トレランJAPANがアジア・パシフィックトレイルランニング選手権の日本代表選手選出のプロセスを明らかに

トレランJAPAN(一般財団法人日本トレイルランニング協会)は今年2024年10月23-27日の日程で、韓国・ 蔚山(ウルサン)広域市の蔚州(ウルチュ)郡で開催されるアジア・パシフィックトレイルランニング選手権(Asia Pacific Trail Running Champi onship、APTRC)の日本代表選手について、選出のプロセスを明らかにしました。

APTRCの大会ウェブサイトによれば、ショート種目とロング種目については「それぞれの国または地域において、ITRAパフォーマンスインデックスの総合カテゴリー(”All distances”)で男女それぞれで上位30位以内」であることが出場資格となっています。その上で、ショート種目とロング種目の男女それぞれのカテゴリーに各国から最大8名の選手がエントリー可能とされています。エントリーについては各国の競技団体から申し込みと個人によるエントリーが可能。個人によるエントリーはこうした選手権大会では異例ですが、アジアの各国・地域におけるトレイルランニングの競技団体の活動状況を考慮してこうした措置が取られているようです。最終的な代表選手出場は、団体と個人からのエントリーを受け付ける主催者からの決定通知により確定することになります。

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トレランJAPANは今回のアナウンスの中で6月15日時点のITRAパフォーマンスインデックスをもとに男性女性それぞれ28名からなる日本代表の「選出対象者リスト」を発表しています。このリストに掲載された選手で日本代表を希望する場合は、所定のフォームにより「日本代表候補選手」に登録するよう呼びかけています。トレランJAPANでは登録した選手から主催者に提出する団体登録申込書に掲載する選手リストを決定することになります。

なお、今回のAPTRCでは23歳未満のユース世代のアスリートを対象とする距離約14kmの種目も設けられていますが、トレランJAPANでは選考のプロセスを設けていません。

APTRCは、アジア・パシフィックのトレイルランニング選手の競技力向上と交流を狙いにITRAが新たに開催する大会です。ロング種目(79.8km 5,750mD+)、ショート種目(40.6km 2,900mD+)、U23種目(14km, 900mD+)が行われます。大会は「Ultra Trail Nine Peaks」というトレイルランニングイベントの中で行われ、APTRCのsレースの他にはイタリアのTor des Geantsがイニシアティブをとるレースシリーズ「TOR X eXperience」に加わっている「9PEAKS RACE」(121km) やメレル・スカイランナーワールドシリーズの一戦である「2PEAKS SKY RACE」(26km)など、多くのレースが開催されます。

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