が、トライアスロンをはじめとするスポーツイベント企業であるIRONMAN Groupの傘下に入ることが発表されました。IRONMAN Groupはトレイルランニングでは2018年5月にUltra-Trail Australiaを、2019年1月にTarawera Ultramarathonを傘下に入れています。IRONMAN Groupは今回のmozart 100®︎の獲得で欧州のトレイルランニング市場に進出したことになります。3つの大会はいずれもUltra-Trail World Tour(UTWT)のシリーズ戦となっています。
2012年以来、毎年6月に開催されているmozart 100®︎はUTWTのシリーズ戦となっている108kmのレースのほか、78kmなどあわせて6つのコースでソロやリレーのレースが行われています。大会のファウンダーであるジョセフ・マイヤーホーファー Josef Mayerhoferさんや大会主催者チームの皆さんは、IRONMAN Groupに入ったのちも引き続き大会の運営に当たります。
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中世以来の旧市街をメイン会場にザルツカンマーグート Salzkammergutと呼ばれる、風光明媚な山と湖、温泉で知られる保養地が点在するエリアをコースとしているmozart 100®︎。当サイトでも2018年6月の大会を現地で取材しました。mozart 100は新型コロナウィルスのため今年の大会は中止となりましたが、来年2021年は6月19日に開催予定。エントリー受付は10月15日開始となっています。