【編集部より:7月13日から14日にかけて開催された「OSJ ONTAKE100」では、パラチノースを配合した補給食メーカー7社がブース出展や商品提供を行い、100kmや100マイルのトレイルランニングに挑戦するランナーを応援しました。この連載記事では各社の出展の様子を紹介するとともに、実際に試してみた印象をレポートします。】
「シンシュウエナジー」はトマトの栽培に適した信州でトマトジュースやトマトケチャップなどのトマト加工品を製造、販売している株式会社ナガノトマトが開発したスポーツ補給食で、今年新発売の製品です。
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松本に本社や工場をおく同社が、地元信州産のりんご果汁に天然由来で砂糖の1/5のスピードで吸収される持続性のある糖質であるパラチノースを配合しました。こうして誕生したエナジージェルが「シンシュウエナジー」です。
ブドウ糖やパラチノースによりスポーツ時に必要なエネルギーを摂取できますが、そこに信州産のりんご果汁が加わることで自然な甘さと爽やかな風味が実現しました。香料や甘味料は一切使用されておらず、素材本来の味わいが楽しめます。
「シンシュウエナジー」が生まれたきっかけはランニング好きな社員が地元のトレイルランニング大会に参加したことでした。「エイドステーションで飲んだ地元のりんごジュースのおいしさに感動したのがきっかけで、エナジージェルを作ろうというプロジェクトが始まりました。」(営業部部長・見澤さん)
その目標はりんごとパラチノースを組み合わせた新製品を作るというだけでは止まりません。「長野県にはトレイルランニングやマラソンのイベントがたくさんあり、県外からも大勢のランナーが参加されます。『シンシュウエナジー』を通じて長野県の魅力を発信して、その成果を地元の農家の皆さんに還元できたら、と考えています。」(見澤さん)
「シンシュウエナジー」は一袋40gのパウチ入りでエネルギー量は106kcal、賞味期限は9ヶ月です。現在、ナガノトマトのオンラインストアで販売するほか、今後は長野県内のスポーツ店でも取扱いを予定しているとのことです。
シンシュウエナジーを実際に試してみた
「シンシュウエナジー」を持ち帰って、後日試してみました。信州の山の実際の等高線をあしらったパッケージから中身を少しだけガラス皿に取り出してみると、りんご果汁の明るい黄色の透明なゼリーが出てきました。
口にしてみると、りんごの爽やかな酸味とパラチノースによる控えめな甘みがマッチしています。夏の常温の状態でもホロホロと崩れていくゼリーの食感があるのも飲み込みやすくて、ランニング中の補給食としては好印象です。
「シンシュウエナジー」は今後も長野県内のイベントに出展予定とのことです。もし見つけたら、信州の自然が育てたりんごとパラチノースが出会ってできた補給食というストーリーを思い出してみてください。
(提供・パラチノース)