スペイン・カナリア諸島ラパルマ島で開催されるトレイルランニング大会の Transvulcania by UTMB はUTMBワールドシリーズから離脱することを発表しました。Transvulcania はコロナ禍とラパルマ島の火山噴火を乗り越えて復活した2022年10月の大会からUTMBワールドシリーズに加わり、今年5月にシリーズの大会として二度目の大会が開催されていました。UTMBワールドシリーズから大会が離脱するのは今回が初めてとなります。
(Photo © UTMB)
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スペインのトレイルランニングメディア「RUNEDIA」によれば、Transvulcaniaは地元自治体が主体となってUTMBワールドシリーズに参加したものの、UTMBワールドシリーズが大会の主導権を握ることに対して地域からは反発もあった模様です。UTMBワールドシリーズのスペインにおける運営を担う「UTMBイベリア」は「スペインにおいてVal d’Aran by UTMBと並んでUTMBワールドシリーズのイベントとなる新たな大会を発表するために最終的な詳細を詰めている」とコメントしています。
UTMBワールドシリーズの大会は全部で39を数えていましたが、今回のTransvulcaniaの離脱により、イベント数は38となります。