2024年のスカイスノー世界選手権 SkySnow World Championshipsがイタリア北東部のタルヴィージオ Tarvisio で3月8日、9日の日程で開催されています。初日の8日金曜日は3.6kmで974mの標高差を駆け上るバーティカル種目が行われ、トーブ・アレクサンデルソン Tove ALEXANDERSSON (SWE) 、タデイ・ピヴィック Tadei PIVK (ITA) が女子、男子のカテゴリーで金メダルを獲得しました。今回は日本から初めて6人の代表選手が出場し、女子では小林華蓮 Karen KOBAYASHIが18位、男子では宮川朋史 Tomofumi MIYAGAWA が13位となりました。
（写真 初日のバーティカル種目のスタートラインに立つ日本代表選手。Photo © JSA）
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初日のバーティカルを制したタデイ・ピヴィック（左）とトーブ・アレクサンデルソン。Photo © ISF
スカイスノー競技は高所の雪上でシューズにマイクロクランポンを装着して走るというスポーツで、スカイランニングの延長となる冬季の競技としてISF（国際スカイランニング連盟）が普及に取り組んでいます。2022年にスペインのシエラネバダ Sierra Nevadaで第1回の世界選手権が開催されており、今回は2回目の開催です。参加国は15カ国から21カ国に増え、日本からも今回初めて代表チームが参加しています。
今回の世界選手権では初日のバーティカル種目に続いて9日日曜日に15.4kmのコースで累積獲得高度 515mD+のクラシック種目が行われます。両種目と両種目を合算するコンバインドの三つのカテゴリーと団体をあわせて合計21個のメダルが準備されています。
Photo © JSA
今回の世界選手権の開催地となるタルヴィージオはイタリアのウーディネ県に属し、オーストリアとスロベニアに国境に接するエリアです。周囲をジュリアン・アルプスに囲まれ、冬季は豊富な雪に恵まれます。
石田寛雄 ISHIDA Hiroo 選手 Photo © JSA
バーティカル種目は夕暮れ時にスタートし、アスリートたちはスキー場の3.6kmの雪上を登り、フィニッシュ地点は標高1,786mに設けられました。
リザルト／2024年スカイスノー世界選手権 SkySnow World Championships・バーティカル
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女子 Women
- トーブ・アレクサンデルソン Tove ALEXANDERSSON (SWE) 42:28:59
- マドレン・カップラー Madren KAPPLER (GER) 42:44:18
- コリーナ・ジラルディ Ghirardi Corinna (ITA) 43:39:03
18 小林華蓮 KOBAYASHI Karen (JPN) 51:58:43
26 齋藤磨実 SAITO Mami (JPN) 59:27:34
男子
- タデイ・ピヴィック Tadei PIVIK (ITA) 36:04:75
- ディエゴ・ディアス Diego DÍAZ ORTEGA (ESP) 36:54:01
- ルカ・デルペロ Luca DEL PERO (ITA) 37:36:33
13 宮川朋史 MIYAGAWA Tomofumi (JPN) 42:00:16
18 石田寛雄 ISHIDA Hiroo (JPN) 44:01:06
20 中島純太 NAKAJIMA Junta (JPN) 44:20:77
25 小幡利春 OBATA Toshiharu (JPN) 45:38:18
