グラン・カナリア・ワールド・トレイル・メジャーズが2025年シーズンから「チームリーグ」を新設、ブランドやクラブチームのパフォーマンスに注目する新施策

独自の立ち位置を活かしてトレイルランニングの世界に新たな風を吹き込むことになるか。

グラン・カナリア・ワールド・トレイル・メジャーズ Gran Canaria World Trail Majors (WTM)は、2025年シーズンからブランドやクラブチームに注目を集めるためのチーム競技として「チームリーグ Team’s League」を導入することを発表しました

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チームとブランドの重要性

トレイルランニングでランナーが走る時、そのランナーの努力に加えて、ランナーを支えるブランドやチームの存在は欠かせません。ギア、シューズ、補給食、電子機器、そしてランニングクラブやスポーツ以外のブランドもランナーの挑戦を後押しし、成功に貢献しています。これらのサポートを提供するすべてのブランドやチームに対して、より多くの露出の機会を提供したいという考えから、新たなチーム競技が誕生します。

「チームリーグ」は各レースと年間総合でチームを表彰

2025年のシーズンから導入される「チームリーグ」はWTMの各レースにおいてブランドやチームが参加できるチーム競技です。各レースではアスリート個人の勝者だけでなく、優勝チームも決定されます。さらにベストの成績を収めた6レースの合計ポイントにより、シーズン全体の総合優勝チームが決定されます。

この新しいリーグのねらいは、ブランドが自社のアスリートとブランド自体を高いレベルの競技シリーズを通じてプロモーションを行う機会を提供することにある、とWTMのプレスリリースは述べています。

チームは最大6人で男女両性を含む

「チームリーグ」においては、各レースでのチームの最大人数は6人で、そのうち少なくとも1人は女性、1人は男性である必要があります。最小チームサイズは2人で、そのうち1人は女性、1人は男性である必要があります。

各レースでは、男性と女性のカテゴリーでトップ100のランナーがチームのポイントにカウントされます。1位の女性は100ポイントを獲得し、1位の男性も同様に100ポイントを獲得します。2位の女性は99ポイント、2位の男性も同様に99ポイントを獲得します。100位の女性は1ポイントを獲得し、100位の男性も同様に1ポイントを獲得します。各レースでの優勝チームは、トップ3のフィニッシャー(少なくとも1人は女性、1人は男性)の合計ポイントが最も高いチームとなります。

年間総合チャンピオンは、最高得点を収めた6レースの合計ポイントが最も高いチームとなります。

チームリーグに参加するには、各レースの参加登録時に各アスリートがどのチームのメンバーとしてチームリーグに参加するか表明します。ランナーは1年に1つのチームにしか参加できません。WTMの各イベントでは、そのイベントでのチーム賞が発表されます。チーム登録費用は無料、ただし「各レースで優勝したチームのマネージャーは、レースディレクターにビール(または彼/彼女の選択による他の飲み物)を買う義務があります。」(WTMのプレスリリースより)とされています。

Oped: これまでなかった試みがトレイルランニングを盛り上げるか

トレイルランニングにおいても様々なブランドがアスリートをサポートし、それによってより優れたギアが生まれたり、スポーツにまつわる様々なストーリーが語られています。しかし、ブランドの間で優劣をつけるような試みはありそうであまりありませんでした。ブランドのスポンサードで開催されている大会では、スポンサーのブランド以外のブランドを積極的に話題にすることは少ないでしょう。

WTMは参加するそれぞれの大会の個性や独自性を尊重することから、シリーズ全体で共通のブランドをスポンサーにすることが難しいと想像できます。そこを逆手にとって、どのブランドでもパフォーマンスに応じてプロモーションすることができる、というのがこの企画の新しいところです。

果たしてこの企画を受けて、各ブランドやクラブチームがどんなアクションを起こすか、これから注目されます。

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