2022.10.05
レポート / Report Koichi "fluffy" Iwasa
高尾山にサロモンの新しいコンセプトショップ「SALOMON TOKYO TAKAO CONCEPT」がオープン、カフェと隣接、2階にコミュニティスペースも
高尾山にまた素敵な場所ができました。
サロモン は10月1日土曜日に東京都八王子市の高尾山麓にコンセプトショップ「salomon tokyo takao CONCEPT 」をオープンし、「サロモン製品の販売はもちろんサロモンの持つマウンテンスポーツの DNA から生まれる価値観を高尾山の魅力と共に全世界に発信」(プレスリリースより)します。
オープン前日の9月30日に関係者向けの内覧会とトレイルランニングシューズ「SPEEDCROSS 6 」の体験イベントが行われ、当サイトも参加してきました。
「SPEEDCROSS 6」の体験
レビュー はこちらからご覧いただけます。
新ショップは同日にオープンした高尾山麓の民家を再活用するというプロジェクト、TMH.(TOKYO MOUNTAIN HOUSE) のメインテナント。高尾山口から登山口に向かう小道に面していて、「SALOMON TOKYO TAKAO CONCEPT」は広々としたウッドデッキを挟んで建物の一階に位置しています。
TMH.の外観と1階のサロモンのコンセプトショップ。高尾山麓の民家をそのまま活かし、低開発な設計で再活用している。
2階からの眺め。建物が面した案内川沿いの小道にはハイキングにこれから向かう人、帰る人が行き交う。
ショップ内は9月に発売されたサロモンの代表的なトレイルランニングシューズの最新作「SPEEDCROSS 6」をはじめ、サロモンのシューズ、ハイキングブーツが揃うほか、シャツ、パンツ、ジャケットなどのアパレル製品も展開。バックパックもトレイルランニング向けの人気モデルとライトなハイキングに使いやすいアイテムが揃っていました。
コンセプトショップ「SALOMON TOKYO TAKAO CONCEPT」の内観
サロモンのランニングシューズ、ハイキングシューズが揃う。
トレイルランニング、ハイキングのためのバックパックも揃う。
ショップ内のスペースでは今後、価値観を共有する企業やブランドとのコラボレーションを予定。2階には民家の内装を残した和室のスペースがあり、「コミュニティスペースとして各種イベントに活用していくほか、ランニングチームの集合や着替え場所、小規模な集まりに活用してもらえるようにしたい」(サロモン・マーケティングマネージャーの石田さん)とのこと。
2階のコミュニティスペースはあえて元の民家の雰囲気を残している。
サロモン・マーケティングマネージャーの石田さん
TMH.(TOKYO MOUNTAIN HOUSE)はアメリカ・ユタ州出身のデレックさん、同じ高尾のMt. TAKAO BASE CAMP を経営する宮澤さんによるプロジェクト。日本で結婚してたまたま住んだ高尾に惚れ込んだというデレックさんは「この場所が手に入ると聞いてすぐに手を挙げて確保しました。いい場所にしたいと思って頑張っていましたが、サロモンが一緒に魅力を発信したいといってくれたのはうれしい驚きでした。これから楽しみにしています」と挨拶。宮澤さんは高尾山口駅を挟んで東側に位置し、サロモンのシューズのレンタルもできるMt. TAKAO BASE CAMPとあわせて、高尾山を訪れる際には立ち寄ってほしいと話しました。
TMH.のデレックさん、宮澤さん。
サロモンのコンセプトショップに並んでカフェがオープン。テイクアウトのほか、デッキスペースで楽しむことができる。
内覧会の後のレセプションではカフェのメニューからクラフトビール、ベジ・ホットサンドが振る舞われた。