ランニングウェアを選ぶことで自然環境を守る姿勢を示すことができます。
海から回収されたプラスティック廃棄物やコーヒー豆のカスなどを原料とする100%リサイクル素材のランニングウェア「Rockay(ロッケイ)」がCAMPFIREでクラウドファンディングを行っています。ウィメンズ・メンズのウィンドブレーカー、タイツ、ショーツ、ロングスリーブ、Tシャツ、タンクトップやヘッドギア、ソックスなどのアイテムがリターンとしてラインナップされています。
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Rockayを立ち上げたのは北欧・デンマークのウルトラランナー、ダニエル・シャベール Daniel Chabertさん。世界を旅するうちに地球の自然環境を守るために何かを変えなくてはいけない、という情熱が新しいランニングウェア作りにつながりました。
Rockayの製品は海に捨てられたプラスチックやコーヒー豆のカスを原料とする100%リサイクル素材でできており、売上の一部はResea Projectへ寄付され海の浄化に役立ちます。工場は100%グリーン電力で稼働し、製品のパッケージは生分解性プラスチックのポリ袋や再生紙を使用しています。
機能面では、コーヒーかすから作られるS.Café®ポリエステルはコットンに比べて乾燥時間が最大200%という吸収速乾性に優れた素材。また全ての製品にポリジン加工がされていて防臭性に優れます。洗濯の回数を減らすことで環境にも優しい。
Resea Projectを通じてソックス一足ならペットボトル13本分、Tシャツ一枚ならペットボトル57本分の海洋プラスティック廃棄物が回収されます。Rockayのアパレル製品は一つにつきおおよそ3gのコーヒーの粉を使用しています。
今回、クラウドファンディングを立ち上げたのは海外のスポーツブランドの日本総代理店としての経験が豊富な株式会社mesutta(メスタ)。代表の栗原さんは、2年前から自社ブランドの製品作りを始めてから「製造業の廃棄物の量が桁違いに多いことに驚き、戸惑いました」といいます。栗原さんの問題意識がRockay創業者のダニエルさんの哲学と出会って今回のクラウドファンディングにつながりました。
RockayのクラウドファンディングはCAMPFIREで4月まで受付中。リターンとなる製品の発送は7月初旬、全国での販売は9月が予定されています。