2024年のトランスジャパンアルプスレース Trans Japan Alps Race 2024(TJAR)は、8月10日土曜日深夜12時に日本海岸をスタートし、二日目に入りました。
(写真 中央アルプスに入った竹村直太。© Kaz Nagayazu)
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【追記・3日目の8月13日火曜日早朝、大会実行委員会から2選手の失格が発表されました。失格は山中俊郎がチェックポイント1箇所を通過しなかったため、竹村直太がクライミングヘルメット着用を義務付けられた中央アルプスの宝剣山荘から極楽平で着用を怠ったため。いずれも自己申告を受けての判断となりました。】
12日月曜日の午前2時19分に竹村直太が最初に上高地のチェックポイントに到着。TJARスタッフアカウントの投稿によればこれは過去最速の通過タイムを1時間21分上回っているとのこと。続く土井陵は午前3時13分に上高地に到着。こちらもコースレコードを記録した前回のタイムを27分上回るというハイペースです。この後、竹村がおよそ2時間の仮眠をとったのに対し、土井はまとまった仮眠を取ることなく進んでいます。12日月曜日の午後10時ごろのGPSトラッカーによると、土井が竹村に対して2kmほどリードして、中央アルプスの最後のピークとなる空木岳に近づいています。土井は前回との比較では約1時間ほど早いペースでコースを進んでいます。
大会3日目の明日8月13日火曜日の午前8時が上高地のチェックポイントの締切時刻となりますが、本稿執筆時点ではまだ上高地に到着していないのは4選手のみで、いずれも槍ヶ岳を通過しています。前回出場の選手も前回よりも速いペースで進む選手が多く、例年と比べてもいずれの選手も概ね順調に3日目を迎えることになりそうです。
GPSによるトラッキングによれば、2日目の22時30分ごろの各選手の位置は次の通りです。
- 188km付近(空木岳手前):土井陵
- 186km付近(熊沢岳の先);竹村直太
- 163km付近(宮ノ越駅付近):保田直宏
- 160.5km付近(山吹トンネルの先):牧野高大
- 155km付近(スーパーまるとの先):塚田晃二
- 149.5km付近:山本将人
- 133.5km付近(ながわ山菜館):佐藤崇樹、吉川賢一
- 133km付近(奈川小中学校前):駿谷明宏
- 130km付近:片野大輔
- 128km付近:関淳志、安田光輝
- 126km付近:宍戸慶太
- 125.5km付近:小島路生
- 122.5km付近:青谷康一
- 117.1km付近:デリン・ウォルターズ
- (110.5km 釜トンネル出口)
- 107.5km付近:中川正博
- 104km付近(小梨平):武末伸也、堀米恵、山中俊郎
- 102.5km付近:保谷敏幸、田中謙一、前田和俊
- 102km付近:蘆田恭卓、笹野裕輔
- 91km付近(槍沢ロッジ):辻本有仁
- 90km付近:三上満
- 89km付近:石山和史、中村亮平
今回もダイジェストをお送りするにあたっては、 大会オフィシャルフォトグラファー、金崎徹 Toru Kanazaki、武部努龍 Doryu Takebe、、永易量行 Kaz Nagayasu、藤巻翔 Sho Fujimaki、茂田羽生 Hao Moda の皆さんに写真をご提供いただいています。
フォトダイジェスト・Day 2
当サイト・DogsorCaravan(ドッグスオアキャラバン)では、大会公式フォトグラファーの皆さんにご協力いただき、今回もTJARのデイリー・フォトダイジェストをお送りする予定です。
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