5月の連休は日本のスカイランニングの中心地、長野県上田市の熱いレースで始まります。
(写真・上田バーティカル女子優勝の秋山穂乃果のフィニッシュ。Photo © JSA)
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5月3 – 4日に開催の「上田バーティカルレース – 太郎山登山競走 –」は初日の3日にバーティカルのレースが行われました。距離5.0km、累積獲得高度1000mで上田の市街地を北から見下ろす太郎山山頂を目指す「猿飛佐助コース」ではJSA登録選手によるエリートレースが行われました。このレースは今シーズンからJSA(日本スカイランニング協会)が立ち上げた「V GAMES JAPAN」の開幕戦となっています。
女子のレースは昨年の前日本選手権・バーティカルのチャンピオンである秋山穂乃果が57:34で優勝。昨年の自身のタイム(54:31)には及びませんでしたが、連覇を果たしました。2位には齋籐磨実(1:00:09)、3位に岩楯志帆(1:00:20)が続きました。昨年2位の小林華蓮は4位という結果でした。
男子は昨年のスカイランナージャパンシリーズ・VK年間チャンピオンで、このレースで準優勝の宮川朋史が45:07で勝利。昨年の自らの優勝タイムを13秒上回りました。昨年に続いてマスターズM40カテゴリーのチャンピオンの座も獲得しています。2位は昨年のジャパンシリーズ3位でびわ湖バレイVKで1位の山口大河(46:21)。3位は乾碩で46:44でした。
猿飛佐助コースの一般の部のレースでは杉浦龍馬が53:23、中島彩香が1:28:28でそれぞれ男女のレースで優勝。距離3.7km、累積獲得高度700mの「真田幸村コース」は兼子卓也が27:56で男子優勝。女子は小学生の田口夏稀が33分29秒で優勝しました。
上田バーティカルレースは二日目の4日に大星神社をスタート・フィニッシュとして太郎山、虚空蔵山をつなぐコースで25kmと18kmのスカイレースが行われます。
上田バーティカルレース・バーティカル リザルト
猿飛佐助コース・エリート(V GAMES JAPAN 開幕戦)
女子
- 秋山 穂乃果(長野県)00:57:34
- 齋籐 磨実(神奈川県)01:00:09
- 岩楯 志帆(東京都/The Skywolf)01:00:20
- 小林 華蓮(長野県)01:01:19
- 大掛 莉奈 (愛知県)01:01:47
- 沢田 愛里 (北海道)01:02:08
- 大掛 柚奈(愛知県)01:02:09
- 清水 明子(栃木県/古賀志山快速登山部)01:02:38
- 相原 千尋(香川県)01:03:13
- 佐俣 明香莉(埼玉県/SC丹沢秦野)01:03:53
男子
- 宮川 朋史(福井県)00:45:07 Over 40 1
- 山口 大河(東京都)00:46:21
- 乾 碩(埼玉県)00:46:44
- 高村 純太(新潟県/ECHIGO SKY CLUB)00:46:51
- 甲斐 大貴(東京都)00:47:17
- 藤 飛翔(長野県)00:47:37
- 柿木 郁人(神奈川県)00:50:00
- 加藤 浩(神奈川県/SC丹沢秦野)00:50:34
- 松本 祥汰(群馬県)00:50:46
- 大谷 康太(広島県)00:51:02
猿飛佐助コース・一般
女子
- 中島 彩香(群馬県)01:28:28
- 佐藤 佳代子(群馬県 / Kirysky481) 01:32:56
- 平林 結(長野県) 02:35:35
男子
- 杉浦 龍馬(愛知県)00:53:23
- 小川 祐一(神奈川県) 00:54:03
- 丸山 智明(長野県) 00:58:26
真田幸村コース
女子
- 田口 夏稀(埼玉県)00:33:29
- 町田 彩羽(埼玉県) 00:38:59
- 長谷川 由理(愛知県) 00:39:09
男子
- 兼子 卓也(福島県)00:27:56
- 矢花 海空 (長野県) 00:29:14
- 栗原 正明(山梨県)00:29:51