イタリアのトレイルランナー、ルカ・マンフレディがドーピング検査で陽性と判明、2010年に続いて2度目

海外メディアによれば、イタリアのトレイルランナーで2019年100 miles of Istriaで3位などの成績を持つルカ・マンフレディ Luca Manfrediがドーピング検査の結果を受けて、イタリア国内ドーピング防止裁判所が大会等への出場について一時停止の措置を決定したことを発表しました(FIDAL<イタリア陸連>のプレスリリース)。

(写真・Apricaのウェブサイトより)

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陽性が判明したのは今年6月26日に開催されたLavaredo Ultra Trail(イタリア、コルティナ・ダンペッツォ)において行われたドーピング検査でした。検出されたのは抗炎症ステロイド外用薬として使われるトリアムシノロン・アセトニドでした。マンフレディはこのレースに出場したものの、途中で棄権しています。

ルカ・マンフレディは自転車競技のアスリートとして活動していた2010年にGran Fondo delle Alpiに参加した際、ドーピング禁止物質であるアンフェタミンとエフェドリンが検出され、2010年から2012年の2年間の禁止処分に服していました。近年ではイタリア国内のトレイルランニングレースで優勝しているほか、国際的な大会でも活躍。ITRAパフォーマンスインデックスは854というエリート選手です。2020年6月には24時間の累積獲得高度で17,000mD+を記録して世界新記録となっていました(その後9月にオーレリアン・デュナン-パラス AurélienDunand-Pallaz<フランス>が17,217mD+で世界記録を更新)。

マンフレディの2010年に続く二度目のドーピング違反にともなう処分については今後、イタリア国内での審判手続きを経て決定される見込みです。

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